この記事で解決できる内容
※タップすると該当箇所までジャンプできます。
「キャリアプランを考えてくださいと言われたけど、どう考えればいいのかわからない」
「やりたいことはないけど、このまま今の仕事を続けていても大丈夫なのか不安」
このように、将来のキャリアに対してモヤモヤしている20代の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、キャリアプランが思いつかない20代に多い5つの原因を整理したうえで、キャリアプランを考えるヒントになる具体的な方法を10個紹介します。
さらに、僕自身のキャリアプランを考えた体験談や、一人ではどうしても整理できないときの対処法までわかりやすく解説します。
この記事を書いている僕は、大学中退後に就職することなく、自分の理想の働き方を模索しながらキャリアを考えてきました。
最初から明確な答えがあったわけではありません。自己分析や情報収集を重ねながら、少しずつ自分なりの方向性を見つけてきました。
本記事を読んでいただければ、「キャリアプランが思いつかない」お悩みは解決され、あなたの考えに合った次の行動までが発見できるでしょう。
キャリアプランが思いつかない20代に多い6つの原因

「キャリアプランを考えようとしても、5年後の自分なんてまったくイメージできない」と悩んでいませんか?
キャリアプランが思いつかない原因は、仕事の選択肢を知らなかったり、考える時間が足りなかったりと、人によって異なります。
そこでまずは、20代がキャリアプランを思いつかない主な原因を6つ紹介します。
- 自己分析が不足していてキャリアの軸が定まっていない
- 仕事や働き方の選択肢を十分に知らない
- 選択肢が多すぎてキャリアの方向性を一つに絞れない
- 周囲の期待や世間体を気にして他人軸でキャリアを考えている
- 仕事に追われてキャリアについて考える時間を作れていない
- キャリアプランで何を決めればいいのかわかっていない
まずは、自分がどの原因に当てはまっているのか確認してみましょう。
複数当てはまっていても問題ありません。
まずは「これが一番大きそう」と思う原因から整理してみてください!
自己分析が不足していてキャリアの軸が定まっていない
キャリアプランが思いつかない原因の一つは、自分が仕事に何を求めているのか整理できていないことです。
自分なりの判断基準がなければ、「どんな仕事を選ぶのか」「どんな働き方を目指すのか」を決められません。
たとえば、転職サイトを見て「給料が高い会社もいい」「リモートワークも魅力的」「好きな仕事もしてみたい」と思っても、何を優先したいのか決まっていなければ方向性を一つに絞れません。
そこで、まずは次のような項目を整理してみましょう。
- 仕事で楽しい・つらいと感じること
- 得意なこと・苦手なこと
- 仕事で譲れない条件
- 今後身につけたいスキルや経験
- これから変えたい働き方
「自分は何を大切にして働きたいのか」が見えてくると、それがキャリアを選ぶときの軸になります。
いきなり5年先までのキャリアプランと考えると思いつかないですが、今の自分の整理なら何とかなることが多いです。
関連記事:自己理解を深める5つのメリットとは?具体的な方法とキャリアへの活かし方を解説
関連記事:自分の価値観がわからない人へ!たった5つの価値観を知る質問集
仕事や働き方の選択肢を十分に知らない
世の中にどんな仕事や働き方があるのか知らなければ、キャリアプランの選択肢も限られてしまいます。
「今の仕事を続けるか、転職するか」の2択で考えている人は、他に選択肢があることを知っておきましょう。
キャリアプランを考えるときの選択肢
- 今の会社で昇進を目指す
- 社内異動で別の仕事に挑戦する
- 経験を活かして同じ職種へ転職する
- 未経験の職種へ転職する
- 会社員を続けながら副業を始める
- スキルや経験を積んで独立を目指す
今、キャリアプランが思いつかないのは、選択肢が狭いことが原因かもしれません。
まずは「今の会社で働き続ける」以外にどんな選択肢があるのか知ることも、キャリアプランを考える第一歩です。
関連記事:働き方の種類を一覧で紹介!雇用形態や勤務形態別に新しい選択肢が見つけよう
実現したい条件が多すぎてキャリアの優先順位をつけられない
一方で、今の仕事で変えたいことが多く、何を優先すればいいのかわからなくなっていることもキャリアプランが思いつかない原因の一つです。
たとえば、
- 年収を上げたい
- 残業を減らしたい
- 年間休日を増やしたい
- リモートワークで働きたい
- 興味のある仕事に挑戦したい
- 将来役立つスキルも身につけたい
理想を挙げればいくつも出てくる人もいるでしょう。
もちろん、希望する条件をすべて満たせるのが理想です。
しかし、すべてを同じ優先度で考えていると、仕事や働き方を選ぶ基準が定まらず、キャリアの方向性も決めにくくなります。
「絶対に実現したいこと」「できれば実現したいこと」のように優先順位をつけると、自分が目指したいキャリアも見えやすくなります。
関連記事:自己分析ツールおすすめ32選!無料から登録不要まで【社会人必見】
周囲の期待や世間体を気にして他人軸でキャリアを考えている
周囲からどう見られるかを気にしすぎると、自分が本当に望んでいるキャリアがわからなくなることがあります。
たとえば、次のような考えに縛られていませんか?
- 親から「正社員の方が安心」と言われた
- 周りが転職しているから自分も転職した方がいいと感じる
- 大企業で働いている方が評価されると思っている
- とりあえず3年は頑張らないといけないと思っている
周囲からのアドバイスに耳を傾けることも大切です。しかし、他人の価値観を基準にしていると、誰の意見を聞くかによって目指す方向まで変わってしまいます。
実際にそのキャリアを歩むのは自分自身です。
周囲の意見だけで決めるのではなく、「自分はどう働きたいのか」「何を大切にしたいのか」も含めてキャリアプランを考えましょう。
関連記事:自分のやりたいことがわからない5つの原因|やりたいことを見つける7つの方法
仕事に追われてキャリアについて考える時間を作れていない
毎日の仕事が忙しく、将来について考える時間を作れていないことも、キャリアプランが思いつかない原因の一つです。
仕事が終わったら疲れて休みたいですし、休日も家事や趣味、友人との予定などがあれば、キャリアについて考える時間は後回しになりますよね。
しかし、「時間ができたら考えよう」と思っているだけでは、目の前の仕事をこなす毎日が続いてしまいます。キャリアプランを考えたいのであれば、休日の午前中に1時間確保するなど、先に予定として時間を作ることが大切です。
休日のにはまとまった時間を確保して、今の仕事を続けたいのか、何を変えたいのか、今後どんな選択肢があるのかを一つずつ整理してみましょう。
キャリアプランで何を決めればいいのかわかっていない
そもそも、キャリアプランで何を決めればいいのかわからず、考え始めることができない人もいます。
「5年後は何をしていたい?」と聞かれても、いきなり将来の職業や役職を決めるのは難しいですよね。
キャリアプランでは、職業だけでなく次のような項目を考えていきます。
キャリアプランで考える項目例
- 仕事:どんな仕事・役割を担当したいか
- 収入:どれくらいの年収を目指したいか
- スキル:どんな知識や経験を身につけたいか
- 働き方:勤務時間や勤務地をどうしたいか
- 暮らし:仕事とプライベートをどう両立したいか
まずは考えやすい項目から一つずつ整理していくことで、キャリアプランの方向性が見えてきます。
「それでも具体的な内容が思いつかない」という人は、次に紹介する10個の対策を実際に試してみてください。
キャリアプランが思いつかない20代に試してほしい10の方法

「キャリアプランが思いつかない原因は分かったけど、実際に何をすれば考えられるようになるの?」と疑問に感じていませんか?
キャリアプランは、頭の中で将来について考えているだけでは、なかなか具体的になりません。
今の仕事を振り返ったり、実際の求人を見たりしながら、自分が進みたい方向を見つけるための材料を一つずつ増やしていくことが大切です。
ここでは、キャリアプランが思いつかない20代に試してほしい10個の対策を紹介します。
キャリアプランが思いつかない20代に試してほしい10の方法
- なんとなくではなくキャリアについて考える時間を確保する
- 今の仕事や生活で変えたいことを書き出す
- 今の会社でどんなキャリアを歩めるのか調べる
- これまでの仕事で「楽しかった・つらかった経験」を振り返る
- これまで身につけたスキルや経験を活かせる仕事を探す
- 憧れる人や羨ましいと感じる人の働き方を参考にする
- 市場価値診断ツールで自分に向いている職業をチェックする
- 転職サイトで気になる求人を10件探して共通点を見つける
- 現職・転職・副業など複数の選択肢を比較する
- 一人で整理できないなら第三者にキャリア相談する
10個の対策を通して、「今の会社でキャリアアップする」「転職して新しい仕事に挑戦する」「副業から別の可能性を探す」など、自分なりのキャリアプランの候補を見つけていきましょう。
気になったものだけでも構いません。
実際に手を動かしながらキャリアプランを考えていきましょう!
今の仕事や生活で変えたいことを書き出す
キャリアプランが思いつかないときは、まずは「将来どうなりたいか」ではなく「今の何を変えたいか」から考えてみましょう。
将来の理想はイメージできなくても、今の仕事や生活で「変えたい」と感じていることなら見つけやすいです。
たとえば、次のような不満はありませんか?
| 仕事面の不満 | 生活面の不満 |
|---|---|
| ・給料が低い ・仕事内容にやりがいを感じない ・スキルが身についている実感がない ・昇進したいと思えない ・評価制度に納得できない ・人間関係にストレスを感じる ・もっと興味のある仕事をしたい | ・もっといい車に乗りたい ・もう少し駅から近いところに引っ越したい ・趣味がなく休日を持て余している ・睡眠の質を上げたい ・旅行に行く回数を増やしたい ・運動する習慣を作りたい ・家族や友人と過ごす時間を増やしたい |
不満を書き出したら、そこで終わらせず、「それを解消するために仕事や働き方をどう変えたいのか」まで考えることがポイントです。
たとえば、「もっと趣味にお金を使いたい」なら収入アップ、「睡眠時間を増やしたい」なら残業や通勤時間を減らすなど、生活の不満から仕事に求める条件が見えてくることもあります。
今の会社でどんなキャリアを歩めるのか調べる
転職や副業など社外の選択肢を探す前に、今の会社ではどんなキャリアを歩めるのかも調べておきましょう。
同じ会社で働き続ける場合でも、今と同じ仕事を続けるとは限りません。昇進や異動などによって、次のようなキャリアを歩める可能性があります。
- 昇進してマネジメントを経験する
- 専門性を高めてスペシャリストを目指す
- 部署異動で別の仕事を経験する
- 社内公募を利用して別職種へ挑戦する
- 新しい業務を担当してスキルや経験を増やす
まずは上司や先輩がどのようなキャリアを歩んできたのか聞いたり、社内の制度を確認したりしてみてください。
その中に「自分もこうなりたい」と思える先輩や上司がいれば、一つのロールモデルにできます。今のポジションに就くまでにどんな仕事や経験をしてきたのか聞けば、自分のキャリアプランを考える参考にもなるでしょう。
反対に、数年後の先輩や上司を見ても「自分はこうなりたい」と思えないのであれば、転職や副業など社外へ目を向けるきっかけにもなります。
関連記事:
これまでの仕事で「楽しかった・つらかった経験」を振り返る
キャリアプランを考えるときは、これまでの仕事で「楽しかったこと」と「つらかったこと」を振り返ってみましょう。
過去の経験を振り返ることで、自分がどんな仕事にやりがいを感じ、反対にどんな環境や業務が合わないのかを整理できます。
たとえば、次のように書き出してみてください。
| 楽しかった・やりがいを感じた経験 | つらかった・避けたい経験 |
|---|---|
| お客様から直接感謝された | 一日中ほとんど人と話さない |
| 自分で考えた提案が採用された | 細かく指示されて自由に進められない |
| チームで目標を達成した | 個人ノルマだけを追い続ける |
| 後輩に仕事を教えた | 毎日同じ作業を繰り返す |
| 新しい仕事を任された | 残業が多くプライベートの時間がない |
「楽しかった」「つらかった」で終わらせず、「お客様から感謝されたのが嬉しかった → 人と直接関われる仕事がしたい」のように、「なぜそう感じたのか」まで掘り下げてみましょう。
過去の経験から共通点を見つけることで、これから増やしたい仕事・避けたい仕事がわかり、キャリアの方向性を考えやすくなります。
これまで身につけたスキルや経験を活かせる仕事を探す
キャリアの方向性が思いつかないなら、これまで身につけたスキルや経験からキャリアの選択肢を考える方法も試してみてください。
今のスキルや経験が別の職種でも活かせるとわかれば、これまで考えていなかった仕事がキャリアの候補に入ることもあります。
たとえば、次のように考えてみましょう。
| これまでのスキル・経験 | 活かせる仕事の例 |
|---|---|
| 法人営業で顧客へ提案してきた | ・営業 ・人材業界 ・カスタマーサクセス |
| 接客でお客様の要望を聞いてきた | ・営業 ・カスタマーサポート |
| 後輩の教育を担当した | ・マネジメント ・研修担当 |
| Excelで資料やデータをまとめてきた | ・営業事務 ・一般事務 |
| SNSアカウントを運用した | ・SNS運用 ・Webマーケティング |
ただし、「できること」と「これからもやりたいこと」は分けて考えることがポイントです。
「自分の経験を活かせるか」と「今後もやってみたいか」の両方から考えると、次のキャリア候補を絞りやすくなります。
これから身につけたいスキルや経験からキャリアを考える
「今できること」だけでキャリアを考える必要はありません。これから身につけたいスキルや経験から、将来のキャリアを考える方法もあります。
たとえば、
- 英語を仕事で使えるようになりたい
- Webマーケティングを実務で経験したい
- マネジメントを経験してみたい
- 営業以外の専門スキルを身につけたい
- 副業で自分の力だけで収入を得てみたい
などです。
次に、その経験を積むためにはどんな仕事や環境を選べばいいのかを逆算します。
たとえば「Webマーケティングの実務経験を積みたい」なら、社内異動を目指す、未経験から応募できる求人を探す、副業や個人ブログから経験を積むなど、複数の道が考えられます。
キャリアプランは、「今できること」から考えるだけでなく、「まだできないけど、やってみたいこと」から逆算して考えることもできるのです。
市場価値診断ツールで自分に向いている職業をチェックする
自分だけでキャリアの選択肢を考えていると、知っている仕事やこれまで経験した仕事に候補が偏りがちです。
そんなときは、自己分析や適職診断ができるツールを使って、自分では思いつかなかった仕事を探してみるのも一つの方法です。
診断結果からは、たとえば次のような情報を得られます。
- 自分の強み・弱み
- 仕事で大切にしている価値観
- 向いている仕事や職種
- 活かしやすいスキルや経験
- 自分に合った働き方の傾向
診断結果を鵜呑みにするのではなく、新しい選択肢を見つけるきっかけとして使うのがポイントです。
「こんな仕事もあるんだ」と気になる職種が見つかったら、仕事内容や必要なスキル、実際の求人まで調べて、キャリアの候補に入れるか考えてみましょう。
関連記事:市場価値診断を登録不要で行うツールおすすめ5選|適性年収チェッカー
転職サイトで気になる求人を10件探して共通点を見つける
キャリアプランが思いつかないなら、実際の求人を見ながら「どんな仕事ならやってみたいか」を探してみるのもおすすめです。
転職する予定がなくても問題ありません。まずは条件を絞りすぎず、「ちょっと気になる」と感じた求人を10件ほど保存してみましょう。
10件集まったら、どこに魅力を感じたのか共通点を探します。
- 仕事内容に興味を持った
- 今より年収が高い
- リモートワークができる
- 未経験から挑戦できる
- 身につけたいスキルを経験できる
- 残業や休日などの条件が理想に近い
たとえば、保存した求人の多くが「リモートワーク可能」「Web系の仕事」「年収400万円以上」なら、自分がキャリアに求めている条件が少しずつ見えてきます。
さらに、気になる求人の応募条件まで確認すれば、「この仕事を目指すには○○の経験が必要」と今後身につけるべきスキルや経験もわかります。
転職サイトや転職エージェントは必ず転職しなくてはならないのではなく、自分が目指したいキャリアとそこまでの道筋を具体的にすることリサーチ目的でも有効です。
現職・転職・副業など複数の選択肢を比較する
ここまでの対策でキャリアの候補がいくつか見えてきたら、一つに決める前に複数の選択肢を並べて比較してみましょう。
たとえば、「年収を上げたい」「Webマーケティングの経験を積みたい」「自由な時間も増やしたい」と考えているなら、次のように整理できます。
| 選択肢 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 現職を続行 | 安定した収入を維持できる | Webマーケティングの経験を積めない可能性がある |
| 転職する | Webマーケティングを仕事にでき、年収アップも狙える | 未経験転職なら一時的に年収が下がる可能性もある |
| 副業を始める | 収入を維持しながらWebマーケティングを試せる | 本業と両立するため自由時間が減る |
大切な考え方は、「どれか一つが正解」なのではなく、「どれを選んでも正解にできる」ということです。
現職に残ってスキルを磨くのも、転職して環境を変えるのも、副業から新しい可能性を探すのも、その後の行動次第で自分のキャリアにつなげられます。
正解を探し続けて動けなくなるよりも、まずは進む方向を決めてキャリアプランを作成し、行動しながら必要に応じて調整していきましょう。
関連記事:転職以外の選択肢を知っておいて損はない!むしろ知らないと損します...
一人で整理できないなら第三者にキャリア相談する
ここまで試してもキャリアプランが思いつかないなら、一人で考え続けるのではなく、第三者に相談してみるのもおすすめです。
自分だけで考えていると、これまでの経験や知っている仕事の中からキャリアを考えてしまい、選択肢を広げにくいことがあります。
第三者に相談することで、
- 自分では気づかなかった強みを見つけてもらう
- 考えを言葉にすることで頭の中を整理する
- 知らなかった仕事や働き方を教えてもらう
- 複数の選択肢を一緒に比較する
- キャリアプランを具体的な行動まで落とし込む
といったことができます。
ここで大切なのが、誰に相談するかです。
上司や友人への相談も一つの方法ですが、相手の経験や価値観をもとにしたアドバイスになるため、それが自分にも当てはまるとは限りません。
スポーツで上達するためにコーチをつける方法があるように、キャリアについても第三者の専門家と一緒に整理する方法が有効です。
専門家に答えを決めてもらうのではなく、自分だけでは整理できなかった考えや選択肢を一緒に言語化してもらうことで、自分なりのキャリアプランを考えやすくなります。
関連記事:キャリア相談おすすめ17選!無料・有料別プロに相談するメリットを解説
関連記事:キャリアコーチングおすすめ22選!料金・実績・目的から1社を選ぶ!
思いついたキャリアプランを実際に整理して形にしてみよう
ここまでの対策で、「こんな仕事をしてみたい」「こんな働き方を実現したい」といった方向性が少しずつ見えてきたのではないでしょうか。
次に必要なのは、思いついた内容を頭の中だけで終わらせず、実際のキャリアプランとして整理することです。
とはいえ、「キャリアプランは紙に書けばいいのか?」「何年後まで考えればいいのか?」など、具体的な作り方がわからない人もいるでしょう。
そこでここからは、思いついたキャリアプランを実際に形にする方法を次の5つに分けて解説します。
具体的なキャリアプランの考え方
- キャリアプランは紙やスプレッドシートに書き出して可視化する
- まずは3〜5年後までのキャリアプランを作成する
- 仕事・収入・スキル・働き方など項目ごとに理想を書き出す
- 理想と現在地の差から今やることを決める
- 半年〜1年を目安にキャリアプランを見直す
キャリアプランは一度作ったら終わりではありません。まずは現時点で考えられるプランを形にして、実際に行動しながら修正していけばOKです。
完璧なキャリアプランを作る必要はありません!
今の自分なりの答えを一度形にすることから始めましょう。
キャリアプランは紙やスプレッドシートに書き出して可視化する
キャリアプランの方向性が見えてきたら、頭の中だけで考えるのではなく、実際に書き出して可視化しましょう。
使うものは、紙のノートでもExcelやスプレッドシートでも構いません。自分が後から見返しやすい方法を選んでください。
たとえば、次のような形で整理できます。
| 項目 | 現在 | 3年後 |
|---|---|---|
| 仕事 | 営業職 | Webマーケティングに関わる仕事 |
| 収入 | 年収350万円 | 年収450万円 |
| スキル | 営業・提案力 | Webマーケティング・SEO |
| 働き方 | 毎日出社 | 週3日以上リモート |
| 生活 | 平日は仕事中心 | 平日も趣味や副業の時間を確保 |
書き出してみると、「まだ決まっていないところ」や「今と理想の間に何が足りないのか」も見つけやすくなります。
また、頭の中では「なんとなく年収を上げたい」と考えていたものが、「3年後までに年収450万円を目指す」のように具体的になることもあります。
最初からすべての項目を埋める必要はありません。現時点で決められるところから書き出し、キャリアプランのたたき台を作ってみましょう。
まずは3〜5年後までのキャリアプランを作成する
キャリアプランを作るときに、いきなり10年後、20年後まで細かく決める必要はありません。まずは3〜5年後を目安に考えてみましょう。
20代は転職や結婚、独立などによって、仕事や生活が大きく変わる可能性があります。あまり先まで細かく決めても、実際には計画通りに進まないこともあるでしょう。
たとえば、次のように考えます。
- 1年後:Webマーケティングの基礎を身につける
- 3年後:Webマーケターとして実務経験を積んでいる
- 5年後:年収500万円・リモート中心で働いている
このように、まず3〜5年後の目指したい状態を決めて、「そこに近づくために1年後はどうなっていたいか」と逆算すると考えやすくなります。
10年後まで明確に決められる人は書いても構いませんが、わからなければ無理に決める必要はありません。
今の自分がイメージできる範囲でキャリアプランを作り、将来の変化に合わせて更新していきましょう。
仕事・収入・スキル・働き方など項目ごとに理想を書き出す
3〜5年後という期間を決めたら、次は「そのとき自分はどうなっていたいのか」を項目ごとに書き出してみましょう。
「3年後は今より良くなっていたい」だけでは、何を目指せばいいのか曖昧です。
そこで、たとえば次のように整理します。
| 項目 | 3年後の理想 |
|---|---|
| 仕事 | Webマーケターとして実務経験を積んでいる |
| 収入 | 年収500万円以上 |
| スキル | SEO・広告運用の実務経験がある |
| 働き方 | 週3日以上リモートで残業は月10時間以内 |
| 生活 | 平日の夜も趣味や家族との時間を確保できている |
ポイントは、「年収を上げたい」「自由に働きたい」のような曖昧な表現ではなく、できる範囲で具体的にすることです。
ただし、すべての項目で理想を決める必要はありません。「収入はまだわからないけど、リモートで働けるようになりたい」など、現時点でイメージできるところから埋めていきましょう。
こうして項目ごとに整理すると、自分が3〜5年後に実現したい状態が一つのキャリアプランとして見えてきます。
理想と現在地の差から今やることを決める
3〜5年後の理想を書き出したら、次は現在の自分との差を確認して、今から何をするのか決めましょう。
たとえば、「3年後にはWebマーターとして年収500万円、週3日以上リモートで働きたい」と決めたとします。
現在地と比較すると、次のように必要な行動を逆算できます。
| 3年後の理想 | 現在地 | 今から必要なこと |
|---|---|---|
| Webマーケターとして働く | 営業職・実務経験なし | 基礎を学び、実務経験を作る |
| 年収500万円 | 年収350万円 | 求人を調べ、必要な経験・スキルを確認する |
| SEO・広告運用を経験する | 未経験 | 副業・社内異動・転職など経験を積む方法を探す |
| 週3日以上リモート | 毎日出社 | リモート可能な職種・企業を調べる |
ここまで整理できれば、ただの「理想」ではなく、理想に近づくための道筋が見えてきます。
あとは必要な行動に優先順位をつけて、「今月はWebマーケティングの基礎を学ぶ」「半年以内に副業で実務経験を作る」など、直近の行動まで具体的にしてみてください。
「3年後どうなりたいか」から逆算して「今何をするか」まで決めることで、キャリアプランを実際の行動につなげられます。
半年〜1年を目安にキャリアプランを見直す
一度作ったキャリアプランは、半年〜1年を目安に定期的に見直しましょう。
実際に行動してみると、キャリアプランを作ったときにはわからなかったことが見えてきます。
たとえば、
- 興味があった仕事を勉強してみたら思っていた内容と違った
- 副業を始めたら本業よりもやりがいを感じた
- 仕事を経験する中で新しく身につけたいスキルが見つかった
- 昇進や異動によって今の会社でもやりたいことができそうになった
- 結婚や引っ越しなどで理想の働き方が変わった
など、仕事の経験や生活の変化によって、目指したいキャリアが変わることはあります。
そのため、キャリアプランを変更することは失敗ではありません。実際に行動して得た経験をもとに、今の自分に合ったプランへ更新していけばいいのです。
一度決めたキャリアプランに縛られる必要はありません!
「このまま進みたいか?」を定期的に確認して、必要なら方向修正していきましょう。
【体験談】大学中退&正社員経験ゼロの僕のキャリアプランの考え方

僕は大学生の頃周りが就職活動をする中で、すでに就職せずに30歳までは自分の事業に挑戦するキャリアプランを立てていました。
確かに、就職して社会人としてのキャリアを積むことも、一つの選択肢だとは思っていたのですが、「一度就職をしてしまうと満足してしまいそう」というのと「30歳まではおそらく独身で守るものがないだろう」という人生設計から出した結論です。
おそらく、僕よりも安定した収入があって、素晴らしいキャリアを築いている人でも、人生全体を見れば意外と幸せを感じられていないなんて人もいると思います。
仕事は辛いことをしたときの対価ではありません。あなたの大切な時間を使ってよりよい人生にする武器なのです。
正社員経験ゼロで大学中退の僕が考えるキャリアプラン
- 30歳までと期限を決めて個人で稼げるようにチャレンジ
- スキルや知識を自己成長メインに考える
- ブログが主軸でやりたい仕事があったら正社員もアリ
理想の暮らしをイメージした結果30歳までは個人事業にチャレンジ
キャリアプランを立てる上で一番重要なのが、理想の暮らしをイメージし人生の軸を決めることです。人生の軸とは、あなたが今後の人生を生きていく上で「何を最優先にしたいか」を決めること。
例えば、家族との時間なのか、自分の趣味の時間なのか、お金持ちになってちやほやされたい気持ちなのか、なんでもいいです。
僕の場合は、大切な人と過ごす時間を最優先にした働き方が理想形だったので、ブログをやりつつ在宅で営業代行のお仕事もしたりと、時間に融通の聞く仕事をしています。
人生の軸を決めないことには、理想の働き方なんて見つかるわけがありませんので注意してくださいね!
やりたい仕事についてはとことんリサーチ&ブログでアウトプット
正直ブログを3年もやっていると、文章を書いていないと気持ち悪い暗い習慣になっているので、ブログを辞めることはないのですが、他にもやりたい仕事が出てきた場合は、挑戦しようと思っています。
お金の勉強を多少している人ならわかると思うのですが、収入の柱は複数持っている方が、人生としては安定するので、僕の場合はブログが一つ、アルバイトが一つと、個人営業の仕事が一つのようになっているのです。
正社員の人は、正社員が一つの収入の柱になっていると思うのですが、そこでの収入を増やす、すなわち柱を太くする考えもいいのですが、副業を始めてみたり、資産運用の勉強をすることで収入の柱の数を増やす考えも大切。
もし今給料が低くて悩んでいる場合、今の頑張りが収入の柱を作っている作業なのかどうかを考えてみるといいかもしれません。
20代は量!必要なスキルや知識、自己成長メインに行動する
何も考えずにアルバイトをするのではなく、スキルを身に付けられるかどうか、そこで仕事をする経験が将来個人事業に役立つかどうかを考えて仕事選びをしていました。
時間に融通が利きやすい仕事を選んで、空き時間で金融系の資格を取ってみたり、UdemyでIT学習をしてみたり、自分が成長できると思うことにはとことん自己投資をしてきました。
その中でもテレアポの経験は僕にとって大きく、営業力や話し方、質問力などビジネスとして必要なスキルや知識が身につくだけでなく、人数も多かったので、人脈形成にも大変役立ちました。
一生プレイヤーでいるのは大変だと感じたので、今は無理のない程度に個人営業をやるのみですが、人の話を聞いたりするのに、テレアポの経験が役立つときがあります。
キャリアプランが思いつかない20代によくある質問
ここまでキャリアプランの考え方や整理方法を紹介してきましたが、それでも「本当にこの考え方でいいのかな?」と不安に感じる人もいるでしょう。
特に20代は、これから経験できる仕事や身につけられるスキルも多いため、将来をすべて決めることはできません。
そこで最後に、キャリアプランが思いつかない20代によくある次の3つの疑問に回答します。
- 20代でキャリアプランがないのはまずいですか?
- やりたい仕事がなくてもキャリアプランは作れますか?
- キャリアプランがない中での転職は危険ですか?
キャリアプランは一度決めたら変えられないものではありません。
今の自分なりに方向性を決めて、行動しながら修正していくことを前提に考えてみてください。
20代でキャリアプランがないのはまずいですか?
20代のうちからキャリアプランは考えておくべきです。
もちろん、20代で将来の仕事や働き方をすべて決める必要はありません。しかし、何も考えずに目の前の仕事だけを続けていると、必要な経験やスキルを身につけるタイミングを逃してしまう可能性があります。
たとえば、30歳で「未経験からWebマーケティングに挑戦したい」と思うより、25歳の時点で興味があるとわかっていれば、
- 今の会社で関連する仕事を経験する
- 必要なスキルを勉強する
- 副業で実績を作る
- 転職に必要な経験や条件を調べる
など、早いうちから準備できます。
やりたい仕事がなくてもキャリアプランは作れますか?
やりたい仕事が決まっていなくても、キャリアプランは作れます。
キャリアプランは、「将来この仕事に就く」と職種を決めることだけではありません。
たとえば、
- 年収500万円以上を目指したい
- 残業を減らして自由な時間を増やしたい
- リモートワークができるようになりたい
- 専門的なスキルを身につけたい
- 副業でも収入を得られるようになりたい
など、実現したい働き方や暮らしから考えることもできます。
「やりたい仕事がないから考えられない」と止まるのではなく、まずは「今の仕事や生活で何を変えたいのか」「これからどんな働き方をしたいのか」から考えてみましょう。
そこから条件に合う仕事や必要なスキルを調べていけば、自分なりのキャリアプランを作れます。
キャリアプランがない中での転職は危険ですか?
キャリアプランがまったくない状態で、勢いだけで転職するのはおすすめしません。
転職すること自体が問題なのではなく、「転職して何を変えたいのか」が決まっていないと、次の会社でも同じ不満を抱える可能性があるからです。
たとえば、「今の会社が嫌だから」という理由だけで転職すると、
- 年収は上がったけど残業が増えた
- 仕事内容は変わったけど興味を持てなかった
- 人間関係は改善したけど将来につながる経験を積めなかった
- 転職したものの、結局何を目指したいのかわからない
といったミスマッチが起こる可能性があります。
転職前に完璧なキャリアプランを作る必要はありません。しかし、最低限、**「転職で何を変えたいのか」「次の会社でどんな経験を積みたいのか」**は整理しておきましょう。
転職をゴールにするのではなく、自分が目指すキャリアに近づくための手段として転職を選ぶことが大切です。
まとめ:キャリアプランは20代からある程度決めておく必要があります!!

今回は、なんとなくではなく明確なキャリアプランの立て方を3ステップで紹介しました。
正直、VUCAの時代に、キャリアプランを立てずになんとなく働くのは雨具を持たずに登山に出掛けるくらい危険でしかありません。
この記事を最後まで読んでくれたあなたは、一度自分と向き合って「キャリアプラン」を立てる時間を作ってみてください。
結果、今のまま走り続けるのもよし、転職するもよし、副業を始めてみるのもよし、すべて正解ですが、「なんとなく」今のまま働く人が減ってくれたらうれしいです。


