- 給料が低いとか、老後の資金問題とか、お金の悩みが尽きません。
- お金の勉強とかマネーリテラシーを身につけたいと考えているのですが、そもそもお金の勉強って何から始めたらいいかわかりません!
お金の勉強というワードが最近メジャーになってきていますが、どんな勉強をすればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
僕も実際、お金の勉強とは投資の勉強をすることだとばかり思っていたのですが、投資の勉強はお金の勉強の1ジャンルにすぎませんでした。
そこで今回は、お金の勉強には投資の勉強以外にどんなジャンルがあるのか、いったい何から始めたらいいのか。お金の勉強をこれから始めようと考えているあなたに向けて、「よし!この勉強から始めよう!」と思えるような記事を用意しました。
老後のために貯金を増やしたい人も、海外旅行に行きたい人も、親孝行したい人など、全ての人に必要なお金の勉強なので、ぜひ最後まで読んで、お金の勉強に向けた最初の一歩を踏み出しましょう!
こんなあなたへ向けた記事です
- お金の勉強に興味がある人
- お金の勉強を始めたいけど何から始めたらいいのかわからない人
- お金を稼ぎたい人
- お金を増やしたい人
- 投資の勉強をし始めたばかりの人
お金の勉強が必要な理由
お金の勉強が必要な理由を理解していないと、勉強しようという気にもならないし、続かないことも多いです。
そのためこの記事で一番最初に紹介するのは、お金の勉強をする理由を大きく三つ紹介します。
お金の勉強 = お金について知ること
そもそもお金の勉強とは、「お金について知ること」です。
好きな人と付き合いたかったら、相手のことをたくさん知ってそれに見合う男になるように、お金が欲しいのであればお金についてたくさん知っておくことが重要です。
ただ、お金について知るといっても、どんな内容を知ればいいのかわからない人もいると思いますので、この記事ではお金のどんなことを知ればいいのかが分かるようにまとめていきますよ!
お金の勉強をしないリスクがでかい
お金の勉強をするときとしない時で、リスクの大きさが変わります。
日本では金融リテラシーの教育を受ける機会があまりありません。僕は96年生まれですが、保険や資産運用の勉強を学校で受けた記憶がありません。ほとんどの人は僕と同じでしょう。
最近では、積み立てNISAやiDecoなどの老後を意識した資産運用に取り組み始める人が増えていますが、それでもお金の勉強をする意識は足りないように感じています。
このサイトでは、「とりあえず、積み立てNISAをやる」のような改善ではなく、「お金の勉強をして自分で考える力」を身につけてもらいたいです。
お金の勉強をすると将来の不安が減らせる
人生100年時代と言われていますが、不安要素として大きいのがお金の問題です。
例えば65歳まで働いて定年、その後は現役時代でためておいたお金と年金で生活をしていく必要があります。いくらくらい必要かは、あなたの生活水準によって異なりますが、計算したことはありますか?
質素な暮らしをするだけであれば、問題ないのですが、せっかく30年を楽しく過ごすのであれば、子や孫たちを連れて旅行へ行ったり、奥さんとリッチな外食をしたり、楽しみがあったほうがいいですよね。
お金の勉強をすると、老後どれくらいのお金があればこれくらいの暮らしができそうだなとか、イメージがしやすくなります。
お金の勉強を何から始めたらいいかわからないならこの3つから!
お金の勉強を何から始めたらいいですか?と聞かれたら回答は、「現状の把握」「稼ぐと増やすは違う」「生活防衛資金の事は考える」の3つと僕なら答えます。
細かい話は後述していきますが、この3つを押さえることであなたに必要な勉強が見えてくるからです。
現状を把握すること(支出と収入の管理)
まずはじめに、「現状の支出と収入を把握すること」が必要です。
お金の勉強と聞くと、投資や資産運用の勉強をイメージする人が多いかもしれませんが、支出を減らすことが、自由に使えるお金を増やすことにつながります。
そのため、現状あなたがどんなことにお金を使っているのかを把握するために、支出と収入の管理はしっかり行いましょう。お金の勉強を始める上でまずやっておきたいですね。
家計簿アプリなどを使って収支を見える化してみると、「え、食費かけすぎかも、、、。」とイメージと現実のギャップに驚くことがあります。正直かなり痛いので早めに家計簿アプリやスプレッドシートを使って現状を把握することをおすすめします。
稼ぐと増やすの違いを知ること(労働収入と資産収入)
二つ目は「稼ぐと増やすの違いを理解すること」が必要です。
お金を「稼ぐ」のと「増やす」のとでは、数字が増えることという意味では同じなのですが、増えるまでの過程が違うのでこの違いを把握するのは大事です。
具体的には以下のような違いがあります。
- お金を稼ぐ ⇒ お金のないところからお金を生み出すこと(労働など)
- お金を増やす ⇒ お金の使い方を工夫してさらにお金を生み出すこと(資産運用など)
お金を「稼ぐ」ための勉強だけでは不十分ですし、お金を「増やす」ための勉強だけでも足りません。
「稼いで増やす」というのが一番最適解だと僕は考えています。
生活防衛資金だけは準備すること(心の余裕)
三つめは「生活防衛資金の準備すること」も必要です。
生活防衛資金とは、明日から万が一全く働けなくなり、収入が0になってしまったとして生きていける貯金が何か月分あるかです。生活防衛資金が何か月分あるかの計算は、「貯金額 ÷ 毎月の支出」で算出することができます。
まずは、半年以上の生活防衛資金を用意するところから始めるのがおすすめです。半年じゃ不安という人は、1年~2年分貯めておくと心の余裕が生まれます。
生活防衛資金がどれくらいあるかを把握しておくことで、今後お金の勉強を進めたうえでの副業や投資に挑戦しやすくなります。
お金の勉強は3ジャンルから選べばOK
お金の勉強において何から始めたらよいかと聞かれた場合、
お金の勉強を始める前の3か条を理解いただくだけでも勉強すべきジャンルが見えてくるのではないでしょうか?
例えば、「電気代が高くないか?もっと安くできないか」「携帯代をもっと安くできないか」など、月の支出に関する疑問だったり、「お金を増やす方法にはどんな方法があるのだろう」とか「稼ぎを多くするにはどうしたらいいのだろう」などなど。
全てお金に関係する事なので、疑問を解消するための新たな知識を仕入れることをお金の勉強と呼びます。つまり多種多様なジャンルがあるわけです。
その中で、「支出」に関する勉強と「お金を稼ぐ」ための勉強「お金を増やす」ための勉強、の3ジャンルに分けてお金勉強の始め方を紹介したいと思います。
お金の学習ジャンル
- 支出を減らす方法を学ぶ!
- 稼ぐ金額を増やす方法を学ぶ!
- お金を増やす方法を学ぶ!
お金の勉強①:支出を減らすための勉強
お金の勉強一つ目は「支出を減らすための勉強」です。
支出を減らすことは、お金を稼ぐこととほぼ同義だからです。例えば、月の収入を1万円増やすことと、支出を1万円減らすことでは、自由に使えるお金の量は一緒ですよね。
自由に使えるお金を増やしたいと考えた時、お金を「稼ぐ」ことや「増やす」ことを考えがちですが、無駄な支出を1万円減らすことができたら、自分の使えるお金が1万円増えたことになるので、とても重要なことなのです。
支出を減らすための勉強とは具体的には以下の6大固定費を見直すことが有効です。
6大固定費
- 保険
- 税金
- 光熱費
- 通信費
- クルマ
- 家
具体的な勉強方法を紹介します。
保険や税金の勉強はFP資格の勉強がおすすめ!
6大固定費である、保険料や税金を見直すための勉強方法としておすすめなのが「FP資格の勉強をすること」です。
FP資格とは、ファイナンシャルプランナーと呼ばれるお金の専門家になる為の資格ですが、1級から3級あるうちの3級の内容は、一般家庭で必要なお金の知識を網羅した内容となっており、ファイナンシャルプランナーに限らず必要な知識が得られます。
すなわち、FP資格の3級を勉強することで、保険や税金についてより詳しくなり、支出の見直しにすごく役立ちます。そんなFP資格に関しては以下の記事でまとめているので興味のある方はぜひご覧ください。
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光熱費や通信費は基本料金の見直しがカギ!
光熱費や通信費に関しては、基本料金の見直しをすることで今より安くできる可能性があります。
例えば光熱費の場合、電気やガスはほぼノーリスクで切り替えることができる新電力や新ガス会社をたくさん知っておくことで基本料金の安い企業へ変更することができます。
携帯代に関しても、格安SIMについて調べることで、「格安SIMで十分じゃん」と思えた暁には基本料金の安い会社へ乗り換えることを検討してみてください!
当サイトでも、おすすめの電力会社やガス会社、格安SIMを紹介していきますので、ぜひブックマークをしていただけると嬉しいです!
クルマや家に関しては本当に必要か?を考える!
クルマや家は、本当に必要かを考えることで削減できます。
確かに、クルマが好きで、あこがれるクルマに乗りたい人もいると思いますが、そんなに好きじゃないけど、クルマ屋さんにおすすめされたから買ってしまったなんて人も多いはず。
人生の中でも上位クラスの買い物である、マイホームとマイカーですが、現在新しい形も生まれてきています。例えば、クルマであれば、カーシェアやカーリースという購入ではない形で新車に乗ることができます。
自分のクルマの利用頻度やこだわりを見直して、一番支出を押さえられそうな方法を選択することも重要です。
よくある間違った節約
注意してほしいのが、無理をした節約です。僕たちは将来の為に生きているのではなく毎日を生きています。
例えば、支出を減らそうとして大好きな趣味を極限まで我慢したり、節約のために1日の食事をもやしだけにしてみたり。度を越えた節約はナンセンスです。
人の命にいつ終わりが来るかなんてわかりません。毎日が大事なのです、今日も大事にして下さい。
無理して節約するよりも、お金が足りないなら稼ぐ力を伸ばすのがおすすめですよ。
お金の勉強②:お金を稼ぐための勉強
お金の勉強二つ目は「お金を稼ぐための勉強」です。
今よりも収入を増やしたいと考えているのであれば、最初に思いつくのが副業や転職ですよね。今の会社に掛け合って今すぐ年収を100万円アップさせる!なんてほぼ不可能ですもんね...
もしも、副業や転職をしたことで年収がアップするなら、試す価値あると思いませんか?
そこで今回は、おすすめの副業についてと転職の流れを解説します!
お金を稼ぐ方法①:年収アップを狙ったスキルアップ
今の会社での年収アップを狙ったり、年収アップを狙った転職を目指す場合にはスキルアップが必要です。
AI技術が発展している現代では、スキルがなくてもできる仕事で収入を上げるのは難しいです。より専門的なスキルを身につけることで年収アップを狙えます。
理想の働き方研究室では、主に以下の5つのスキルを身につけることを推奨しています。
- 自分で考える力
- デジタルスキル
- マーケティングスキル
- コミュニケーションスキル
- マネースキル
お金を稼ぐ方法②:年収アップを狙った転職
年収アップを狙って転職をする人もいますよね。業界的に年収アップが難しいのであれば、未経験職への転職を考えてみることで年収アップが狙えます。
僕自体は正社員経験はないのですが、先輩や周りに転職を経験している人が多くいて、その都度インタビューをさせていただいているので、その情報をもとに転職に関する記事も執筆しています。
転職のきっかけは、人間関係や待遇、キャリアアップなど様々ですが、どうせ転職するのであれば年収アップを狙うのも一つの選択肢でしょう。
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お金を稼ぐ方法③:副業・複業
お金を稼ぎたいと考えたとき、副業を考える人も多いです。
理想の働き方研究室では、「時間と場所に縛られない働き方」をお勧めしているので、もしも副業を始めるのであれば、僕が実際に行って1円でも稼げたことのある以下の副業がおすすめです。
おすすめの副業
- ブログ
- プログラミング
- 動画編集
ブログ
ブログは、専門的なスキルがない人でも簡単に始めることができる副業の一つです。
ブログを始めるにあたって必要なスキルは、文章を書ける事だけだからです。
もちろん、読みやすく伝わりやすい文章を書けるに越したことはありませんが、とりあえず文章を書くことが出来れば、ブログを開設することはできます。その先で、文章をたくさん書いていくことで、身につけていけば問題ありません。
「ブログは稼げない」というイメージが強い人もいるかもしれませんが、まだまだ稼げます。始めやすさが故に「楽に稼げる」と思ってしまう人が続出するのが原因で、しっかりと戦略を考えて、試行錯誤しながら、コツコツ頑張れる人にこそおすすめしたいです。
プログラミング
プログラミングは、将来性の高さからおすすめできる副業の一つです。
プログラミングはとても幅広く、Webサイトを作成したりゲームを作成することもできますし、日々の業務を効率化するシステムを作成することもできます。
スキルを身につけるまでの努力は必要ですが、身につけたスキルは一生無くなることは無い為、さらにプログラミングの将来性の高さからチャレンジするにはもってこいのスキルです。
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動画編集
最後は動画編集です。YouTubeやTikTokなどの、動画配信サービスが主流となってきている現代では、動画を編集できるスキルの需要は高まっていく一方です。
基本的なスキルであれば、YouTubeやインターネットで無料で手に入る為、スキルを身につけやすいというのがおすすめのポイントで、基礎スキルさえ備わっていれば、副業として稼げるので、「稼ぎやすさ」という点でも初心者におすすめの副業です。
最初の内は、作業時間のわりに報酬が少ないこともありますが、スキルを少しずつ身につけていくことによって、作業時間当たりの報酬も増えていくので、チャレンジする価値はあります。
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お金の勉強③:お金を増やすための勉強
3つ目はお金を増やすことに関する勉強です。0からお金を増やすのではなく、お金を使ってお金を増やす、すなわち資産運用とか投資の勉強です。
資産運用とか投資にも、色々な種類があるので、まずはどのような資産運用があって、投資方法があるのかを知ったうえで、あなたが一番ピンときたものをチョイスして、より深く勉強していくのがいいと個人的には考えています。
つみたてNISAがいいとか、NISAがいいとか、iDecoが大事とか、なんとなく名前は見たことはあるけどよく知らないから始めていないなんて人もいますよね。まずは知ることです。
資産収入が大事ということは冒頭でもお伝えしましたが、労働収入だけではなく、長期的な目線も必要です。
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投資と投機の違い
よくある勘違いとして、投資と投機があります。
株式投資と聞いて、上がったり下がったりを、パソコンで見張ってないといけないイメージを持っている人がいますが、投資は、長期保有を基本としているのでパソコンで見張っておく必要はありません。
株式投資には、売ったり買ったりするタイミングで利益を得るキャピタルゲインと長期保有していることで得られるインカムゲインの2種類の報酬があり、投資はインカムゲインを目的とした運用を行います。
そのため、お金の勉強をしていない人は、「株は難しい」とか「損をする」のようなイメージが付きやすいので注意が必要です。フラットな目で学習をしていきましょう!
銀行預金も投資
お金をどこに置いておくかがお金を増やす勉強の第一歩です。いうなれば銀行預金も資産運用の一つです。
銀行預金、定期預金、金、株式、債券、暗号通貨、絵画などなど、資産を何に変えて保有するが具体的な運用です。資産を運用していない人はいないのです。
なにも勉強していない人は、会社からもらった給料を銀行に入れたまま、必要な分だけを引き出して使っていると思いますが、どうせ使わないのであれば、上記の金融商品へ変換して保有したりすることで、インカムゲインを狙うのが基本的な考えです。
まずは、どんな種類の資産があるのかを知り、メリットデメリットを洗い出したうえで、実際に試してみることでより深い知識を得ることができます。
まとめ
FP資格とは、ファイナンシャルプランナーと呼ばれるお金の専門家になる為の資格です。1級から3級まであり、仕事としてファイナンシャルプランナーになりたいわけではないので、3級の勉強をするだけで十分です。
僕は、FP3級の勉強と、お金の基本が学べる本を3冊程読んでから、さらに詳しく学んでいこうと専門的な著書を読み進めていきました。
普通の生活に困らないほどのお金の知識はついていますが、それでもまだまだだと思い、日々勉強しているところです。お金の勉強にゴールはありません。1秒でも早く勉強をスタートさせるべきです。
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