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もしもあなたが今、「なんとなく」とか「生活のため」「お金のため」だけで働いているのであれば、将来に対して不安があったり、給料が低いとか人間関係に不満があったりするでしょう。
誰でも暗闇の中を歩いているのは心細いものです。そこで大事なのが、なんとなくではなくあなたが納得できる明確なキャリア戦略を立てること。
この記事では、明確なキャリア戦略を立てることで得られるメリットや、具体的なキャリアプランの立て方を解説していきます。
僕も、浪人生活や大学を休学したときに、じっくりとキャリア戦略を立てたことで、今納得できる明確なキャリア戦略を立てられました。この記事を読んで共感できた場合は一度ゆっくり自分と向き合いキャリアについて考える時間をとってみてくださいね!

早速本題に参ります!
なんとなく働かない!明確なキャリア戦略を立てるべき理由

なんとなく働かずあなたが納得できる「明確なキャリア戦略」を立てるべき理由は以下の3つです。
明確なキャリア戦略を立てるべき理由
- なんとなく決めてしまうと見えない景色がある
- 乗り換えのタイミングを早めに知っておくべき!
- VUCA時代でキャリア戦略がないのは危険すぎる
それぞれ詳しく説明します。
なんとなく決めてしまうと見えない景色がある
まず一つ目の理由は「なんとなく決めてしまうと見えない景色があるから」です。正直日本の教育上なんとなくで就職をしてしまうのは仕方がないことかもしれません。
実際に僕もなんとなく高校に進学して、なんとなく大学受験をしていました。周りの大多数がそうだったから。
しかし僕は、大学に落ちて浪人したことがきっかけで、良くも悪くも一度立ち止まったからこそよりたくさんの選択肢の中から選択できたこともあります。

動きながらでは見えなかったかもしれません。
VUCA時代は転職が当たり前の時代
2つ目は「転職が当たり前の時代」でなんとなくのキャリア戦略は危険だからです。
昨今は、YouTubeを見ていてもInstagramを見ていても転職や副業の広告が流れるほどに、転職が当たり前、副業が当たり前の時代です。
僕が営業代行をしていて思うのが、「人的リソース不足」と「お金の不足」を訴えている不健康な企業が圧倒的に多いこと。
あなたが今、身をささげている企業がいつ倒産してしまうのかはわかりませんが、万が一そうなったときにあなたに残るものを考えておいた方がいいかもしれませんね。
乗り換えのタイミングを早めに知っておくべき!
3つ目の理由は、「なんとなくで決めたキャリアが鈍行だった場合、新幹線には変身しないから」。すなわち、間違えた電車に乗っていることにすら気づかず、時間だけが過ぎていきます。
しかし、ちょっと向き合ってみるだけで今のままなんとなく今の道を歩んでいくの最終的なゴールって想像しやすいんですよね。
例えば、上司や同僚の中で、あなたの理想とするライフスタイルを手に入れている人がいればそこで頑張ればいいですし、いないならキャリアを見直して別の乗り物に乗り換える方が良いです。
僕はインターンシップを数社経験したり、アルバイトで正社員とかかわったときに理想のライフスタイルの人がいなかったので、就職せずに生き抜く方法を模索して今に至ります。

キャリア戦略を立ててあげることで乗り換えのタイミングを見つけることができます!
なんとなくで立てたキャリア戦略の落とし穴

就活生のとき、周りが内定を獲得していく中で、自分もなんとかしないとと、「なんとなく」キャリア戦略を立てた人もいるのではないでしょうか。
しかし、なんとなくで立てたキャリア戦略をそのままにしていると、思わぬ落とし穴に落ちてしまうことがあります。
例えば以下。
キャリア戦略の落とし穴
- 身につけたスキルの市場価値が低かった
- ワークライフバランスの崩壊に気づけないでいた
- もっと早く転職しておけばよかったと後悔...
詳しく見ていきましょう。
身につけたスキルの市場価値が低い
なんとなくキャリア戦略を立てたときにありがちなのが「市場価値の見誤り」です。
実は見落としがちなのが、あなたが今働いている企業で身につけたスキルや知識が、社外では全く価値のないスキルや知識であることがあります。
市場価値とは異なり、社内価値があります。すなわち会社内で評価される価値のことです。秘伝のレシピによる上手いラーメンを作る方法は、まったく異業種へ転職したときにはなんの役にも立ちません。
絶対に、その企業や業界から他へ異動することはないと確信しているならいいですが、念には念をで市場価値について考えておく必要があります。
ワークライフバランスの崩壊に気づけない
なんとなく立てたキャリア戦略の落とし穴、二つ目は「ワークライフバランスの崩壊に気づけていない」ことです。
自分の周りの当たり前が伝染してしまうがために、本当はもっと理想とする暮らしがあるのにもかかわらず、
残業を月30時間以上当たり前にこなしてきた人からすると、転職で月20時間になるなら、残業は少なくなると感じますよね。しかしちゃんと探せば月5時間未満の会社へ転職できるかもしれません。
しかし、働く意味を考えていないと、「残業が少し減る = 今よりいい会社」と決めつけて転職をして、結果ボーナスが下がり年収も下がって、副業に時間を奪われて体を壊してしまった。
これでは本末転倒です。レールに捉われず、ワークライフバランスを考える必要があります。
もっと早く転職しておけばよかったと後悔...
転職活動をしているのがバレると、社内の人間関係がぎくしゃくするからという理由で、本当は転職を考えたいのになかなか踏み出せていない人もいるのではないでしょうか?
そんなあなたに伝えたいのは、今の会社の人と仲良しこよしをするためにその会社に入ったのでしょうか?
別に、転職活動をしながら会社に通うのがつらいのならば、いっそのこと退職してしまってから転職活動をすればいいのです。
もしくは、スカウト型の転職支援サービスなら、企業側からあなたへアプローチしてくれるため、世の中にはどんな企業があるのかを知るのにとても便利です。
なんとなくではなく明確なキャリア戦略の立て方【3ステップ】

では、具体的にキャリア戦略の立て方に入っていきます。
今回紹介するなんとなくではなく、明確なキャリア戦略の立て方で最も簡単な3ステップが以下の通り。
明確なキャリア戦略の立て方【3ステップ】
- 人生の軸を決める
- 必要なお金と時間を手に入れられそうな働き方を調べる
- 必要なスキルを調べて身につける

詳しく説明していきますね!
人生の軸を決める
キャリア戦略を立てる上で一番重要なのが、人生の軸を決めることです。
人生の軸とは、あなたが今後の人生を生きていく上で「何を最優先にしたいか」を決めること。
例えば、家族との時間なのか、自分の趣味の時間なのか、お金持ちになってちやほやされたい気持ちなのか、なんでもいいです。
人生の軸を決めないことには、理想の働き方なんて見つかるわけがありませんので注意してくださいね!
必要なお金と時間を手に入れられるキャリアを見つける
人生の軸が決まったら、軸をブラさず働くことができるキャリア(働き方)を調べます。
世の中にどんな働き方があるのか、あなたの知らない働き方なんてまだまだあるはずです。知らない働き方をの中にあなたの理想の働き方があっては、選択することができませんので、自分から探しに行くしかありません。
例えば、あなたの理想とする生活には年収1,000万円と、週休3日は絶対に必要なのであればそれが叶えられそうなキャリアを探しましょう。
自分で見つけられないならば、転職エージェントを利用してみたり、キャリアコーチングなど、キャリアのプロに相談してみることでヒントや答えを教えてくれますよ。
必要スキルを調べ身につけていく
あなたの理想の暮らしを実現できそうなキャリアを見つけたならば、実際にその働き方を手に入れるまでに必要なスキルや計画を立てていきましょう。
例えば、フリーランスのエンジニアで年収1,000万円を目指すのであれば、実際にフリーランスで1,000万円以上稼いでいる人に直接聞いてみたり、知り合いでいないのであれば、プログラミングスクールや、IT専門の転職エージェント(その道のプロ)に聞けば早いです。
あくまでフリーランスのエンジニアは人気なので上げましたが、今の業界でなりあがりたいなら、既に成り上がっている、あなたの理想を叶えているもしくは近い人と今のあなたとの違いを書き出して、一つ一つ身につけていきましょう。
キャリア戦略を立てる際の注意点

なんとなくではなく、明確なキャリア戦略を立てる際に注意してほしいのが以下の3点です。
キャリア戦略を立てる際の注意点
- お金でではなくスキルや経験で見る
- 隣の芝は青く見えることを理解しておく
- 長期的な計画が苦手な人はコーチをつけることも選択肢に入れる
お金ではなくスキルや経験で見る
キャリア戦略を立てる上で注意してほしいのが、1社で叶えられないキャリアビジョンなら「お金」や「福利厚生」よりも、スキルや経験を重視すること。
先ほどのフリーランスエンジニアの例で行くと、会社員の時の年収は下がったとしても、フリーランスとして必要なスキルや経験の積めるキャリア選択をした方が中長期的に考えてプラスになりますよね。
年収がアップして、短期的には生活が裕福になりますが、本来の「理想の生活」に近づいていなければ本末転倒です。
あなたの理想のキャリアにたどり着くためには、1社ではなく数社の経験が必要になる可能性も視野に入れながら戦略を立てていきましょう!
隣の芝は青く見える
そして、キャリア戦略遂行中には、隣の芝は青く見えます。
友達の仕事の悩みを聞いて、「そんな小さいことで悩めるなんてうらやましい」と感じることもあるし、ボーナスがすごい良いとか、インスタで新しい家電や服をたくさん買っているのを見て嫉妬したりもします。
しかし、そのどれもが「青く見えてしまっているだけ」で、実際のところその友達が幸せなのかどうかはわかりませんよね。
SNSの投稿は特に、満たされていない人が満たされたいから投稿しているのだと思いますので、そんなものに動揺させられるようなメンタルをまずは磨いた方が良いかもしれません!
長期的に考えられない人はコーチをつけてみて
僕もそうなんですが、計画を立てるときに3年後とか10年後のことなんて全然わからないと、「長期的に考えられない人」もいると思います。そんな時はコーチをつけてみてください。
プロのスポーツ選手も、長い選手生活において必ずコーチがいるのと同じで、キャリアを考える上でも、真剣に考えたいのであればコーチをつけてみてください。
例えば、キャリアコーチングサービスをを使うとあなたの理想のキャリアを実現させるために何が必要で、どんな手順で実現させたらよいのかをサポートしてくれます。

本気度が大事です。本気度が高い人だけ、コーチングを受けてみたらいいと思います。
まとめ:なんとなく働くのは雨具を持たずに登山に出掛けるくらい危険

今回は、なんとなくではなく明確なキャリア戦略の立て方を3ステップで紹介しました。
正直、VUCAの時代に、キャリア戦略を立てずになんとなく働くのは雨具を持たずに登山に出掛けるくらい危険でしかありません。
この記事を最後まで読んでくれたあなたは、一度自分と向き合って「キャリア戦略」を立てる時間を作ってみてください。
結果、今のまま走り続けるのもよし、転職するもよし、副業を始めてみるのもよし、すべて正解ですが、「なんとなく」今のまま働く人が減ってくれたらうれしいです。