【第4次産業革命】AIやIoTなど今さら聞けないIT用語を解説します

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第四次産業革命について

近年、ニュースや新聞、雑誌などを見ていると必ず目にするであろう下記の言葉たち。

  • AI
  • IoT
  • ビッグデータ
  • ブロックチェーン技術

あなたは全て説明できますか?

これらの新技術によって、我々の生活が豊かになっていたり、経済効果をもたらしていたりと、第4次産業革命を起こす要因となっています。

今回は記事を読んでいけば第4次産業革命を起こしているこの4つの技術について詳しくなれます。

この時代を生きていく上で絶対に知っておきたい技術なので最後まで読んでみてください。

この記事でわかること
  • 第4次産業革命とは
  • AIとは
  • IoTとは
  • ビッグデータとは
  • ブロックチェーン技術とは

【第4次産業革命】AIやIoTなど今さら聞けないIT用語を解説します

10年以上前から、IT業界の成長が止まることを知らないために、次々と増えていくIT用語とその技術。

その中の一つである「AI」を聞いたことない人はいないのではないでしょうか。

ただ、AIがどのようなもので、どんなことに使われているのかについてまでは詳しく知らない人もいるのではないでしょうか。

そんな方へIT業界の言葉の中でも特に知っておくべき言葉をまとめていきます!

第4次産業革命とは

小中学校の歴史で習いますが、ある技術によって格段に産業が成長することを産業革命といいます。これまでに下記の3度の産業革命と呼ばれる経済の急成長がありました。

  • 第1次産業革命・・・石炭を使った蒸気機関が発達し、輸送が便利になったことで産業が発達
  • 第2次産業革命・・・石油や電力の登場で産業がさらに発達
  • 第3次産業革命・・・コンピュータ導入によって作業が自動化できるようになり産業がさらに発達しました。

そして今現在、第4次産業革命が起きそう、または既に起こっていると言われています。

その要因がITの進化によって登場した「AI」「IoT」「ビッグデータ」「ブロックチェーン技術」などの技術によって起こるとされています。

この第4次産業革命になると言われている技術に関してまとめていきます。

そもそもITとは?

まずはIT業界の言葉の説明に入る前に、ITそのものについても説明しておきましょう。

ITとは「Information Technology」の略称で、直訳すると「情報技術」を意味しています。

ITと聞いて一番最初に思いつくのは「パソコン」や「スマートフォン」ですよね。

ITはコンピュータを使った情報技術の総称のことで、情報を「手に入れたり・保存したり・伝える」技術のことです。

そのためパソコンやスマートフォンももちろんITですが、コンピュータを利用する電卓や、車や家電製品などもITと言えるでしょう。

コンピュータとパソコンの違い

コンピュータとは「大量の情報処理を自動で行ってくれる機械の総称」であり、コンピュータの枠中にスマートフォンもパソコンも電卓があるようなイメージになります。

このITの出現によって、今まで行っていた作業をコンピュータが自動化できるようになったために産業が発達しました。

そしてこのITはさらに発展し、応用することで次にあげる様々な技術に進化しています。

第4次産業革命を理由づける4つの技術

第一次産業革命に石炭。第二次産業革命に石油や電力、第3次産業革命にIT技術があったように

必ず何か産業革命が起こるに値する技術の発展や登場がありました。

第4次産業革命ではそんな産業革命を起こしている要因となっているであろう技術が4つもあります。

4つの技術について紹介します。

第四次産業革命の要因①:AIとは?何ができるの?

第四次産業革命-AI

AI(エーアイ)とは「Artificial Intelligence」の略称で直訳すると「人工知能」を意味します。

一般的には「コンピュータを使って、人間と同じような知能を再現する技術」と定義されており、今までのような単純な計算を行うのではなく、人間の脳のように、創造的な、指示されていない範囲までの処理を行える技術やシステムのことを指します。

AI(人工知能)とセットでよく聞く言葉「機械学習」「ディープラーニング」

AIを学習していくと必ずセットで聞く言葉に「機械学習」と「ディープラーニング」があります。

「機械学習」とはインプットされたデータから一定の規則やルールに従って結果をコンピュータ自身が抽出する技術のことで、人間の脳のように自分で考えて処理する技術と言えます。

それに対して、ディープラーニングは機械学習の手法の一つとされいるもので、人間が手をつけていないデータのなかからコンピュータが自動的にそのデータの特徴やパターンを発見する技術です。

つまりはAIの中に機械学習の分野があって、その機械学習を行う上での一つの手法にディープラーニングと呼ばれる技術があります。

近年AIがより産業を発達させる技術となったのはこの機械学習とディープラーニングの発達によるモノだといえるでしょう。

機械学習とディープラーニングついては下記の記事でさらに詳しくまとめています。よかったら読んでみてください!

第四次産業革命の要因②:IoT(アイオーティー)とは?どんな技術?

第四次産業革命-IoT

IoT(アイオーティー)とは「Internet of Things」の略称で、直訳すると「モノのインターネット」となります。

つまりは、今までインターネットとは縁もゆかりもなかったモノをインターネットに接続することで、より便利なモノにさせる技術です。

IoTの代表的な活用例として「シェアリングエコノミー(共有経済)」があります。

例えば、空き部屋を貸し出す民泊のサービスや車を共有するカーシェアリングが既に利用可能です。

そのほかにもモノをインターネットに接続することで、例えば、

  • 「エアコン×インターネット」
    ➡最寄りの駅に着いた時に、自動でエアコンがそれを察知して空調を入れ始め、部屋に着くときには快適な室温にしてくれます!
  • 「冷蔵庫×インターネット」
    ➡「あれ、豚肉まだあったかな?」とスーパーに買い物に来てからなった経験ありませんか?
    冷蔵庫とインターネットをつなげることによって、遠隔操作で冷蔵庫の中身を知ることができます。

このように、モノをインターネットに接続させることでより便利なモノを生み出せる。モノをインターネットに接続させる技術、接続させたモノのことをIoTと呼びます。

第四次産業革命の要因③:ビッグデータとは?どんな技術?

第四次産業革命-BigData

ビッグデータとはその名の通り、「大きいデータ」つまりは巨大で複雑なデータのことです。

ビッグデータの定義は明確には定められておらず、ただ世界中の人がインターネットを使うことによって集められるデータが従来のデータ量とは比べ物にならず。

膨大なデータが得られたことからビッグデータと呼び、なおかつ随時データ量が更新されています。

このビッグデータをAIやIoTとセットで利用することでビッグデータの真価を発揮します。

例えばFacebookが運営しているInstagramやGoogleが運営しているYoutubeなどはこのビッグデータを基にその人が興味ありそうな広告を流しています。

これはその人が見ている投稿や動画の特徴をデータ化して分析し、その人の趣味嗜好に合わせて広告を流しています。

第四次産業革命の要因④:ブロックチェーン技術とは?どんな技術?

第四次産業革命-Blockchain

そして4つ目はブロックチェーン技術です。

管理する機関や人を決めることをやめて、インターネットを使って全員で監視をし、誰も改ざんや不正のできない透明性を高める技術のことです。

このブロックチェーン技術を用いて作られたのが、ビットコインをはじめとした暗号通貨が代表的です。

ビットコインは今現在は投機的な目で見られている状態ではありますが、世界共通の通貨として使われることを目的に作られています。

国が違うと通貨が違うので換金したり、送金するのに送金手数料がかかったりと、いろいろな不便がありますが、

ビットコインの登場、流通が実現することによって我々日本人が海外に行った際も監禁する必要もなく、海外送金も国内送金も手数料は変わらないことも可能となります。

このように、上であげた4つの技術は我々の暮らしをより豊かにしてくれることは間違い無いです。

第4次産業革命がもたらすメリット3つ

第四次産業革命-メリット

第4次産業革命がもたらすメリットは下記の3点です。

  1. AIによる生産性の向上と労働者不足の解消
  2. IoTによる生活利便性の向上
  3. AIやブロックチェーン技術による商品の品質と安全性の向上

メリット1:AIによる生産性の向上と労働不足の解消

今ある業務の効率化をAIやビッグデータによって分析することでより有効的に行うことができます。
ロボットは疲れることがなく、ミスもしないので、生産性向上はもちろん人間の労働力不足を補ってくれる役割も担ってくれます。


例えば、これからの超高齢化社会では欠かせなくなるであろう介護福祉士の不足に光が射しているのが「介護ロボット」です。


介護職員が50キロ以上の介護高齢者を抱えるのを代わりに行ったり、排せつ処理などを職員や被介護者どちらに対しても壁となる部分を補助してくれる介護ロボットはこれからますます重宝されるようになることでしょう。

メリット2:IoTによる生活の利便性の向上

AIやIoTの技術が我々の身近な暮らしの中にも浸透していくことで今の暮らしよりも便利で豊かになります。

例えば、家にいないときは電源をオフで節電しつつ、帰宅するころには電源オンで快適なお部屋の温度にしてくれるエアコンや、冷蔵庫の中身を把握してくれており、スーパーで買い物中に冷蔵庫の中身を常にチェックできるような冷蔵庫が登場していたりと便利な商品が次々と開発されています。

これからも我々の暮らしはより豊かに便利になっていくことでしょう。

メリット3:AIやブロックチェーン技術による商品の品質や安全性の向上

代表とするのがFinTech(フィンテック)による安全かつ低コストの金融サービスの普及によるもので、中でもブロックチェーン技術によるセキュリティ面のこう

第4次産業革命がもたらすデメリット3つ

第四次産業革命-デメリット

第四次産業革命はいい事づくしではありません。中にはデメリットもあります。
第四次産業革命がもたらすデメリット

  1. 今ある仕事がなくなる可能性がある
  2. 生活が便利すぎるが故、筋力低下や運動不足の蔓延
  3. インターネットに依存しすぎてしまう

デメリット1:貧富の格差が広がる可能性が大きい

野村総合研究所によると、今ある職業の49%が10~20年以内でAIやロボットでも代替できるようになるだろうと発表しています。

もしかしたらあなたが今日々行っている業務もロボットに奪われてしまうかもしれないのです。

デメリット2:筋力低下や運動不足など生活習慣の悪化

第四次産業革命がもたらす影響として、生活が便利になるのはすごくいいのですが、これによってほとんどの事は家の中で行うことが可能となり、外出したり運動する機会がかえって少なくなってしまうのもこれまた問題です。

スーパーに買い物に行って重たい荷物を運ぶこともなくなり、テレワークで会社まで歩くこともなくなり、と運動不足に陥る人が増えてしまうのは問題といえるでしょう。

そのため、便利な世の中になるとはいえ、自分の健康に対する意識はしっかり見直す必要があります。

デメリット3:ネットワークへの依存によるおいていかれる人たちが出てくる

第四次産業革命によってますます進んでいく社会のデジタル化によって、取り残されてしまう人も出てくる可能性が高いです。

例えば、コロナワクチンの予約も、半分以上がWebから予約受付されています。

スマートフォンやPCを操作するのに慣れていない高齢者などはこれからの生活で苦労することも出てくるかもしれません。

このように、便利になっていく一方で、今まで通りにできたことが別のやり方を強いられ、取り残されてしまう人が出てしまうのも課題の一つです。

今からでも遅くはない!新たなスキルを身に着けよう!

これらのデメリットがわかっているなら、今から行動するだけです。

今の業務がロボットでもできそうな業務なのであれば、ロボットにはできない人間っぽいスキルを身に付ける努力をしてみましょう!

ロボットにはできない人間にしかできない仕事の一つに、ロボットを作る側、操作する側の仕事、例えばAIエンジニアやデータサイエンティストなどの仕事があります。

これらは一見難しそうに見えますが、しっかりと学んでいけば仕事に困ることはなくなりますので、ぜひ一つの選択肢として考えてみてください。

  • この記事を書いた人

ぺぺまる

 \人生を楽しむプロ/

札幌生まれ札幌育ちの26歳|大学受験失敗をきっかけに自分の本当にやりたいことを探求|暗号資産投資で失敗 ▶ 営業代行で自分の商品を作りたくなる ▶ イベント事業 ▶ ブログをはじめました!|アウトプットブログ ▶ 理想の働き方研究室へ|結局人生楽しんだもん勝ちだと思ってます!

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