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「生活のためだけにやりがいはないけど、ご飯を食べるためには働かなくてはならない」状態で働くことをライスワークと呼び、ライスワークをしている人が多すぎます。
ライスワークはダメではないですがおすすめはできません。なぜなら人生は一度きりだから。
そこで今回の記事では、ライスワークから抜け出し、人生をより豊かにするための働き方である"ライフワーク"を諦めないで追い求められる方法をお伝えします。
お金以外に働く目的を見つけたい人や、今の働き方に対して不満を抱えながら続けるのをやめたい人はぜひ最後まで読んでみてください!
そもそも生きててやりたいことが見つかっていないという人は、僕が書いた「今の暮らしの"不"から理想の暮らしを考える方法」の記事がお役に立てるかもしれないので、あわせて読んでみてください!
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ライスワークと割り切ることの何が悪い?今の状態を続ける3つのリスク
結論、ライスワークが悪いわけではありません。ときにはライスワークだと割り切ることも必要だと思います。むしろ、最初からライクワークやライフワークを見つけられる人のほうが少数です。
ただし、死ぬまでライスワークでいいと割り切ることはおすすめしません。人生は一度きりなので、ライスワークは今だけでいずれ抜け出すことを目指す人生にしましょう。
以下では、ライスワークのまま割り切って仕事を続ける3つのリスクについてお伝えします。
ライスワークだと割り切る状態を続ける3つのリスク
- プライベートが充実しなくなり、人生が楽しくなくなる
- 仕事は楽しくないのが当たり前だとどんどん消極的になっていく
- 子どもが大人になりたいと思えなくなる
仕事は楽しくないのが当たり前だとどんどん消極的になっていく
ライスワークだと割り切る人は、やりたくないことでもやらないといけない仕事だと考えがちです。すなわち、仕事をしている時間は楽しくなくて当たり前だとどんどん消極的になっていきます。
仕事だけならまだしも、プライベートの楽しみ対しても、消極的になりがちなのが大きなリスク。
仕事はあなたがやりたくないことをやることではなく、誰かがやってもらいたい、あなたが難なくやり遂げていることを仕事にするべきです。
例えば僕の場合、趣味が料理なのですが、毎日自炊するのが面倒に感じる人もいるでしょう。僕は誰かにおいしいと食べてもらえるなら全然楽しんで料理に没頭できるのです。
このように、誰かにとってはしんどいことでも、あなたにとってはしんどいと感じない、適している仕事が必ずあります。
プライベートへ悪影響を及ぼし人生そのものが楽しめない
ライスワークだと割り切ることが、プライベートに悪影響を及ぼし人生そのものを楽しめなくなるのも大きなリスクです。
仕事が休みの日にも、次の日の仕事のことを考えて億劫になってしまったり、合っていない仕事をしているがために、疲労感も大きく休みの日に休息で1日を終えてしまったり。
たまに休息のために時間を費やすことは大切ですが、日々の生活のためだけに仕事をしていると、プライベートも充実していない日々が続くと、ふとした瞬間に「何のために生きているのか」わからなくなってきませんか?
もちろん僕も何のために生きているのかはずっと模索しながら楽しんで言いますが、せっかく人間に生まれてきたのだから、今世も大切に、楽しんで生きる道を探し、進む方がいいと思っています。
子どもが大人になりたくないと思ってしまう
100歩譲って、あなたがライスワークだと割り切るのはいいでしょう。ただライスワークしかしていないあなたの背中を見て育つお子さんは「大人になりたくない」なんて思ってしまうリスクはどうしましょう?。
僕の実体験として、両親は共働きだったのに対して母が家事をすべてやっていました。父は休みの日はソファで寝てばかり。趣味もないし、ライスワークだから疲れがたまっていたのかもしれません。
ほとんど遊んでもらった記憶はありませんし、早く大人になりたいと思ったこともありません。
実際に大人になってみて気づいたのはライスワークよりもライフワークを見つけた大人の方がキラキラしていること。
なぜライスワークになってしまうのか?【割り切る原因】
そもそも生活のためだけに働かなくなってしまう理由は、以下の3つ。
ライスワークだと割り切らなくてはならない理由
- お金以外の理由で働けるほどお金に余裕がない
- 好きなことで稼げていない
- そもそもほかに好きなことややりたいことがない
原因を理解しておけば、ライスワークだけの生活から抜け出すヒントが得られます。
お金以外の理由で働けるほどお金に余裕がない
ライスワークだと割り切るべき理由の一つは、経済的な事情です。経済的な安定がないと、あなたが本当にやりたいことや興味のあることに没頭できません。
どうしても家賃や食費などの普通に生きていくだけでお金がかかるので、一生収入が0で生きていけるわけではないですよね。
そのため、ある程度のお金の余裕を身につける必要があります。「ある程度」の基準は人それぞれですが、あなたが安心できる生活防衛資金を貯めるところを目指してみてください。
生活防衛資金とは?
生活防衛資金とは、生活費を計算して明日から働かなくても生活できる期間を考えることで、どれくらいあれば安心できるかを求めることができます。
(例) 月々8万円の生活費がかかっていて貯蓄が100万円 ⇒ 1年分の生活防衛資金がある
今の仕事がライスワークである人は、生活防衛資金がたまるまでは割り切るのも一つの選択肢です。
1円も貯蓄ができていないなら、「収入を増やす」か「支出を減らす」どちらかの対策が必要ですよ!
好きなことで"まだ"稼げていない
ライスワークだと割り切るタイミングの二つ目は、「好きなことでまだ稼げていない」ときです。
ただライスワークを続けているのではなく、好きなことで稼ぐための修行をしている状態なので、何も考えずにライスワークを続けている人よりは100倍素晴らしいと思います。
例えば、僕はお笑い芸人さんが好きなのですが、芸歴10年以上でも全然稼げていない人もたくさんいますし、アルバイトなどライスワークと合わせながら夢を追いかけていますよね。
好きなことで稼げるようになるまでの期間も生活をするために働かなくてはならないので、ライスワークが必要になります。
そもそもほかにやりたいこともない
「そもそもやりたいことが他にない」という理由で、ライスワークを続けている人もいますよね。
ほかにやることはないけど、生活は維持しなくてはならないのでとりあえずライスワークをと、割り切ることは自然な選択です。
あなたが別に、そのままの暮らしでもいいならいいのですが、「本当はやりたいことをみつけたい」と思っているのであれば、やりたいことを探す努力が必要です。
以下の記事では、「やりたいことの見つけ方」を紹介しています。参考程度に読んでみてくださいね!
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ライスワーク以外にはどんな働き方がある?ライフワークやライクワークとの違い
ライスワーク(Rice-Work)とは、その名の通り「ご飯を食べるために働くこと」を意味しており、やりがいや好きか嫌い、そんなものはどうでもよく、お金を稼いで生活を維持するためだけに働くことを指します。
そんなライスワークと比較して、ライクワーク(Like-Work)やライフワーク(Life-Work)、ライトワーク(Light-Work)などがあり、ライスワークが一番下とされているのです。
働き方4種類
- ライスワーク
⇒ ご飯を食べるため、生活するためだけに働いている状態。 - ライクワーク
⇒ 好きなこと、やりたいことでお金を稼げるようになっている状態。 - ライフワーク
⇒ お金が目的ではなくなっている。たとえお金が稼げなくとも人生を賭けていいと思え働き方 - ライトワーク
⇒ 自分ではなく周りの人たちがライフワークを見つけられるために働きかける状態(ほぼ教祖)
まずは、それぞれの意味を理解したうえで、本当にライスワークが一番下なのか?ずっと続けるかどうかを考える判断をしてみてください。
ライクワーク(Like-Work)
ライクワーク(Like-Work)とは、「自分の好きなことや興味を持っていることでお金を稼いでいる状態」です。
ライクワークでは、ライスワークのようにやりたくないことはしていませんので、モチベーションが続きやすく、仕事に対してのストレスも少なく済みます。
ライスワークが嫌な人はまずライクワークを探すことから始めるのがおすすめです。
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ライフワーク(Life-Work)
ライフワーク(Life-Work)は、「お金が目的ではなくなっている。たとえお金が稼げなくとも人生を賭けていいと思え働き方」です。
人によってとらえ方が異なりますが、僕の解釈では、RiceWorkもLikeWorkもお金が目的で働いています。しかしLife-Workからは好きなことでお金を稼ぐわけではなく、やりがいや充実感などお金以外に働く理由がある状態ととらえています。
もしくは、働いているという感覚ではなく、人生を賭けてやりたいことのために行動した結果、お金を得ている状態。生活しているだけでお金が入ってくるみたいな。
正直、ライフワークに変えるにはお金と時間に対しての不満がない状態で働く必要があると考えているので、現時点でお金と時間に余裕がないのであれば、まずはお金と時間に余裕を作ることから始めましょう。
ライトワーク(Light-Work)
ライトワーク(Light-Work)は、自分以外のほかのだれかに光を照らしてあげるような働き方です。すなわちライフワークを布教する人たちとも言えます。
自分だけライフワークを実現し、その毎日を生きることだけではもの足りなくなってしまったのでしょう。ほかのライスワーカーの人たちを自分のように引っ張っていけるような
まずはあなたが、人生を豊かにするために努力をする必要があります。
今の仕事がライスワークかライフワークか確かめるたった一つの質問
あなたが今している仕事に対して、ライスワークなのかライフワークなのかがわからない場合に関して判断できる質問があります。
「明日から毎日財布に10万円ずつ増えても今の仕事を続けますか?」
もしも答えが「YES」ならば、おめでとうございます!あなたの今の仕事はライスワークではありません。この記事はもう読み進めなくてもいいでしょう。
あなたにはお金以外にも働く理由があるようですね!素晴らしいと思います!
一方でほとんどの人の答えが「No」だと思います。もちろん悪いことではないのですが、「抜け出すための対策を行っていますか?」って話をこれからしていきます。
ライスワークから抜け出してライフワークを見つける方法!
「ライスワークから抜け出す方法」もっと平たく言えば、「お金以外を理由に働く方法の見つけ方」を紹介します。
ライスワークだと割り切る前に、ライクワークやライスワークを実現させるために必要な方法を知っておくだけでも変わってくるので押さえておきましょう。
仕事をつまらないものだと割り切るときのNG行為
- お金に余裕がある状態
- やりたいことが明確にある状態
プラスαで、お金に余裕があって、やりたいことも明確にするために、キャリアプランも明確にしておくことが大切です。
お金に余裕がある状態を作る方法
ライスワークから抜け出して、ライクワークやライフワークへ進むには、「お金に余裕がある状態」を作る必要があります。どれだけ好きなことだとしてもお金がない状態では生きていけないからです。
僕が考えるお金に余裕がある状態とは以下のような状態。
お金に余裕がある状態とは?
- あなたが安心できるくらい生活防衛資金がある状態
- 月々の支出よりも資産所得の方が大きい状態
- 1文無しになったとしても怖くないくらい「稼ぐスキル」が身についている状態 など
お金に余裕がある状態を作るには、「収入を上げる」か「支出を減らす」どちらかを実践する必要があり、できれば両方を行うのがおすすめ。
転職や副業をして収入を増やしつつ、生活水準はそこまで低くせずに無駄な出費等を減らすことでお金に余裕がある状態を作ることができます。
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やりたいことが明確にある状態
一方でお金が無限にあってもやりたいことがなければ、ライフワークとは言えませんので、やりたいことも見つける必要があります。
やりたいことを見つけるには、「自分を知る」ことと「いろんな働き方を知る」ことの2つが大切です。
本当にやりたいことがないのではなく、まだやりたいことを見つけられていないだけだと思うので、まずはあなた自身がどんな人間なのかを知ること、世の中にはあなたがまだ知らない働き方がありますので、働き方をたくさん知っていきましょう。
やってみなきゃわからないことや、調べてみるとイメージと全然違うことが多々あります。以下の記事では、僕が自分を知る重要性や働き方を知ることの重要性に気づいたきっかけ、実際にやってきたことを紹介しているので合わせて読んでみてください。
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5年後10年後にはライクワーク・ライスワークを実現させるための計画
ライスワークから抜け出してライフワークを実現させるのはそう簡単ではありません。5年後10年後の中長期的なキャリアプランを明確に立てることが必要です。
キャリアプランを立ててあげることで、たとえ今の仕事がやりたくもない仕事だったとしても、抜け出せる未来を想像しながら行動することで、モチベーションを維持にもつながります。
もし、キャリアプランの考え方がわからないのであれば、以下の記事でも紹介していますが、無料で利用できるサービスを活用したり、ときには有料のサービスだけれども、自己投資をしてより精度の高いキャリアプランを立てることもおすすめです。
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まとめ:ライスワークだと割り切る前に抜け出すためのプランを立てよう!
本記事では、仕事において重要な概念である「ライスワーク」やそれと対比される「ライクワーク」と「ライフワーク」について紹介しました。
結論、ライスワークを割り切るのはあくまでも一時的であり、抜け出すためのキャリアプランがあるかどうかが大切です。
一度きりの人生なので、ただ生活をするためだけにやりたくもない仕事をする人生よりは、好きなことや、やりがいを感じられること、やりたいと思えることでお金を稼いでおいしいごはんを食べる人生にしたいですよね。
もし、この記事を読んでくれたあなたが、ライスワークではなく、ライクワークやライフワークをみつけて、今よりもより豊かな人生を送りたいのであれば、以下の記事も合わせて読んでみてください。