
- 今正社員として働いているが、退職して一旦派遣社員での働き方を検討している
- 就職活動中だが、やりたい仕事が特に見つからず、一旦派遣社員として働いてみようと思っている
このように考える20代のあなたへ向けた記事です。
結論、20代で派遣社員として働くことはしっかりとした理由があればもったいなくないです。
働き方改革によって、派遣社員としての働き方は今後、一つの選択肢として大変有効な選択肢となっているからです。
むしろ、もったいないと発言している人の考えが少し古いかもしれません。
ただし、しっかりとしたライフプランやキャリアプランがあれば!もったいないことはないという話です。
そこで今回は、派遣社員としての働き方を検討しているあなたへ向けて、20代で派遣として働くことを選択するデメリットを紹介し、あなたのキャリアプラン形成のお手伝いができる記事を書いていきます。
この記事の内容
- なぜ20代で派遣社員になることは「もったいない」と言われるのか?
- 派遣社員と正社員の違いを分かりやすく解説!
- もったいないとは言わせない派遣社員のメリットを紹介!
- もったいないとは言われない派遣社員になる方法!
20代で派遣社員はもったいないと言われる理由|正社員との違いで解説

20代で派遣社員はもったいないと言われることがありますが、なぜ「もったいない」と言われているのでしょうか。
もったいないとされる主な理由として、正社員と大きく違う以下の3つのポイントがあります。
- 安定性が低い
- 給与が低い
- キャリアアップの機会が少ない
それぞれ派遣社員としての働き方の特徴を踏まえて実際のところどうなのかを解説していきます。
派遣社員は雇用期間が有限【安定性の低さ】

派遣社員は、正社員と違って雇用期間に定めがあります。
例えば、1か月の短期契約の場合、更新がなければ次の職場を見つけなければなりません。更に、どんなに更新が続いたとしても、同じ勤務先で働けるのは最長3年までと決められています。
そのため、どんなに長くても3年ごとに職場が変わるということです。
しかし最近では、紹介予定派遣と呼ばれる制度や、無期雇用派遣という制度も出現しており、デメリットに感じる部分も削減されてきているので詳しく知りたい方は調べてみてください。
安定性の低さ対策 ⇒ 紹介予定派遣、無期雇用派遣とは?
20代で派遣社員として働くのがもったいないと言われる「安定性の低さ」を払しょくする方法があります。
紹介予定派遣や、無期雇用制度を使う方法です。
紹介予定派遣と無期雇用制度については以下にまとめておきます。
- 紹介予定派遣 ⇒ 派遣社員として働き、契約満期のタイミングで正社員として雇用される働き方
- 無期雇用派遣 ⇒ 雇用主は派遣会社のまま、月給制で無期雇用してもらう働き方
このように、紹介予定派遣と無期雇用制度を使えば安定性の心配はなくなるでしょう。
さらに、頻繁に職場が変わるということは、それだけたくさんの人と関わることができるということです。人脈形成をしたい場合には正社員よりも有効に仕事をと向き合うことができます。
派遣社員は月給制ではなく時給制で働くことが多い【給与面の不安】

派遣社員は、月給制ではなく時給制で働くことが多いです。そのため、給与面での不安があり「もったいない」といわれることがあります。
例えば、正社員であれば月給制のため、体調不良で休んでしまっても給料はほとんど変わりませんが、派遣社員であれば1日2日お休みするだけで給料が1〜2万円下がってしまうこともあるので給与面が不安定です。
ただ、派遣社員は、人材不足を埋めるために即戦力として派遣されるため、比較的時給が高く設定されています。20代の正社員と比べると、時給換算したら派遣社員のほうが稼いでいたなんてこともよくあるため一概には言えません。
給与面での不安を払拭!
20代で派遣社員として働くのがもったいないとされる「給与不安定問題」を払拭していきましょう。
確かに、時給制ですので、体調不良等でお休みしてしまうと、給料は減ってしまいますが、僕が実際に働いた派遣のお仕事の給料例ですと、時給1300円で、月22日×8h稼働で228,800円が平均的な収入でした。
上記の内容で僕のその年の年収は約275万円になり、国税庁が発表している「令和2年分 民間給与実態統計調査」の20〜24歳の年収中央値である239万円よりも高いです。
しかも残業0、有給休暇アリ、社会保険完備ですので、「派遣 × 副業」で生活は安定していきますよ!
派遣社員は責任のある仕事を任せられない【キャリアアップできない】

派遣社員は正社員と比べて「責任のある仕事を任せられることが少ない」という特徴があります。そのため、キャリアアップやスキルアップが見込めないから「もったいない」と言われることがあります。
大手企業などで研修やイベントなどがしっかりしている企業に勤めている人からしたら、もったいないというのは一理あるでしょう。
しかし、現状正社員として働きながらも、キャリアアップできるか見通しがついておらず、毎日同じことの繰り返しの業務をしている人であれば、派遣社員になってもあまり変わりません。
むしろ、時間的に自由に働ける派遣社員であれば、業務外の時間を有効に活用して、キャリアアップのための資格勉強やスキルアップに時間を費やすことができます。
キャリアアップの不安を払拭する!
20代で派遣社員として働くのがもったいないとされる理由の3つ目は「キャリアアップの見込みの低さ」があります。
企業内で専門的な技術や知識を身に付け、企業内で昇進や昇給などのキャリアアップが見込める正社員ほど、派遣社員はキャリアアップの場を与えてはもらえません。
一方で、派遣社員は、残業せずプライベートの時間を確保できることが多いため、企業が課してきたスキルではなく、自分の興味のあるスキルを身につけるための時間を確保できます。
キャリアアップは自分で考えて行動するものだと思っているのでこちらも気にする必要はないでしょう。
もったいないとは言われない!20代で派遣社員になる方法!

スキルアップのためにたくさんの時間を使う
もしもあなたが、スキルアップのために時間を使いたくて、派遣社員を選択しているのであれば、もったいないとは言われないでしょう。
正社員で働き、定時で家に帰ってきてテレビやYouTubeを見ながらお酒を飲む毎日の20代よりも将来が明るいからです。
例えば、ゆくゆくは英語力を生かして海外で仕事がしたい人が、派遣で無理なく働きながら英語のスキルを磨いているのであれば誰ももったいないなんて言わないでしょう。
身につけたいスキルがない人は、将来性の高いおすすめのスキルの中から何か身につけてみるのはいかがでしょうか?
合わせて読みたい
-
-
【完全未経験から】プログラミング学習の始め方5ステップ
続きを見る
キャリアプランを明確にして働き方に自信を持つ
もしもあなたが、キャリアプランが明確になった上で派遣を選択しているのであれば、誰ももったいないとは言わないでしょう。
なぜなら、適当に正社員で働いている人のほうが、キャリアプランが明確になっていないなんてことも多いからです。
例えば、ゆくゆくはITエンジニアとしてフリーランスになりたい人が、実績を作るために、ITエンジニアに特化した派遣サイト「テクノウェイブ」で仕事をして自分の実績を作るとすれば誰ももったいないとは言わないでしょう。
そのため、キャリアプランを明確にすることが大切です。
紹介予定派遣で「思ってたのと違う」を回避
就職や転職した企業で、実際に働いてみたら「思ってたのと違う」なんてことよくありますが、派遣社員の特性を生かすことで改善できる可能性があります。
紹介予定派遣を使えば、実際に働いてみてから、正社員になるかどうかを決められるからです。
例えば、いきなり正社員として就職して「思ってたのと違う」となってもなかなかやめることを言い出せずにずるずる30代になってしまうほうが絶対もったいないですよね。
このように、紹介予定派遣を使って、ミスマッチを減らすことを考えているのであれば、誰ももったいないとは言わないでしょう。
まとめ:自分の選択に自信を持つことが大事
今回は、20代で派遣社員になることはもったいないのか?についてまとめました。
結論は、「ちゃんと考えがあって選択したならもったいないことはない!」です。
人生の主人公は常にあなた自身なので、他人に「もったいない」と言われようが、自信をもって選択できる働き方を選びましょう!
当サイトでは、あなたの理想の働き方を研究できるような情報をたくさんまとめています。他の記事もぜひ読んでみてください!