
残業をしている人が、残業しない人に向かって「無能だ!」と言っているのが気に入りません。やることをやって定時に上がっているのにも関わらずなぜ無能と言われるのでしょうか?
日本にはどうしても「たくさん働いている人が偉い」と言った美徳を掲げている人がいますよね。
この記事では、結論残業する人にも、しない人にもそれぞれ有能な人と無能な人がいること、すなわち「残業しない人 = 無能」ではない理由をわかりやすく紹介します。
具体的には、
- 残業しない無能な人
- 残業しない有能な人
- 残業する無能な人
- 残業する有能な人
の4タイプの人に分けて、特徴を紹介します。もしもあなたが、無能な人の特徴に当てはまっていた場合、残業を減らす方法や、残業をする際の注意点も紹介していくので一緒に対応していきましょう。
まずはタイプ別診断をしていただいて、その後の対策ができるようになっているので最後までよろしくおねがいします。
この記事の内容
- 残業する人としない人、どっちが有能でどっちが無能なの?
- 残業する人としない人は、4タイプに分けられる!
- 本当は残業なんてしなくない!残業しないために必要な5つの意識改革
- 生活のためには残業代が必要!残業をする場合の5つの注意点
Contents ~好きなとこだけ読む!~
残業しない人=無能ではない!4タイプ別特徴を紹介

残業しない人が必ずしも無能とは限りません。同時に、残業する人が無能だとも限りません。
そこで、残業をするしない、有能無能の4タイプに分けて特徴を紹介します。
残業しない有能な人の特徴

残業しない人でも有能な人はいます。例えば以下のような人です。
- 高い生産性を持ち、効率的な働き方をしている。
- 業務プロセスを改善するアイデアを持ち、効率化に取り組んでいる。
- 適切な時間管理をし、優先順位を付ける能力がある。
- 自分自身に厳しく、常に成長しようと努力する。
すなわち、残業しない人 = 無能ではありません。
実際に、定時で上がっていながら、残業している人よりも結果を出している、会社側からして文句なし人なんてたくさんいますよね。
むしろ、会社側からすると、いなくなっては困る人材だと思うので、定時で上がっていただいて、効率よく働いてほしいと思います。
残業しない無能な人の特徴

逆に、残業しない人で、無能と言われてしまう人の特徴は以下です。
- 効率的な働き方をしていないため、仕事の成果が出ない。
- 時間管理や優先順位の付け方が下手である。
- 自分自身に甘く、成長意欲が低く、スキルアップやキャリアアップに取り組んでいない。
- 周囲の人々とのコミュニケーションが不足しており、協調性に欠ける。
今の仕事へ、やりがいを感じていなかったり、仕事はお金をもらえたらそれでいいと考えている人は、時間がすぎるのをただひたすら待ち、定時になったらすぐに退勤といった意識でしょう。
しかし、結局同じ8時間を過ごしてお金をもらうのであれば、楽しんで仕事をしたほうが人生が前向きに好転すると思いませんか?
そのためには、あなたが「本当にやりたいこと」を見つける必要がありますので、自分のキャリアについて一度見直すのはいかがでしょうか?
残業する有能な人の特徴

残業する人はどうでしょうか。まずは残業をする人の中にも有能な人はいます。以下の特徴を持った人です。
- 高いモチベーションと責任感を持ち、仕事に取り組む姿勢が真摯である。
- 仕事に熱心であり、自分自身に厳しく、常に成長しようと努力する。
- 残業することで、期限や目標を達成するために必要なタスクを完了する。
- 優れたコミュニケーション能力やリーダーシップ能力を持ち、周囲の人々をサポートする。
明らかに、業務量がおかしいため、どれだけ効率よく仕事をしていても残業してしまう場合や、自分のキャリアアップの場合やスキルアップのため、会社の売上のために残業をしている人は無能とは言えません。
このような人は、努力の仕方さえ間違えていなければ、会社から必要とされる人材となれるため昇給も狙えるでしょう。
残業する無能な人の特徴

一番の問題は、残業をする無能な人です。以下の特徴がある場合は、今すぐ考え方を改めてください。
- 仕事の効率が悪く、時間管理や優先順位の付け方が下手である。
- 残業をすることで、現実逃避をしていることがある。
- 残業をしても、成果が出ないことが多く、周囲の人々に迷惑をかける。
- コミュニケーション能力やリーダーシップ能力が不足しており、周囲の人々との関係性が悪い。
すなわち、会社側からすると、人件費泥棒と言われても仕方がない人たちです。
まだ会社は気づいていないだけかもしれませんが、ゆくゆくは上記のような人材は淘汰されていくでしょう。
なぜなら、AIが発達してきていて、機械は命令に忠実に、ひたむきに休まず働いてくれるからです。
もしも、あなたが無能な残業をしている人なのであれば、注意が必要です。
残業している人必見!残業しないために意識すること

もしも今、あなたが残業をしているが、本当は残業をしたくない場合、以下のことを意識することで改善できます。
- 残業をすることは悪だと思い込む
- プライベートに楽しみを作る
- タスク管理や時間管理スキルを向上させる
- 適度に休憩をとる
- コミュニケーションを円滑にとる
当サイトでは、残業代を稼がないと生活ができない程家計が苦しくないのであれば残業はする必要はないとしています。
理由は、プライベートな時間も大切にしてほしいから。
そこで、今回は、残業をしなくても無能とは言わせない5つのポイントを紹介します。
タイムマネジメントスキル(時間管理能力)を高める
タイムマネジメントスキルを高めることで、今までよりも業務量を増やせるようになります。
ほかの人が10時間かかるタスクをあなたが、8時間で終わらせて定時で退社しているのであれば誰も文句は言わないでしょう。
作業効率を高めるうえで必要なスキルがタイムマネジメントスキルなので、具体的には以下のようなことを指します。
- タスク管理の徹底力
- タスクへの優先順位をつける力
- 余白を作って柔軟に対応する力
- タスクにかかる時間の見積り力
もちろん、すぐに身につくものではありませんが、意識を変えるだけで少しずつ身につけることは可能です。
他の記事では、タイムマネジメントスキルを向上させるために必要なことを紹介しているので、興味があれば読んでみてください!
デジタルスキルの向上
残業をしないために、デジタルスキルを磨くことも有効です。
ほとんどの業務で、PCなどのデジタルスキルを必要としているため、デジタルスキルを磨くことで業務効率化を図ることができます。
例えば、タッチタイピングができていなければメールを入力するのにも時間がかかってしまいますし、Excelの操作でもっと効率のいい方法を覚えたりすることも重要です。
もっと高度なところで行くと、メールチェックやファイル名の変更などのルーティンワークをプログラミングを使って効率化させたりなどもできます。
こうしたデジタルスキルを向上させることで少しでも業務効率化を目指しましょう。
職場内のコミュニケーションを円滑にとる
職場内のコミュニケーションを円滑にすることで、自分が抱えているタスクを手伝ってもらうことや、協力してもらうことで業務効率化ができます。
意外と、上司や同僚はあなたの仕事の進捗を把握できていないことが多いです。
そのため、「〇〇が終わったら△△をやろう」と思っていたところで、上司や同僚から□□の仕事が振られてしまったりすることもあります。
そんな時コミュニケーションがしっかり取れる風通しが良い環境であれば、「ちょっと〇〇と△△が終わってからでもいいですか?」と伝えることができたり、「じゃあ△△は他の人にお願いしよう!」といったように協力しながらチームで効率を上げることができます。
休憩とリフレッシュをしっかりとる
仕事中に適度な休憩を取ることも重要です。
人間の集中力はどんなに長くとも90分しか保たないため、1時間に1回5分から10分程度の休憩を取るほうが、結果的に8時間後の仕事の進捗が大きいことが多いです。
そのため、ぶっ続けで仕事をしているのにも関わらず残業をしてしまっているのであれば、思い切って5分程度の休憩を取ることを意識してみてください。
プライベートに楽しみを作る
仕事を早く終わらせる理由を作るために、プライベートに楽しみを作ることも大切です。
仕事が終わってから用事が特にない人と、絶対に帰らないといけない用事がある人とでは、仕事を早く終わらせる意識が変わります。
例えば、今夜、意中の相手と食事に行く予定がある場合、絶対に遅れることができないので、死ぬ気で仕事を終わらせることを考えるでしょう。
「なんとしても仕事を早く終わらせるんだ!」という理由を作るためにも、まずはプライベートに楽しみをを作ることを考えてみてください!
残業したい人(しないといけない人)への注意点

残業代を稼がないと生活が厳しかったり、仕事をしっかり終わらせてからでないと帰りたくない完璧主義の人の場合、これからも残業をし続けるでしょう。
そんな時は以下のようなことに注意をしたうえで残業をしてください。
- 健康管理をしっかりする
- ワークライフバランスを意識する
- モチベーションの維持
- キャリアプランを明確にする
ワークライフバランスの悪化
残業をすることで、プライベートの時間が減り、家族や友人との時間を取ることができなくなる、それがワークライフバランスが悪化です。
20代で若ければ確かに働くことも大切ですが、逆に一番若々しく遊ぶことができたりいろんな人と交流を増やせるのも20代の特権です。
そんなとき、ワークライフバランスの見直しは必ず必要です。残業のし過ぎだと感じるのであれば、有給休暇をとるなどしてプライベートな時間も確保するように意識してください。
万が一、有給休暇の取得率が悪くプライベートな時間の確保が難しい場合、転職やキャリア相談を受けることをおすすめします。
モチベーションの維持
長時間の残業が続くと、疲れやストレスが原因で、モチベーションが低下し、仕事に取り組む意欲が失われることがあります。
モチベーションの低い状態で仕事をすることで、仕事の効率が下がり、残業時間も伸びるので更にモチベーションが下がり、さらに仕事の効率が下がり、残業時間が伸びる、、、といったように悪循環に陥ってしまいます。
たとえ残業代が必要で残業している人であっても、モチベーションが低い状態で残業をするくらいなら、定時で帰って、副業にチャレンジしたほうが、稼げることだってあります。
まずは、あなたが楽しく働ける方法を考えることも重要です。
ちなみに当サイトでは、未経験からでも始められるおすすめの副業を紹介していますので、モチベーションが低い状態で残業をしている人はぜひチェックしてみてください。
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キャリアプランを明確にする
現時点では残業をしていても、10年後、20年後も同じように残業するのは体力的にも厳しいですよね。
「あなたはこのまま残業していれば、いつか残業生活から抜け出すことができますか?」
もしも答えが、「NO」であったり「明確でない」のであれば、キャリアプランを明確にしておくことが必要です。
例えば、残業代を稼いで貯金し、生活防衛資金が溜まったタイミングで、残業を辞めて、スキルアップや転職に挑戦してみたり。
なんとなく、生活が苦しいから残業をして稼いでおく、みたいなキャリアプランがぼんやりしている人は、一度明確に数年後のことを考える時間を作ってみてください。
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健康管理をしっかりする
残業によって生じるストレスや、睡眠不足、運動不足、栄養バランスの偏りなどが原因で健康への悪影響を及ぼすことがあります。
そのため、休日にはしっかり睡眠をとったり、適度に運動をしたりなど健康への対策はしっかりととるなど、健康管理が大切です。
僕も社会人になってからデスクワークが増えてしまって、運動不足に悩んでいたのですが、
まとめ:残業する無能な人間になるくらいなら副業を始めてみて!
今回は、「残業する人は無能なのか」についてまとめました。
結論は、残業するから無能なのではなく、意識や生産性によって無能なのか有能なのかが分かれます。
この記事を読んでみて、今のあなたが、無能な残業をしてしまっているのであれば、スキルアップやキャリアアップへの挑戦を始めることで、無能なんて言われないようになるので、この機会に行動してみてください。
決して残業をすること自体は悪いことではありません。しかし働き方改革や、AI技術の発展によって、意識の低い無能な人材の価値は下がっていくことが予想されるので、大人になってからもスキルアップや努力することを忘れないように生きていきたいですね!