この記事で解決できる内容
- 未経験から副業プログラマーになるにあたって最初にやるべきことは?
- プログラミング未経験から転職するにあたって最初にやるべきことは?
- そもそも未経験からプログラマーで稼げるの?
最初はだれでも未経験からのスタートですので、未経験からでもプログラマーになることができますが、「何から始めたらいいのか」がわからなくて一歩踏み出せていない人もいるでしょう。
そこで今回は、未経験からプログラマーとして副業を始めたり、転職したい人向けに、プログラマーを目指すならまず最初にやるべきことをご紹介します。
実際に僕は完全に未経験から、プログラミングを独学で勉強して副業で案件の獲得ができています。
なので今は「プログラミングが難しそう...」と感じている人も安心して、最後まで読んでみてください!
この記事を最後まで読むだけでプログラミングの学習が始められます!
未経験からプログラマーを目指す!まずどんなプログラマーになりたいか決める
未経験からプログラマーを目指す上で、まず最初にやるべきは「どんなプログラマーになりたいのか」を決めることです。
単にプログラマーと言っても幅が広すぎるため、余計何から勉強していいかわからなくなってしまいます。
そこでプログラマーとはどんなことをするのかを以下で紹介していくので、「どんなプログラマーになりたいのか」想像しながら選んでみてください!
プログラマーの種類と平均年収
プログラマーとはシステムを開発するうえでのコーディングを主に行うお仕事です。
どんなシステムを作成するプログラマーなのかによっていくつかの種類に分けて呼ばれたりします。
今回はその中でも以下の6種類に分けて「作成するシステムの例」「平均年収」「使用言語」の3つの観点で紹介します。
プログラマーの種類一覧
- Web系プログラマー
- アプリケーション系プログラマー
- ゲーム系プログラマー
- 組み込み系プログラマー
- 汎用系プログラマー
- AI・データベース系プログラマー
Web系プログラマーとは?平均年収と習得言語について
仕事内容 | Web上で動作するシステムを作成するプログラマー |
平均年収 | 平均年収 ⇒ 440万円 20代 ⇒ 350万円 30代 ⇒ 463万円 40代 ⇒ 512万円 |
習得するべき言語 | HTML/CSS、JavaScript、C言語、PHP、Ruby など |
まず一つ目がWeb系プログラマーです。インターネットを使ったWeb上で動作するシステムやアプリケーションを作成するプログラマーです。
Web系プログラマーは、システムを使う側のことを考えるフロントエンドと、システムを管理する側のことを考えるバックエンド(サーバエンド)の2つに分けられ、どちらを目指すかによって習得するべきプログラミング言語が異なります。
プログラミング言語の知識以外にも。Web技術の知識やデータベースの知識、OSと呼ばれるコンピュータの核となる部分の知識を身に付ける必要があるのが特徴です。
アプリケーション系プログラマーとは?平均年収と習得言語について
仕事内容 | 一台のコンピューターで一括処理ができインストールして使用するアプリケーションを作成する |
平均年収 | 平均年収 ⇒566万円 20代 ⇒ 392万円 30代 ⇒ 563万円 40代 ⇒ 636万円 |
習得するべき言語 | Java、Kotlin、Swift、C#など |
アプリケーション系プログラマーは、スマホやPCにインストールして使用するアプリケーションを作成するプログラマーです。
近年では、スマホでもPCでも使える、複数のデバイスに対応するアプリケーションも多いため、複数のプログラミング言語の知識や、OSの更新情報を収集する力を身に付ける必要があります。
ゲーム系プログラマーとは?平均年収と習得言語について
仕事内容 | PCゲームやスマホゲームなどの開発をする |
平均年収 | 平均年収 ⇒480〜530万円 20代 ⇒ 400万円 30代 ⇒ 480万円 40代 ⇒550万円 |
習得するべき言語 | COBOL、 C言語、Java などC#、C++、Kotlin、JavaScript、Swiftなど |
ゲーム系プログラマーはその名の通り、PCゲームやスマホゲームなど、様々なゲームを作成するプログラマーです。
ゲーム内のキャラクターを円滑に動かすためには、数学や物理学の知識も応用したりします。また、大規模なプロジェクトになることも多く、円滑なコミュニケーション力も必要です。
組み込み系プログラマーとは?平均年収と習得言語について
仕事内容 | 家電製品などに組み込むプログラムを作成する |
平均年収 | 平均年収 ⇒455万円 20代 ⇒ 432万円 30代 ⇒ 480万円 |
習得するべき言語 | C言語、C#、C++、Javaなど |
組み込み系プログラマーは、家電製品や電化製品などに、小さなチップを搭載させて小さなコンピュータを制御するためのプログラムを作成するプログラマーです。
プログラミング言語の知識の他に、チップや組み込み先の製品といったハードウェアの知識も必要になってくるのが特徴です。
このようにいろいろな種類のプログラマーがあるので、まずはどんなプログラマーを目指すかを決めて、習得するべき知識を知ることから始めましょう!
汎用系プログラマーとは?平均年収と習得言語について
仕事内容 | 一台のコンピューターで一括処理ができるシステムを開発 |
平均年収 | 全体平均年収 ⇒455万円 20代 ⇒ 500万円 30代 ⇒ 550万円 40代 ⇒ 630万円 |
習得するべき言語 | COBOL、 C言語、Java など |
汎用系プログラマーは、膨大なデータを適切かつ安全に処理するためのメインフレームと呼ばれる大型コンピューターのシステム開発を担当します。
例えば、金融機関や保険期間などが顧客を管理するデータベースシステムを開発したりします。
IT技術の変化が著しい昨今では、需要の変化が激しいのも特徴です。若手の汎用系プログラマーが少ないこともあり、20代でも高めの年収が期待できます。
プログラマーとシステムエンジニアの違い
プログラマーの種類を紹介する前に、プログラマーと似た職業でシステムエンジニアと呼ばれる職業があります。プログラマーとシステムエンジニアの違いがよくわかっていない人も多いでしょう。種類を紹介する前にプログラマーとシステムエンジニアの違いを説明しておきます。
簡単に言うと、システムエンジニアは、作るシステムやアプリケーションの設計図を作成するのが仕事で、プログラマーは実際にプログラミング言語を書きまくるのが仕事という解釈が合っています。
家を建てる仕事で例えると、家の設計図を作成する建築士がシステムエンジニア、実際に釘を打ち込んだりする大工さんがプログラマー、とイメージするのがわかりやすいですね。
しかし最近では、システムエンジニアがコードを書くこともあれば、プログラマーが設計図を作ることもあるので、同じような意味合いで使われたりもします。
プログラマーになる5つのメリット
ここからは、プログラマーになることで得られるメリットを紹介します。
主なメリットは以下のとおりです。
- 一生モノのスキルを手に入れられる!
- 場所に縛られずに働ける!
- 自分の努力が収入に直結しやすい!
- 自分のアイデアを形にできる
- ロジカルな思考が身に付く!
メリット①:一生モノのスキルを手に入れられる!
プログラマーを目指す上で必要なプログラミングスキルは一生モノです。
IT技術の進化は、我々の暮らしを豊かにしてくれた反面、仕事が機械に取って代わる危機的な状況でもあります。しかし、プログラミングを扱う側であれば、機械を扱う側なので、機械に仕事を奪われることもありません。
令和の時代は、IT技術の進化によって生活の変化が大きいだけでなく、素早くなっていますので、今後生き抜くのに必要なのは、変化についていく適応力、自分の成長力です。そんな時代の中で、一生モノのスキルが身につけられるプログラマーはおすすめです。
メリット②:場所や時間に縛られずに働くことができる!
プログラマーを目指すメリット2つ目は、「時間や場所に縛られない働き方ができる点」です。プログラマーの仕事は、システムやアプリケーションを完成させることなので、独立してフリーランスで働くプログラマーの多くは自宅やカフェで作業をしていることもあります。
つまり場所はどこでも良いのと、働く時間に関しても、納期を守りさえすれば、朝から作業してもよし、夜中に作業してもよしです。
よって時間や場所に縛られない働き方が可能です!
メリット③:自分の努力が収入に直結しやすい!
プログラマーを目指すメリット3つ目は「自分の努力が収入に結びつきやすい点」です。プログラマーで年収を上げたり、仕事を増やすのは、なんと言っても自分のスキル次第です。つまりスキルを目指す努力次第です。
平均年収が高い業種ではありますが、年収が高い人と低い人がいて総合的に年収が高いのがプログラマーの特徴です。
メリット④:自分のアイデアを形にできる
プログラマーになると、自分のアイデアを形にできます。
例えば、自分のビジネスを展開したいときに商品を自分で作ってみたり、仕事中「もっとこんな風になればいいのに」と感じたときにシステムを作って解決業務の効率化を図ったりできます。
僕は依然、自信をもって売れない商品を営業していました。自分で作った商品なら自信をもって売れるのになぁと感じたところからプログラミングを勉強し始めたのもあります。
アイデアを形にできるのは大きなメリットです。
メリット⑤:ロジカルな思考が身に付く
プログラマーを目指すメリットの5つ目は「ロジカルな思考が身に付く点」です。
ロジカル(論理的)な思考が身に付くことで、物事を順序立てて考える力が身に付きます。例えば目的を考えてそれに必要な要素を考え、順番に習得していき最終的に目的を達成させる力が身に付くわけです。
ロジカルな思考は今後の人生で目標を立てて達成する力とも言えるわけです。すなわちロジカルな思考が身に付くのは大きなメリットと言えます。
未経験からプログラマーになる学習方法【4ステップ】
ここまでは、プログラマーとはどんな職業なのかをおさらいし、年収事情や種類、プログラマーになるメリットなどがわかりました。
此処から先は、実際にプログラマーを目指すと決めたらまずはどうしたらよいかを開設していきます。この先を読むことで学習をスタートさせることができます!
本や、スクールなどでプログラミングを習得することはできますが、なぜか挫折をする人が多いのがプログラマーです。何故挫折してしまうのかは「学習をスタートする準備」ができていない状態で学習をスタートさせてしまうからです。
そのため未経験からプログラマーを目指す学習ステップを元に学習してみてください!
- 目的を設定する
- プログラミング言語を設定する
- プログラミング言語の基本文法を習得する
- プログラミング言語の応用を学ぶ
プログラマーになる目的を設定をする
いちばん大事なのが「目的設定」です。冒頭でも触れた「プログラマーになるのはなぜか」を明確にする工程です。
例えば、プログラマーになる目的には以下のような理由があるでしょう。
- プログラマーで実績を積んでフリーランスとして働きたい
- プログラマーになって副業でプラスの収入を得たい
- 将来性の高いプログラマーとなって安心して働きたい など
目的が決まると、どの言語を学習するべきか、独学かスクールなどどのような方法で学習を進めるのが最適かが見えてきます。
プログラミング言語を選定する
プログラマーになる目的が決まったら、次はプログラミング言語を選定します。
目的が決まる前に、なんとなくで言語を選んでしまうと、全然理想と違うプログラマーになってしまうことがあるので気を付けてください。
僕の場合、AIを使ったシステムの開発がやってみたかったのでPythonを選択し学習を始めました。
万が一、どんな言語があって、その言語がどんなシステムを開発するのに長けているのかわからない場合は、以下の記事を読んでいただくとわかります。
>>1番最初に学習するべきおすすめプログラミング言語はこちら
プログラミング言語基本文法を習得する
1番最初に習得するプログラミング言語が決まったら、基本文法から学習していきましょう。主な学習方法には、大きく3つの学習方法が考えられます。
3つの学習方法とは、独学とスクール、それから就職してしまう!の3つの方法です。プログラミング言語が決まっているのであれば、独学やスクールでいいですが、お金を稼ぎながら学びたいなら一気に就職してしまうのも選択肢の1つでしょう。
ただ、今既に働いている人は、独学かスクールになってくるのかなって思うので、まずは、独学とスクールについてのメリット・デメリットを紹介しておきます。
プログラミング言語の応用を習得する【ライブラリ・フレームワーク】
1つのプログラミング言語の基本文法を習得できたら応用に入ります。具体的にはライブラリやフレームワークの学習です。ライブラリやフレームワークは、システムを作成するためのお手軽キットです。
例えば、カレーのルーを考えてみてください。カレーは、スパイスを集めて作ることもできますが、お手軽に市販のルーを買って作ることもできますよね。ルーを使うことで、野菜を切って炒めてルーを入れるだけでカレーが完成する。このようなある工程を想定して作られたお手軽キットをライブラリとかフレームワークと呼びます。
基本文法が習得できているだけではまだ少し実際の仕事をする上では足りません。フレームワークやライブラリを使いこなせて始めて業務に役立ちます。基本文法の習得が終わったらあとは、武器を1つづつ増やしていく感覚です。
一緒に高みを目指しましょう。
未経験からプログラマーへの4ステップまとめ
- 目的を設定する
- プログラミング言語を設定する
- プログラミング言語の基本文法を習得する
- プログラミング言語の応用を学ぶ
【独学 or スクール】おすすめの学習方法
何を作るプログラマーになるのか決まったら、後は学習するのみです!独学かスクールか迷っているのであれば、以下を読んでそれぞれのメリット・デメリットを照らし合わせて考えてみてください。
学習方法 | おすすめ度 | 難易度 | 費用(目安) |
---|---|---|---|
本で独学 | ~10,000円 | ||
動画コンテンツで独学 | 10,000~10万円 | ||
プログラミングスクール | 10万円~ |
【独学】本での学習でプログラマーを目指す!メリット・デメリット
プログラミング学習をする上で、真っ先に思いつくのが本・書籍で学習する方法です。
オンライン講義のメリット
- 比較的安い
- マイペースに進められる
オンライン講義のデメリット
- 挫折してしまうことが多い
- 情報が古くてうまくいかないことがある
本で学習するメリットは、「安価に学習を進められる」点と、「マイペースに学習を進められる」点の2点。
本で学習するデメリットは、「質問できないので挫折する事がある」点です。本はマイペースに学習できる反面、学習ペースを管理してくれる人もいないので、サボりやすかったり、途中でわからないことがあっても質問する人もいません。
【独学】オンライン学習でプログラマーを目指す!メリット・デメリット
プログラミング学習方法2つ目はオンライン学習です。オンライン学習とは、インターネットがつながる環境であれば、スマートフォンやPCから学習をすすめることができる学習方法です。
オンライン講義のメリット
- 無料で学習できるYouTubeなどがある
- SALEを使えば本よりお得に学習できる
- 実際に手を動かしての学習サポートがある
オンライン講義のデメリット
- 講座の質にバラつきがある
具体的には、UdemyやYouTubeなど動画を見て学習するものもあれば、ProgateやPaizaのように学習環境まで用意してくれて実際にプログラミング言語を書きながら学習するサービスもあります。
いろいろなオンライン学習サービスがあるので、対応言語を調べた上でチョイスしてみてください!
【スクール】プログラミングスクールでプログラマーを目指す!メリット・デメリット
プログラミング学習方法3つ目はプログラミングスクールを利用する方法です。
メリット・デメリットは以下
プログラミングスクールのメリット
- 転職まですいすい進む
- フリーランスの案件獲得までサポートしてもらえる
- 挫折リスクが最も低い
プログラミングスクールのデメリット
- 料金が高い
- 結局学習するのは自分
プログラミングスクールは、挫折リスクが最も低いプログラミングの学習方法です。現役のエンジニアが実際に仕事を一緒に手伝ってくれながら指導してくれたりもします。スクールを卒業する頃には、就職先が決まっていたり、副業でもう稼げていることも多いです。
プログラミングスクールは近年数が増えてきており、月額費用を支払って学び放題になるサブスク形式から、最初に一括で支払ってしまって後は学び放題のような入学金形式様々で、自分に合ったスクールを選ぶことが可能です。
愚痴をこぼす飲み会よりも、お金をかける価値があるのがプログラミングスクールです。
【裏技】いきなり就職してお金を稼ぎながらプログラマーを目指す!
裏技と言えるかはわかりませんが、いきなり就職してしまうのも1つの方法と言えます。プログラミング人材は需要が高いため、就職するのに資格が必要なわけではないので、未経験者でも採用してくれる就職先はあります。
就職すると、会社の利益になるために、必要なスキルを身に付けなくてはならないので、企業側が研修してくれたり、必要なスキルを教えてくれたりします。もちろん就職したからといって独学が必要ではない甘い世界ではありません。
この裏技を使うとお金を稼ぎながらプログラミングのスキルも学べるのがメリットです。しかしプログラミング以外の雑務もやらされることが多く、ストレートにプログラミングスクールに通うよりは習得までの期間が長いかもしれません。
まとめ:幅広い分スキルは一生モノ
プログラマーは、種類も多く大変ではありますが、1つのプログラミング言語の習得をするだけで仕事の幅が大きく広がり、1つ習得すると、考え方は似たような物が多いので、他の言語も習得しやすくなり、一気にスキルアップが加速します。
20代で時間があるのであれば、文系でも理系でも、未経験でも、誰でもチャレンジする価値があるのがプログラミングです。
スクールではなく、独学やオンライン学習サービスを使って学習するのであれば、挫折しないために、SNSなどを使って一緒に頑張っている人とつながるのがおすすめですよ!