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もしもあなたが今、「なんとなく」で「生活のため」や「お金のため」に働いているのであれば、将来に対して不安があったり、給料が低いとか人間関係に不満があったりするでしょう。
誰でも暗闇の中を歩いているのは心細いものです。そこで大事なのが、なんとなくではなくあなたが納得できる明確なキャリアプランを立てること。
この記事では、明確なキャリアプランを立てることで得られるメリットや、具体的なキャリアプランの立て方を解説していきます。
僕も、浪人生活や大学を休学したときに、じっくりとキャリアプランを立てたことで、今は明確に納得できるキャリアプランを立てられました。この記事を読んで共感できた場合は一度ゆっくり自分と向き合いキャリアについて考える時間をとってみてくださいね!
具体的なキャリアプランの考え方だけをまとめた記事もありますので、合わせて読んでみてください!
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キャリアプランが思いつかない20代がなんとなく働く3つのリスク
就活生のとき、周りが内定を獲得していく中で、自分もなんとかしないとと、「なんとなく」キャリアプランを考えた人もいるのではないでしょうか。
しかし、なんとなく考えたキャリアプランをそのままにしていると、思わぬ落とし穴に落ちてしまうことがあります。
例えば以下。
キャリアプランをなんとなく考えたときのリスク
- 30代以降に自分が市場価値の低い人間であることに落胆する
- ワークライフバランスの崩壊に気づけないでいた
- もっと早く転職しておけばよかったと後悔する...
今の会社での努力が市場価値に結びつかず30代で手遅れになる
なんとなくキャリアプランを立てたときにありがちなのが「市場価値の見誤り」です。
あなたが今働いている企業で身につけたスキルや知識が、他の会社では全く価値のないスキルや知識であることがあります。
たしかに社内では評価され、昇給や昇進にはつながるかもしれませんが、仮に30代になってから転職を考えたとき、市場価値が低いままだと、転職先を選びづらくなるリスクもあるのです。
絶対に、その企業や業界から他へ異動することはないと確信しているならいいですが、念には念をで市場価値について考えておく必要があります。
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ワークライフバランスの崩壊に気づけない
なんとなく立てたキャリアプランの落とし穴、二つ目は「ワークライフバランスの崩壊に気づけていない」ことです。
自分の周りの当たり前が伝染してしまうがために、本当はもっと理想とする暮らしがあるのにもかかわらず、気づけていない社会人の方が多すぎます。
残業を月30時間以上当たり前にこなしてきた人からすると、転職で月20時間になるなら、残業は少なくなると感じますよね。しかしちゃんと探せば月5時間未満の会社へ転職できるかもしれません。
しかし、働く意味を考えていないと、「残業が少し減る = 今よりいい会社」と決めつけて転職をして、結果ボーナスが下がり年収も下がって、副業に時間を奪われて体を壊してしまったなんてことがあるのです。
これでは本末転倒です。レールに捉われず、ワークライフバランスを考える必要があります。
もっと早く転職しておけばよかったと後悔...
転職活動をしているのがバレると、社内の人間関係がぎくしゃくするからという理由で、本当は転職を考えたいのになかなか踏み出せていない人もいるのではないでしょうか?
そんなあなたに伝えたいのは、今の会社の人と仲良しこよしをするためにその会社に入ったのでしょうか?
別に、転職活動をしながら会社に通うのがつらいのならば、いっそのこと退職してしまってから転職活動をすればいいのです。
もしくは、スカウト型の転職支援サービスなら、企業側からあなたへアプローチしてくれるため、世の中にはどんな企業があるのかを知るのにとても便利です。
正直20代で転職活動を始めるのはノーリスクです!その理由を以下の記事でまとめているので合わせて読んでみてください!
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キャリアプラン考えるべき理由【メリット3つ】
なんとなく働かずあなたが納得できる「明確なキャリアプラン」を立てるべき理由は以下の3つです。
キャリアプランを明確に考えるべき3つのメリット
- なんとなく決めてしまうと見えない景色がある
- その場しのぎの転職ではなく意味のある転職ができるようになる
- 乗り換えのタイミングを早めに知っておくべき!
ぼんやりしていると見えなかった景色が見える
まず一つ目の理由は「ぼんやりしていると見えなかった景色が見えること」です。正直日本の教育上なんとなくで就職をしてしまうのは仕方がないことです。
良くも悪くも、自分の周りの大多数に流されてしまうのです。実際に僕もなんとなく高校に進学して、なんとなく大学受験をしていました。
しかし僕は、大学に落ちて浪人したことがきっかけで一度立ち止まったからこそ、よりたくさんの選択肢の中から自分が本当に納得できる選択ができたのだと思っています。
社会人になって日々の仕事で精一杯なら見つけられなかったかもしれません。
その場しのぎの転職ではなく意味のある転職ができるようになる
2つ目のメリットは「その場しのぎの転職ではなく意味のある転職ができるようになること」です。
昨今は、YouTubeを見ていてもInstagramを見ていても転職や副業の広告が流れるほどに、転職が当たり前、副業が当たり前の時代。だからといって、給料が低いからもっと高い会社へ転職しよう!とその場しのぎだと理想の転職にはならないケースがほとんどです。
なぜ給料を上げたいのか、給料が上がったらプライベートにどんなメリットがあるのか、そもそもどんな暮らしが理想なのかを考えることで、初めて転職したほうがいいのか転職せず副業をしたほうがいいのかがわかったりもします。
お金や福利厚生もたしかに大切ですが、あなたの人生にとって転職がもたらす意味を考えてあげることがキャリアプランを考えるメリットです。
乗り換えのタイミングを早めに知っておくべき!
3つ目の理由は、「なんとなくで決めたキャリアが鈍行だった場合、新幹線には変身しないから」。すなわち、間違えた電車に乗っていることにすら気づかず、時間だけが過ぎていきます。
しかし、ちょっと向き合ってみるだけで今のままなんとなく今の道を歩んでいくの最終的なゴールって想像しやすいんですよね。
例えば、上司や同僚の中で、あなたの理想とするライフスタイルを手に入れている人がいればそこで頑張ればいいですし、いないならキャリアを見直して別の乗り物に乗り換える方が良いです。
僕はインターンシップを数社経験したり、アルバイトで正社員とかかわったときに理想のライフスタイルの人がいなかったので、就職せずに生き抜く方法を模索して今に至ります。
キャリアプランを考えてあげることで乗り換えのタイミングを見つけることができます!
20代はキャリアプランが明確になっていない人がほとんど!
20代でキャリアプランが思いつかないのは当たり前かもしれません。なぜなら社会人経験が浅く社会に対してが全然わからない状態であることはもちろん、キャリアプランを熟考する機会がないからです。
実際に、下記のようなデータが出ています。
20代でキャリアプランが思いつかない人がほとんどであるデータ
- 20代の15%が1年で転職している
- 新卒3年以内に3人に1人が離職している
- 転職する理由を調べると「入社前にわかること」で転職している
- 「最初に内定をもらえたから」という危ない理由で入社する人が多い
20代の約15%が転職している
転職者の割合 | 20代前半 | 20代後半 |
---|---|---|
男性 | 14.7% | 15.3% |
女性 | 14.7% | 14.1% |
厚生労働省が調査した「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると20代で2022年(令和4年)の1年間で、実際に転職をした割合が全体だと、11.9%いるのに対して20代は15%前後と多いことがわかります。
さらに、厚生労働省が発表している「新規学卒就職者の離職状況」によると、新卒3年以内での離職率は高卒者で37%、大卒者で32.3%というデータが出ているように、一発で納得のいく働き方を手に入れられていないのがわかるのです。
20代は入社前に気づける理由で転職する
転職理由 | 20代前半 男性 | 20代前半 女性 | 20代後半 男性 | 20代後半 女性 |
---|---|---|---|---|
労働時間、休日等の労働条件が悪かった | 14.3 | 13.5 | 16.9 | 11.1 |
給与等収入が少なかった | 5.4 | 7.4 | 8.5 | 9.8 |
職場の人間関係が好ましくなかった | 6.0 | 8.5 | 8.9 | 7.4 |
仕事の内容に興味が持てなかった | 9.6 | 6.1 | 4.4 | 4.9 |
会社の将来が不安だった | 7.5 | 1.8 | 9.2 | 7.2 |
能力・個性を活かせなかった | 5.1 | 3.9 | 4.0 | 4.4 |
結婚・出産・育児・介護・看護 | 1.3 | 2.3 | 1.7 | 9.5 |
その他個人的な理由 | 29.0 | 24.6 | 22.8 | 25.2 |
その他 | 14.7 | 27.8 | 22.9 | 19.3 |
厚生労働省が調査した「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると一番多い転職理由は20代では「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」で、20代前半で14.3%、20代後半で16.9%でした。
その他は収入面と人間関係を好転させたくて転職する人が多いようです。確かに人間関係は入社してからでないとわからないのはわかりますが、労働条件と給与面に関しては入社前に開示されているのに、イメージと違ったのか転職理由としている人が多いんです。
何が言いたいかというと、キャリアプランが明確になっているならば、入社前に気づけるんです。その会社からしか内定がもらえなくて仕方なく入社しているのかもしれませんが、20代の貴重な時間を無駄にしたくないのであれば、事前にキャリアプランを明確にしておくべきですよね。
時間を無駄にするくらいなら、フリーターで別の会社を探したほうがいいと思います!
20代の仕事に対する考え方
ハタラクティブが調査した「若者しごと白書2023」によると、今の仕事を選んだ理由の1位が希望の仕事内容だったためというのはわかりますが、2位が「最初に内定をもらえたため」だそうです。
確かに、就職活動で内定がもらえず苦しんだ人とかは、転職できればいいと思って、最初に内定をもらえたから転職を決めてしまうのかもしれませんが、ちょっと危険はあります。
- 第一志望が他にある中で日程的に最初に内定がもらえた
- 第一志望の面接で手ごたえがなかった落ちるかもしれない。
- 内定辞退して第一志望にも落ちたらヤバイ。
- よし、最初に内定をもらえた会社もいい会社だだしこのまま決めちゃおう!
みたいな心理なのでしょうか?
キャリアプランを明確にしている人であれば、最初に内定をもらえたからという理由では就職しないように感じるので、20代でキャリアプランを明確な人は少ないのは間違いありません。
アルバイトならいいですが、正社員として働くうえでそんな理由で選ばれる企業側もかわいそうですよね,,,.
【意外と単純】キャリアプランを考える3ステップ
では、具体的にキャリアプランの立て方に入っていきます。
今回紹介するなんとなくではなく、明確なキャリアプランの立て方で最も簡単な3ステップが以下の通り。
明確なキャリアプランの考え方【3ステップ】
- 人生の軸を決める
- 必要なお金と時間を手に入れられそうな働き方を調べる
- 必要なスキルを調べて身につける
詳しく説明していきますね!
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理想の暮らしをイメージし人生の軸を決める
キャリアプランを立てる上で一番重要なのが、理想の暮らしをイメージし人生の軸を決めることです。人生の軸とは、あなたが今後の人生を生きていく上で「何を最優先にしたいか」を決めること。
例えば、家族との時間なのか、自分の趣味の時間なのか、お金持ちになってちやほやされたい気持ちなのか、なんでもいいです。
僕の場合は、大切な人と過ごす時間を最優先にした働き方が理想形だったので、ブログをやりつつ在宅で営業代行のお仕事もしたりと、時間に融通の聞く仕事をしています。
人生の軸を決めないことには、理想の働き方なんて見つかるわけがありませんので注意してくださいね!
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必要なお金と時間を手に入れられるキャリアを見つける
人生の軸が決まったら、軸をブラさず働くことができるキャリア(働き方)を調べます。
世の中にはあなたがまだ知らない働き方があるはずです。知らない働き方をの中にあなたの理想の働き方があっては、選択することができませんので、自分から探しに行くしかありません。
例えば、あなたの理想とする生活には年収1,000万円と、週休3日は絶対に必要なのであればそれが叶えられそうなキャリアを探しましょう。
自分で見つけられないならば、転職エージェントを利用してみたり、キャリアコーチングなど、キャリアのプロに相談してみることでヒントや答えを教えてくれるのでどんどん活用していきましょう!
必要なスキルを調べ身につけていく
あなたの理想の暮らしを実現できそうなキャリアを見つけたならば、実際にその働き方を手に入れるまでに必要なスキルや計画を立てていきましょう。
例えば、フリーランスのエンジニアで年収1,000万円を目指すのであれば、実際にフリーランスで1,000万円以上稼いでいる人に直接聞いてみたり、知り合いでいないのであれば、プログラミングスクールや、IT専門の転職エージェント(その道のプロ)に聞けば早いです。
あくまでフリーランスのエンジニアは人気なので挙げましたが、今の業界で成り上がりたいなら、既に成り上がっている人、あなたの理想を叶えているもしくは近い人と今のあなたとの違いを書き出して、一つ一つ身につけていきましょう。
もし周りにあなたの理想の暮らしをしている人がいないのであれば、違う業界や働き方で理想の暮らしを実現している人を見つけるのもキャリアプランを明確にする一つの手段です!
【事例】正社員経験ゼロ&大学中退の僕が考えるキャリアプラン
僕は大学生の頃周りが就職活動をする中で、すでに就職せずに30歳までは自分の事業に挑戦するキャリアプランを立てていました。
確かに、就職して社会人としてのキャリアを積むことも、一つの選択肢だとは思っていたのですが、「一度就職をしてしまうと満足してしまいそう」というのと「30歳まではおそらく独身で守るものがないだろう」という人生設計から出した結論です。
おそらく、僕よりも安定した収入があって、素晴らしいキャリアを築いている人でも、人生全体を見れば意外と幸せを感じられていないなんて人もいると思います。
仕事は辛いことをしたときの対価ではありません。あなたの大切な時間を使ってよりよい人生にする武器なのです。
正社員経験ゼロで大学中退の僕が考えるキャリアプラン
- 30歳までと期限を決めて個人で稼げるようにチャレンジ
- スキルや知識を自己成長メインに考える
- ブログが主軸でやりたい仕事があったら正社員もアリ
30歳と期限を決めて個人事業に挑戦
僕は、向こう40年以上続く社会人生活を大学に通っている4年間で決めるのは不可能に近いと考えて、そのときに自由な選択ができる「雇われない道」を選択しました。
ただもちろん、何者でもないただの大学生ですので、楽な道ではないのはわかっていましたが、一度きりの人生だったのでどっちが後悔しないかを考えたときに、30歳までは挑戦する生活を選択。
その後、当メディア理想の働き方研究室を開設してから、社会人経験のない人向けにサービスを展開している転職エージェントで話を聞くと、30歳までは全然正社員登用をしてくれる求人が数多くあるという話を聞き、選択が間違っていなかったことに確信が乗っかりました。
そのため僕は、正社員以外の経験がリスク低くできる20代のうちに、個人事業に挑戦しようと考えて、就職活動をせず大学も中退しました。
スキルや知識、自己成長メインに考える
何も考えずにアルバイトをするのではなく、スキルを身に付けられるかどうか、そこで仕事をする経験が将来個人事業に役立つかどうかを考えて仕事選びをしていました。
時間に融通が利きやすい仕事を選んで、空き時間で金融系の資格を取ってみたり、UdemyでIT学習をしてみたり、自分が成長できると思うことにはとことん自己投資をしてきました。
その中でもテレアポの経験は僕にとって大きく、営業力や話し方、質問力などビジネスとして必要なスキルや知識が身につくだけでなく、人数も多かったので、人脈形成にも大変役立ちました。
一生プレイヤーでいるのは大変だと感じたので、今は無理のない程度に個人営業をやるのみですが、人の話を聞いたりするのに、テレアポの経験が役立つときがあります。
ブログが主軸でやりたい仕事があったら正社員もアリ
正直ブログを3年もやっていると、文章を書いていないと気持ち悪い暗い習慣になっているので、ブログを辞めることはないのですが、他にもやりたい仕事が出てきた場合は、挑戦しようと思っています。
お金の勉強を多少している人ならわかると思うのですが、収入の柱は複数持っている方が、人生としては安定するので、僕の場合はブログが一つ、アルバイトが一つと、個人営業の仕事が一つのようになっているのです。
正社員の人は、正社員が一つの収入の柱になっていると思うのですが、そこでの収入を増やす、すなわち柱を太くする考えもいいのですが、副業を始めてみたり、資産運用の勉強をすることで収入の柱の数を増やす考えも大切。
もし今給料が低くて悩んでいる場合、今の頑張りが収入の柱を作っている作業なのかどうかを考えてみるといいかもしれません。
キャリアプランを考える際の注意点
なんとなくではなく、明確なキャリアプランを立てる際に注意してほしいのが以下の3点です。
キャリアプランを立てる際の注意点
- お金でではなくスキルや経験で見る
- 隣の芝は青く見えることを理解しておく
- 長期的な計画が苦手な人はコーチをつけることも選択肢に入れる
お金ではなくスキルや経験で見る
キャリアプランを立てる上で注意してほしいのが、1社で叶えられないキャリアビジョンなら「お金」や「福利厚生」よりも、スキルや経験を重視すること。
先ほどのフリーランスエンジニアの例で行くと、会社員の時の年収は下がったとしても、フリーランスとして必要なスキルや経験の積めるキャリア選択をした方が中長期的に考えてプラスになりますよね。
年収がアップして、短期的には生活が裕福になりますが、本来の「理想の生活」に近づいていなければ本末転倒です。
あなたの理想のキャリアにたどり着くためには、1社ではなく数社の経験が必要になる可能性も視野に入れながらプランを立てていきましょう!
隣の芝は青く見える
そして、キャリアプラン遂行中には、隣の芝は青く見えます。
友達の仕事の悩みを聞いて、「そんな小さいことで悩めるなんてうらやましい」と感じることもあるし、ボーナスがすごい良いとか、インスタで新しい家電や服をたくさん買っているのを見て嫉妬したりもします。
しかし、そのどれもが「青く見えてしまっているだけ」で、実際のところその友達が幸せなのかどうかはわかりませんよね。
SNSの投稿は特に、満たされていない人が満たされたいから投稿しているのだと思いますので、そんなものに動揺させられるようなメンタルをまずは磨いた方が良いかもしれません!
長期的に考えられない人はコーチをつけてみて
僕もそうなんですが、計画を立てるときに3年後とか10年後のことなんて全然わからないと、「長期的に考えられない人」もいると思います。そんな時はコーチをつけてみてください。
プロのスポーツ選手も、長い選手生活において必ずコーチがいるのと同じで、キャリアを考える上でも、真剣に考えたいのであればコーチをつけてみてください。
例えば、キャリアコーチングサービスをを使うとあなたの理想のキャリアを実現させるために何が必要で、どんな手順で実現させたらよいのかをサポートしてくれます。
本気度が大事です。本気度が高い人だけ、コーチングを受けてみたらいいと思います。
面接でキャリアプランを聞かれたときの例文
キャリアプランが思いつかないと焦っているのは、面接で聞かれたときのことを想像しているからでしょうか?
実際に複数社にて面接担当をしていた僕が考えるキャリアプランを聞いたときに答えてくれたらうれしいキャリアプランを職種別に紹介します。
職種別キャリアプランを聞かれたときの例文
あくまで例文なので、あなたのキャリアプランンを明確にすることが先ですよ!!
営業職
営業職のキャリアプランの例としては、「キャリアチェンジ」をメインとしているか、「キャリアアップ」をメインとしているかによって答え方が変わるでしょう。
営業職の特徴として、コミュニケーションスキルや人脈形成術など汎用性の高いスキルがつきやすく、他の職種へのキャリアチェンジもしやすい傾向があります。
営業職キャリアプラン例文
将来は営業マネージャーとして、個人成績だけでなく会社全体の成果上げられるマネジメントとして活躍する存在になりたいと考えております。
そのために、まずは入社3年で個人の成果にこだわりつつ、先々でマネジメントできるように再現性の高い方法で成果を作っていくことにこだわります。その後は、部下や後輩を持ち指導・育成をしていく中でマネジメントの経験も積んでいきたいと考えております。
エンジニア職
エンジニア職といっても幅広く、Webエンジニアやゲームエンジニア、AIエンジニアなど様々です。
一つの職種で専門スキルを極めてスペシャリストになるか、様々な言語や職種を経験して幅広く活躍できるジェネラリストを目指すかが大きく考えられます。
エンジニア職からのキャリアプラン例
- エンジニアとしてのスキルを磨きキャリアアップを目指す
- エンジニアとしてのスキルを磨きフリーランスになる
エンジニア職 例文
将来は幅広く活躍できるジェネラリストとして活躍したいと考えています。
セールスエンジニアとして開発メインではなく営業職としてコミュニケーションスキルを磨いてきましたので、今後は開発技術職としてキャリアを積んでいきたいと考えております。
一応基本情報技術者と応用情報技術者の試験には合格しているので、後は実務経験を積んでいきたいと考えております。
事務職
事務職へ転職を考えている人のキャリアプラン例を考えると以下のとおり。
事務職からのキャリアプラン例
- 一般事務から経理事務や営業事務へのキャリアチェンジ
- PCスキルを応用させて異業種へ挑戦
- 事務職の中でマネジメントポジションへ
事務職 例文
将来は営業事務での経験を活かし営業職へキャリアチェンジしたいと考えております。
営業事務を経験することで、営業職の全体の流れや営業活動のどの部分が会社の売り上げにつながっているのかを把握できる状態で営業職に就けるため、効率よく成果を出せると考えます。
さらには、PCスキルも身につき、細かい数字の変化にも敏感になるため、営業活動にも生きてくると考えております。
企画職
企画職の仕事内容としては、会社の新商品を企画したり、既存商品のアップデートを行うのが仕事です。他にも販売を促進するマーケターとしての業務や、営業職のサポートとして営業企画の仕事などもあります。
企画職としてのキャリアプランとしては以下のとおり。
企画職からのキャリアプラン例
- 企画力を高め、管理職へのキャリアアップ
- 商品開発のプロフェッショナルとなり独立・フリーランスを目指す
企画職 例文
商品開発のプロフェッショナルとして御社の商品をより多くの人へ届けたいと考えております。
営業職を経験してきておりますため、消費者のニーズを熟知してきております。プラスαで市場調査やトレンド分析にも対応していき、ビジネスチャンスには常にアンテナを張っていきます。
もとより、御社の商品のファンでしたので、今までの経験を活かしながらチームの皆さんの経験やスキルを吸収し御社に貢献できるよう精進してまいります。
販売・サービス職
販売・サービス職からのキャリアプラン例
- 接客・コミュニケーションスキルを活かしたキャリアチェンジを目指す
- 販売員から店長、エリアマネージャーへとキャリアアップを目指す
販売・サービス職 例文
私が配属された店舗の売上が入る前の1.5倍になるような販売員または店長を目指します。
今までは営業職を長年経験してきており、お客様を振り向かせてきましたが、今後は必要として来てくれたお客様に対して求められた内容以上の価値を受け取ってもらえる販売スタッフになりたいと考えております。
お客様一人ひとりに対するサービス満足度を向上させることで、結果として会社全体の売上にもつなげていけると考えております。
クリエイティブ職
クリエイティブ職のキャリアプランは主に2つ。
クリエイティブ職からのキャリアプラン例
- 個人のスキルを高めていき唯一無二のクリエイティブマンを目指す
- マネジメントスキルを磨いていきディレクターやマネージャーを目指す
エンジニアと同じように、個人のスキルを高め、できることを増やしていきフリーランスや独立を考える場合と、ディレクターとしてマネジメントスキルを高め、他のクリエイターを束ねる仕事へシフトしていくプランです。
クリエイティブ職 例文
私は将来、個人のスキルを高めたのち、Webディレクターとして品質は高いままコストを下げ売り上げに貢献していきます。
今までは事務職としてPCスキルを磨きつつ、一人で黙々と作業をしてまいりましたが、オフの時間では会社の雰囲気づくりを第一に動いてきたため、マネジメントとしてのスキルも磨いていきたいと考えております。
向こう3年はクリエイティブ職として必要なスキルを磨いていきそれ以降は部下や後輩へのマネジメントスキルも磨き会社へ貢献していこうと考えております。
金融職
金融職にはたくさんの種類があり、専門スキルが必要とされるディーラーやトレーダーから、汎用スキルが必要なファイナンシャルプランナーや金融事務など様々です。
金融職からのキャリアプラン例
- 金融業界での専門スキルを磨きキャリアアップを目指す
- 金融業界でのスキルや知識を生かしてキャリアチェンジを目指す
金融職 例文
ディーラーとしての経験を活かし将来はファンドマネージャーとして活躍したいと考えております。
元々、営業マンをしていたのはお金が大好きでたくさん稼げると思っていたのですが、よくよく考えると稼ぐことよりも、お金の動きを見ている方が好きなのだと気づき今は営業事務としてお金の動きをサポートしています。
そのため、ディーラーとしての経験を積んだ後はファンドマネージャーとしてより大きなお金を動かくことに携わりたいと考えています。
まとめ:キャリアプランは20代からある程度決めておく必要があります!!
今回は、なんとなくではなく明確なキャリアプランの立て方を3ステップで紹介しました。
正直、VUCAの時代に、キャリアプランを立てずになんとなく働くのは雨具を持たずに登山に出掛けるくらい危険でしかありません。
この記事を最後まで読んでくれたあなたは、一度自分と向き合って「キャリアプラン」を立てる時間を作ってみてください。
結果、今のまま走り続けるのもよし、転職するもよし、副業を始めてみるのもよし、すべて正解ですが、「なんとなく」今のまま働く人が減ってくれたらうれしいです。