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就活をこれから控えていたり、転職を考えている人の中で「今面接でキャリアプランを聞かれても答えられない!」って人に向けてこの記事を書いています。
10年後のことなんてわかるはずもありませんので、あなたがタイムマシンでも持っていない限り、キャリアプランを答えられなくて当たり前です。
ただ、就活では「答えられません!」なんて言えませんので、面接で聞かれたとき、ちゃんと答えられるように準備をどれだけしてきたのかアピールする必要があるので、準備方法だけは知っておきましょう!
今回の記事では、就活や転職の面接でキャリアプランを聞かれた時にしっかりと答えられるような準備の仕方についてご紹介していきます!
理想の働き方を手に入れるためにはキャリアプランが絶対に必要です!時間をかけてゆっくり考えていきましょう!
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就活時キャリアプランを聞かれる理由【採用者の意図】
キャリアプランを考える前に必ず押さえておきたいのが、「なぜ、面接でキャリアプランを聞かれるのか」面接官の意図を知っておくこと。
短期的な数年単位のキャリアプランを聞かれる場合と、3年~10年後の中長期的なキャリアプランを聞かれる場合があるので、それぞれの意図をご紹介します。
仕事をつまらないものだと割り切るときのNG行為
- 1~3年のキャリアプラン
⇒ 主体性があるかどうかとミスマッチがないかどうか - 3~10年のキャリアプラン
⇒ 内定をもらうことがゴールになっていないかとポテンシャルの高さ
1~3年の短期的なキャリアプランを聞かれる理由
1~3年の比較的短期的なキャリアプランを聞かれる意図は、情報収集などリサーチをしたうえで主体性のあるプランニングができる人なのかを見極めたいからでしょう。
より具体的なプランを立て、企業が期待している回答をできるのかどうかで評価基準が変わります。
あるいは、企業が求めるスピード感も大切で、どのくらいの即戦力となってくれるのか、3年でどれくらい成長する意欲があるのかどうかも見極めポイントです。
我々も、企業研究をしてどんな人物が求められているのかをあらかじめ見極めておくことが大切です。
3~10年の中長期的なキャリアプランを聞かれる理由
3年から10年など中長期的なキャリアプランを聞かれる意図は、あなたのキャリアプランを企業側が叶えてあげられるのか、もしくは企業のビジョンとマッチしているのかどうか確かめるためでしょう。
今はどこの企業も人手不足です。できるだけマッチした人材に長く働いてもらいたいというのがありますから、企業側も選ばれる側だと思っているのです。
そのためあなたのキャリアプランを聞いた上で、ちゃんとプランをかなえてあげられなければ辞めてしまう可能性が高いので採用するリスクをとってもらえなくなります。
ただし、内定をもらいたいがために企業に合わせまくって全然思ってもいないことを伝えるのは僕はおすすめしません。
「内定 = ゴール」と考えている求職者をあぶり出す
就活や転職活動をしている人のほとんどが、何とかして内定をもらいたいと思って面接を受けているのかと思います。しかし内定をもらうための面接なのではなくその先の仕事でどれだけ活躍してもらえるかを確認する場なのです。
あなたからすれば内定が最優先なのかもしれませんが、採用者側からすれば内定をもらうことしか考えていない人よりも、本当に自分の会社で働くイメージができている人の方が一緒に仕事がしたいと思うのは当然のことですよね。
そのため。キャリアプランを考えるときには、企業のこととあなたのこれからの人生プランをしっかりと考えた上で、その会社で働くイメージを具体的にすることがキャリアプランを答える上でのカギとなります。
企業に選ばれようと自分を着飾るのではなく、企業をあなたが選んだ!かつ、企業に貢献できることを考えてきました!とキャリアプランをアピールする方が成長できます!
【内定が欲しい人向け】就活・転職時に役立つキャリアプランの考え方
キャリアプランの考え方は大きく2つに分けられます。「内定が欲しい」パターンと「理想の働き方」が欲しいパターンです。今就活をこれから控えている人や取り組もうとしている人は、以下の内容を忘れてはいけません。
【内定が欲しい人向け】就活・転職時に役立つキャリアプランの考え方
- 10年後のことなんか面接官にもわからない
- 企業のビジョンを調べ求められている人物像を分析!
- 建前が9割!本音1割でキャリアプランを準備する
ただ、僕の中では内定が欲しいと思っている人は注意が必要で、それは「選ばれようとウソをついてしまう」危険性です。
わかりやすく言えば結婚詐欺師になりかねなくて、いい会社が見つからないから就職しないのではなく。嘘をついてでも結婚相手を見つけて、合わないから3年以内で離婚するみたいな。(笑)
「絶対内定とるんだ!!!」みたいに血眼になるよりも、マッチしている企業がなければ就職しなくてもいい、だって死ぬわけじゃないしくらいの気持ちでリラックスしながら就活を進める方がおすすめ。
僕のように個人事業 × アルバイトから正社員を目指すことだってできますので、内定がもらえなくても人生は終わらないので安心してくださいね!
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【大前提】10年後の事なんか簡単にはわからない!
10年後の自分なんて想像ができない人がほとんどで、あくまでも仮説としてこうなっていたいというあなたなりのベストアンサーを考えておくことが大切なのです。
わからないからこそ、自由に立てられるのがキャリアプランなので、過去の失敗とか現状のスキルを考えすぎて消極的に立てるものではないことは注意しましょう。
例えば、億万長者になりたいとか年収1,000万円を達成したいというプランを立てるのは自由なのであり、それに対してのプロセスが大切ななのです。
あなたのキャリアプランを聞いて企業があなたを欲しいと思うか、投資してもいいと思ってもらえるかが勝負のカギなのです!
企業のビジョンから求められる人物像を見極める
就活を始めていると合同説明会や企業説明会などのセミナーでいろんな会社の話を聞いたり、自分でネットで調べたりして企業のビジョンを知ることができますよね。
そのうえで、どんな人物像をこの企業は欲しているのかをあなたなりに考えて、キャリアプランを組んでいくのが内定を一番もらいやすいキャリアプランの考え方です。
建前が9割!本音は1割でキャリアプランを準備する
企業の事を知ると。「年収がいい」とかや「福利厚生がしっかりしてる」などの興味ポイントはもちろん本音であってもいいのですが、面接の対策をする上では建前が9割以上を占めると思ってください。
面接でキャリアプランを聞かれたからと言って、年収がいいのでどんどん年収を上げていきたいみたいなことを答える人物に魅力を感じる人ってかなり少数なのはわかると思います。
企業のビジョンを研究した上で求められている人物像に私はなれます!という建前を発表する場だと思って、今までの経験やガクチカ、強みをアピールすると良いです。
もしも企業の求めている人物像が全然わからない場合には、以下でも紹介している就活エージェントのようなサービスを利用してヒントをもらうのは一つの選択肢です!
【体験談】理想の働き方を手に入れたい人向けキャリアプランの考え方
僕が実際に理想の働き方を考えた方法を紹介しておきます。
僕は、大学受験に失敗し、浪人を1年間したときに、「社会人になった時のことを考えて」大学を選びなおしたことがきっかけでキャリアプランを考えるようになりました。
結局、向こう40年間ずっとやりたいことなんてわからないから、その時やりたいことに全力を費やせるように柔軟な働き方をしておこうと思って個人事業を始めたのが結論なのですが、正社員になるとしたらスキルや経験が欲しいと思ったときか一緒に働きたいと思える仲間ができたときでしょうね。
ぺぺまるが理想の働き方を手に入れるためにキャリアプランを考えた方法
- 人生の軸を固め理想の暮らしをイメージする
- 企業のビジョンを調査しマッチ度を確かめる
- 会社とあなたがWin-Winになるようなプランを立てる
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人生の軸を固め理想の暮らしをイメージする
キャリアプランを考える前に、人生の軸を固め、理想の暮らしをイメージすることは絶対に必要です。
仕事はあくまでも生活の一部であり、旅を楽しむための材料なので、どんな生活をすることがベストなのかを、今の限られた知識の中で立てましょう!
人生の軸を固め理想の暮らしをイメージする
- 過去の自分を分析し楽しかったことを書き出す
- もう二度とやりたくないことを思い出す
- 欲しいものややってみたいことを書き出す
- 理想の暮らしをしているモデルを探す など
色々と方法はあるのですが、こんな人生になったら最高すぎる!とお金も時間も無視して考えてみるのがおすすめです!
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企業のビジョンを調査しマッチ度を確かめる
理想の暮らしがイメージできて初めて、あなたとマッチする企業がどこかがあなたの目から見てわかるのです。企業の求人票を見て、企業のビジョンとあなたが貢献できそうなことがマッチしているかどうかを確かめます。
僕の場合だと、人生の軸を固めて理想の暮らしをイメージしたとき、会社員よりもフリーランスとか起業をした方が達成できそうだとは思っていたのですが、パーツとしてみたときに営業スキルは持っておいた方がいいっていうのと経営のスキルは持っておきたいってので、社長の近くで営業ができる職を選びました。
企業のビジョンを確認する方法
- 企業サイトの採用ページを確認する
- 企業サイトの社員インタビューを見る
- 口コミサイトを確認する
あなたの理想とする働き方や生き方を実現している人がその企業にいるのかどうかは一つの選択ポイントかと思います!
会社とあなたがWin-Winになるようなプランを立てる
色々企業を見たうえで、会社とあなたがWin-Winになるようなプランを立てて、提案していあげることで、内定をもらえるかどうかが変わるでしょう。
10年後のことを聞かれた時は、10年後もその会社で働いていることを想像しながら、プランを述べないといけません。
僕は10年後のことなんて絶対にわからないし、そもそも10年後はその会社にはいない!と思って面接を受けていると思うので、転職エージェントを利用してサポートしてもらいますね。
内定を出してもらって転職してもらうことで売り上げになる転職エージェントさんは親身にサポートしてくれること間違いなしです!
面接でキャリアプランを聞かれた時の答え方
中長期 ⇒ 短期の順で答えるのが無難です。
明確に答えられるキャリアプランを準備することはもちろんなのですが、しっかりと計画性があるかどうか、情報収集をしっかりして自社企業の事をしっかりと理解できているかどうかを見られることがほとんどだからです。
例えば10年後どうなっていたいかを聞かれた場合は、「10年後はこうなっていたいと考えています。そのため1年後には・・・3年後には・・・」のように、中長期的なプランを伝えた上で短期的なプランも伝えていきましょう。
明らかに会社のビジョンとマッチしているかどうかが明確にできるので、この答え方がベストだと思います!何個か例文を考えてみますね!
キャリアプランに似た用語との違い
キャリアプラン以外にも似たような言葉でキャリアビジョンであったり、キャリアパスであったり様々な言葉があります。
正直、「ほぼ同じ意味」なのですが、一応一般的に違いとされているようなので以下で若干の違いをわかりやすくまとめておきます。
キャリアプランに似た用語まとめ
面接官も100%辞書に載っている意味で使っているわけではないこともあるので、面接官がどんな意味でどの言葉をチョイスしているか汲み取る必要があるのです。
あくまで、面接のときには本来はこういう意味だけど、面接官はどんなことを聞きたいのかを汲み取って答える必要があります。
キャリアビジョン
キャリアビジョンとは、キャリアを築く上で数年後のゴールはどこなのかを具体的にイメージすることです。
10年後のキャリアビジョンを聞かせてくださいと言われた時には、10年後はこんな自分になっていたいですと答えるのが正解です。
ただ、キャリアプランと付随して聞かれることが多いため、キャリアビジョンを達成するためのプランもしっかり答えるのがベストでしょう。
キャリアパス
キャリアパスは、実際に就職した後に、その企業での役職や役割の遍歴のことです。
営業職として入社した後、ずっと営業職を続けてマネジメントを行いたいのか、営業職の経験を経て他の部署へ異動し活躍の場を広げたいのか、立ち回りよりなイメージ。
就活で聞かれた時には、志望企業がどんなキャリアパスをイメージしている人材が欲しいかを採用ページなどでチェックしておくと好感触な回答ができるようになります。
キャリアデザイン
キャリアデザインは、人生全体で考えた上でのキャリアの位置づけのことです。
キャリアとか仕事って、人生の一部でしかないので、趣味や休養など他のことと照らし合わせながら、キャリアの位置づけを行いましょう。
例えば僕の場合は、あくまでもキャリアは人生を豊かにするための手段でしかないのであくまでもプライベートが優先です。
ただ、仕事に生きるのもすごく素晴らしいことだと思うので、お金を稼いでなんぼじゃい!というキャリアデザインの人も僕は素晴らしいと思います。
ライフプラン
ライフプランは理想の人生を実現するための具体的な行動計画のことです。
23歳で結婚して24歳で子どもを授かると、40台前半歳で1人目の子どもが成人するなぁ~とか、もちろんライフプランの中にはキャリアプランも含まれるわけなので、ライフプランから考えることが大切。
僕はライフプランを考える上ではまず、理想の暮らしを考える必要があると思っていて、そのためには今の暮らしの中にある「不」を探すことが重要だと考えています。
具体的には以下の記事でまとめてあるので、キャリアプランを考えたい人は合わせて読んでみてくださいね!
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キャリアプランが思いつかないときに役立つサービス
こんなブログ記事を適当に読んだからと言って明日すぐに就活で役立つキャリアプランがこたえられるようにはなりません。
時間や労力をかけて初めてまともに答えられるようになるのです。
しかしできるだけ、楽をしたい人や急いでいる人は以下のサービスを利用することで、時間や労力を少しだけ緩和できる可能性があります。
キャリアプランが思いつかないときに役立つサービス
就活・転職エージェント
転職エージェントを利用することで、あなたの志望企業に詳しいエージェントに当たることができれば、どんな風にキャリアプランを答えたらよいかサポートしてくれます。
転職エージェントでは職務経歴書やES対策、面接対策までを無料でサポートしてくれるため、利用しない手はありません。
注意点としては、闇雲に大手の転職エージェントだけを利用するのではなく、あなたの志望企業業界に特化している転職エージェントと合わせて利用することがおすすめです。
複数の転職エージェントを利用することで、より高度な面接対策や、あなたとマッチしている求人に出会える可能性が高くなります。
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キャリアコーチング
キャリアコーチングサービスを利用することで、会社員になるだけでなく将来独立したりフリーランスとして活躍したり、ライフプランから逆算して理想の働き方を手に入れるためのキャリアプランの構築ができます。
転職エージェントは無料でできる反面、結局は転職がゴールであり、当たりが悪ければキャリアダウンやミスマッチのおこる転職になることもあります。
そのため、転職はただ一つの選択肢であると会社員になることはたったの一つの選択肢にすぎないとするキャリアコーチングでは、理想の働き方を見つけられるのです。
有料のサービスのため、必ず最初は無料カウンセリングや無料のコーチング体験を受けてみて、本当に必要なのかどうかを確かめてみる必要があります。
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自己分析ツール
あくまでも、自分で何とかしたい人には自己分析ツールの活用がおすすめです。
ASSIGNではAIを駆使してあなたのキャリアプランを見えるかしてくれたり、自己分析ツールの診断を基に、企業側からスカウトが届くパターンの転職サイトもあります。
就活や転職でキャリアプランがまとまらないときは、もはやまとめる必要がないくらいあなたとマッチしている、ありのまま自然体で話すだけで内定がもらえる企業を見つけてあげるのもアリですよね。
相性転職パーソナルファイルなら、パーソナル診断を受けた後に相性のいい企業を紹介してもらえるので自己分析ツール × 転職エージェントでさらにおすすめ!
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就活時キャリアプランを考えるメリット
就活時にキャリアプランを明確にしておくことで得られるメリットはたくさんあります。
就活時キャリアプランを考えるメリット
- ミスマッチを減らせる
- 自分の理想の働き方に近づける
- キャリアや年収アップする転職が可能 など
とりあえず3年は続けるみたいな人もいるかもしれませんけど、その3年があればキャリアプランは明確にできますし、何なら理想の働き方を手に入れるために一歩も二歩も進むこともできます。
そもそも、理想の働き方を手に入れるためには何が必要かがわかった状態で仕事を選べるので、必然的に年収も上がりますし、プライベートも充実しやすいのです。
キャリアプランを考えず就活を行うデメリット
一方でキャリアプランを考えずに就活を行うデメリットは以下の通り。
キャリアプランを考えず就活を行うデメリット
- 5年後に全然成長していないことに気づく
- 完全異業種転職で時間を無駄にする
- キャリアや年収がダウンする転職しかできない など
30歳になってから転職したい場合と、25歳で転職したい場合とでは、選択肢の幅が全然違います。そもそも20代しか利用できない転職支援サービスがあったり、中途採用も20代をメインで募集している企業も多いです。
ましてやキャリアプランもないままでなんとなく働いていたがために、30代を超えて市場価値が低いことに気づいてもそれまでの10年は帰ってきませんからね。
1日でも早くキャリアプランの必要性に気づいて、ゆっくりじっくり考える癖をつけておきましょう!
まとめ:就活を始める前にキャリアプランを明確にしておこう!
今回は就活時、面接でキャリアプランを聞かれた時にこたえられるように準備をする方法をまとめて紹介しました。
結論、企業のビジョンに合わせて内定獲得を目指すか、じっくりゆっくり自分の人生と向き合って、本当の意味でのキャリアプランを明確にするかによって考え方が異なります。
僕は、キャリアプランを明確にすることは全人類に必要なことだと思っているので、今後もキャリアプランの必要性について情報を発信していくので、就活をこれから始める人もしっかりキャリアプランを明確にするような情報収集や、スキルアップを心がけて生活してみてください!