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周りは就活をしているが、特にやりたいことも見つからずに「このまま就職していいのだろうか?」と不安になっている人は「休学しようか」迷っている人もいるのではないでしょうか?
僕は、大学2年生が終わったころ、将来のことを考えるために2年間の休学を経験しました。結果的には休学の2年間を濃く過ごせたおかげで、今の生活ができていると思っています。
そこで今回は、就活から逃げ出すために休学する選択についてアリかナシか、実体験をもとに紹介します。
就活をしていて不安が大きい人や、休学を検討している人はぜひ最後まで読んでみてください!!
就活から逃げるために休学という選択肢はアリ。
就活から逃げるために休学するという選択肢は僕はアリだと思います。
なぜなら、迷いがある中で就職してしまうと、人生に後悔が残ってしまうリスクがあるからです。
1、2年生から、しっかり単位を取って大学生活の後半はすべて就活に費やせる人なら話は別ですが、卒業まで単位ギリギリでテスト勉強をしながら、就活も面接対策もしてなんて、正直ハードすぎます。
そんなハードな状態で無理して就活の答えを見つけるくらいなら就活に集中できるように休学をするのはアリだと思います。
以下では僕が休学をした理由や体験談をご紹介します!!
戦略的逃げの休学理由
- 目的が明確な休学
- やむを得ない理由での休学
目的が明確な休学
目的が明確プラス、大学生活よりも優先順位が高いと判断できる理由であれば休学しても逃げとはなりません。
僕自身、経営学を学びたいので大学へ進学しましたが、実際のビジネスの現場を見ている方がリアルな経営が学べると感じたため、タイミング的なチャンスもあり休学を選択しました。
結果的に僕は中退をしていますが、また経営学を学びたいと思った時には復学したいと考えています。
このように、就活から逃げるための休学とはいえ、このまま卒業するよりも優先するべき目的が明確な場合、戦略的休学としてマイナスな要素にはなりませんので安心してください。
やむを得ない理由での休学
やむを得ない理由での休学は、ただの逃げではなく戦略的逃げの休学とみなされます。
例えば経済的に苦しく学費工面のための休学であったり、家業の手伝い、親の介護など。休学をしないと学業に専念できないような理由があれば、就活時にマイナスにはならないでしょう。
もし、マイナスになるとするならば、早期退職となってしまうような理由です。
休学してもマイナスにならないやむを得ない理由
- 経済的に通えなくなったため学費工面のための休学
- 家業の手伝いのため学業に専念できないための休学
- 親の介護が必要で学業に専念できないため など
就活から逃げるために休学するメリット
僕が、休学していた2年間の中で、「休学してよかったなぁ」と感じられた休学のメリットは以下のとおり。
就活から逃げるために休学をするメリット
- 一度レールから外れてみることで見えてくるものがある
- 自分の本当にやりたいことを考える時間ができる
- 次に進み始めるときの勢いをつけられる など
レールから外れても生きていけることに気づける
僕の場合、高校卒業後に1年間浪人をしていたのが、レールから外れるいい経験でした。僕の通っていた高校では進学をする人が95%くらいいたので、当たり前に大学受験をしましたが、行ってしまえば大学生きのレールの上を走っている感覚がありました。
僕の場合大学受験に失敗して浪人したことがレールから外れるきっかけでしたが、もしも現役で第一志望に受かった人は休学をすることで初めて「レールから外れる」ことを実感できるはずです。
レールから外れてみることで、より「自分のやりたいことを選択しやすくなった」のが一番の気づきかもしれません。周りが〇〇するから自分も〇〇するのような選択の仕方をしなくてもよくなります。
そのおかげで、僕は「就職って本当に必要なのか?」を冷静に考えたりもしました。
自分の本当にやりたいことを考える時間ができる
就活から逃げて休学をすると「自分の本当にやりたいことを考える時間ができる」のは大きなメリットです。
中学校は高校に入るために勉強したし、高校では大学に入るために勉強をしました。そして大学では、卒業するために単位を取りながら将来やりたいことを考えつつ就活をします。
万が一「やりたいことが見つからない」場合でも、何とか就活を終えないとヤバい!みたいな感覚で焦って就活している人も多いのではないでしょうか?
休学をしてみると「やりたいことをじっくり考える時間ができる」ので、今焦ってしまっている人は休学してみるのはおすすめです。
次に進むときスタートダッシュできる
就活から一度逃げて休学をすると、次に進むとき「スタートダッシュできる」メリットもあります。
ジャンプするときには少ししゃがむのと同じで、一度止まって時間をかけて準備して決まったときの勢いとダッシュ力は半端ないです。
もちろん、だらだら1年間を過ごしていては、運動不足になってしまって全然走れなくなるので、しっかりと筋トレや準備体操をして、スタートダッシュを成功させましょう。
ー僕は、休学している間に就職しないことややりたいことを見つけたので中退しました。
就活から逃げるために休学するデメリット
就活から逃げるために休学をするのは時にはデメリットもあります。
ただし、あらかじめデメリットを知っておけば、デメリットとメリットを照らし合わせてメリットの方が大きいと理解した上で決断できます。
休学するデメリット
- 多少引け目を感じる時がある
- だらだらと過ごしていると何も生まれない1年になる
- 人間関係が大きく変わるので情報収集しづらい
多少引け目を感じる時がある
就活から逃げるために休学するデメリットの一つ目は「多少引け目を感じるときがあること」です。
周りの人は逃げずに就活を終わらせて、社会人1年目として頑張っている傍らで、自分はまだ学生のまま、自分の将来と向き合っているのは優越感を感じるときと罪悪感を感じるときがあります。
ただし、あなたの人生はあなたのものなので、他の人と比べる必要は全くないんです。すなわち引け目を感じる必要は全くないのです。
ただ、引け目や罪悪感を感じてしまう人もいるのは理解できますよね。
だらだらと過ごしていると何も生まれない1年になる
就活から逃げるために休学するとき「だらだらと過ごしてしまうと1年を無駄にしてしまう」のがデメリットの2つ目。
休学するタイミングで実家暮らしとかだと、勉強をしなくても、仕事をしていなくても、なんとなく生きていけるために、どうしてもだらだらと過ごしてしまうこともありますよね。
しかし、だらだらと過ごしてしまうことに慣れてしまうと、なかなか社会に復帰するのが難しくなってしまいます。1年は思ったよりもあっという間です。
そのため、1年は短いことを理解した上で、1日1日を大切に生きましょう。
人間関係が大きく変わるので情報収集しづらい
1年間の休学をして再び戻ってくると人間関係が大きく変わるため、それまで一緒に授業を受けていた友達とは違う授業を受けることになり、情報収集がしづらくなります。
1年生からともに授業を受けてきた友達、あなたが休んでしまった授業の内容を教えてもらったり、一緒にレポートを書く作業をしてみたりしていたはず。学年が変わってしまうとなかなか同じ授業を受けられないため、自力で単位を取るしかありません。
大学生活は結構うまく情報収集を行い、効率よく単位を取ることも重要だったりします。
人間関係をうまく構築することがカギだったりするので、休学することでリセットされてしまうのはデメリットですよね。
【体験談】就活から逃げるために休学をしたエピソード
僕は就職することが自分の人生における選択肢として正解なのかを大学に通いながら答えを出すのは難しいと判断したために、休学してみようと考えました。
以下では休学をしようと思ったきっかけや、休学して良かったことを紹介していきます。休学するかどうかで迷っている人の参考になればうれしいです。
戦略的休学をしたエピソード
- あっという間に就活をする年になった
- 休学中は社会人の疑似体験ができた
- ネガティブな発言をしている人たちと一緒にいる
僕の場合は、高校卒業した後に、1年間浪人していたので、すでに同い年の人よりは1年遅れていたため、休学して更に1年遅れることに対してはあまり抵抗がなかったのは大きかったと思います。
この記事を読んでいる人の中には、「1年間の遅れ」が与える影響が心配な人もいると思うので、1年間の遅れによるデメリットをご紹介します。
あっという間に就活する年になった
大学生活って思ったよりもあっという間に過ぎ去っていきます。
大学は、それまでの中学高校とは違い、1コマの授業が90分と長いことや、朝からの日もあれば午後からしか授業がない日もあり、良くも悪くも主体性が問われる学校生活です。
そのため、1,2年生は遊びまくってしまって単位を落としまくっている人も少なくありません。僕もその中の一人で、3年生になったときには4生も学校に通い詰めになることがはっきり決まるほど単位の取得ができていませんでした。
あっという間に3年生になって、就活を意識し始める年になったのですが、あれ「単位を取りながら就活するのって大変なのではないか」とどこか不安に感じることもあったので、「卒業後にどんな生活をしたいのか考えるために休学しよう!」と考えたのは休学を決めた一つの理由です。
休学中は社会人を疑似体験できた
休学中は、日本のいろんなところに行ったり、海外へ行ってみたりと知見を広げるための活動をした後、ビジネスコンテストに参加したり、社会人としてのスキルアップを考えて知り合いの経営者の方の紹介で通信業界の営業の仕事をしたりしていました。
結論、月の休みは3日で朝9時から良くて終電、休みの前の日は飲み会で休みの日はトイレと友達。みたいな1年間を過ごしました。
今思えば僕の生活は特殊だったかもしれませんが、「社会人ってこんな感じなのか?」と、しんどい生活が待っているのかもしれないと怖くなったのを覚えています。
大卒よりもスキルが欲しくなってしまった
僕は休学中に「20代は会社員にならずいろいろなことに挑戦する10年にしよう」と思い立ったので、大学を辞めて通信の仕事を頑張ってみることにしました。
その後、コロナの影響もあって在宅でできる仕事ができた方が良いと思って、通信営業をやめてブログやプログラミングなど、フリーランスとして活躍できそうな「個人で稼ぐスキル」で稼ぐ挑戦を試みます。
まだ20代で挑戦をしている最中なのですが、毎日が楽しく、自分の成長も感じられるのでとても楽しいです。
会社員をしていたら、個人で稼ぐスキルを磨く時間があまりにも少なすぎたので、辞めてみて正解だったなと。
正直、どんな選択をしても人生は一度きりなので自分が納得した選択なら「正解」だと思ってます。
就活浪人するくらいなら休学の方が良い?
「就活浪人をするくらいなら休学の方が良いのか?」という問いに答えるならば、「どっちでもいい」が答えです。
なぜなら「あなたが納得の行くキャリアプランを考える時間」を作れればなんでもいいから。
就活浪人でも、休学していても内定をもらえる確立に大差はありません。結局は、休学して何をするのか、就活浪人中に何をするのか。が重要なのであり、どっちがいいとか悪いはありません。
【休学する前に】就職しない選択肢もある
就活をしたくないのであれば、そもそも就職自体しない選択肢を知っておくのはおすすめです。
僕は大学を中退して、業務委託でコールセンターの管理者として働いていたので、大学生が行うような就職活動をしたことがありません。
しかし、その辺のサラリーマンよりも人生を楽しんでいる自負があります。なぜなら、自分で納得のいくキャリアを歩めているからです。
妥協して就職するくらいなら、納得のいくまで考えて就職しないという選択もアリだと思いますよ。
以下で就職しない選択肢がありな理由を紹介しておきますね!
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世の中は働き方が多様化してきている
就職しない選択肢がありな理由として、「世の中の働き方が多様化してきていること」が挙げられます。
働き方の多様化に関しては言うまでもなく、会社員以外に「フリーランス」や「非正規雇用」も捨てたものではなくなってきています。
詳しくは別の記事で紹介をしているのですが、あなたにとって「理想の働き方」はどんな働き方なのかをじっくりと考えた上で選択できることが可能な時代なのです。
ぜひ、どんな働き方が「理想の働き方」なのかを考えてみてください!
今は!就職しないだけで後からでも就職できる
就職しない選択肢がアリな理由として「チャレンジした人間の実績は後から就職するときに有利になるから」です。
すなわち「今は!」就職しない選択をとるだけで、一生就職しないとは言っていません。僕もただただ、就職したいと思える企業に出会えていないだけで、これから就職したい起業に出会えたら就職するかもしれません。
ただ、日々の生活をする上でお金は必要なので、独身の内は必要最低限の生活費を稼ぎつつ、自分の理想とする働き方を追い求めていろんなことにチャレンジするのが楽しそうだなと思って今に至ります。
僕も、30歳になって自分の理想の働き方ができていなかったら会社員になることを決めてチャレンジしています!!
チャレンジした人間の方が市場価値は高くなる
就職しない選択でチャレンジした人間は結果的には市場価値が高い人材になっていることも多いです。
20代は、一番活力が合って失敗をしても取り返しがつきやすい10年間だと思っています。30代、40代になってからチャレンジしようとすると活力や守るべきものができているとなかなかチャレンジしにくくなっていきますよね。
一つの会社の枠で物事をとらえずに、たくさんの人たちとコミュニケーションをとったり、個人で稼ぐためのスキルを磨いたことによってたくさんの会社からも必要とされる人材になっていることでしょう。
すなわち、市場価値が高い人間になれるわけです。
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今回は、就活から逃げるために休学をするのはアリかナシかについて僕の見解をまとめてみました。
結論は、アリ。ただし、デメリットも理解した上で、選択することが大切です。
1日8時間を働くとするならば、移動時間や残業があることなどを加味すると人生の3分の1は仕事に時間を費やしていることになります。
大学の単位を取ることの片手間で、その先の多くの時間を費やす仕事についてを考えるのはおすすめできませんので、じっくりとしっかりと考えたい人は休学もアリかなと。
また、以下のようなキャリア相談のサービスを利用するのも一つの選択肢ですよ。
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