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このまま正社員を続けていてもいいのかなぁとたまに不安になることがあります...
令和の時代を生きるみなさんは、「正社員 = 安定」が崩壊していることにうすうす気づいているのではないでしょうか?
コロナや働き方改革をきっかけに、「働き方の多様化」は進みましたが、正社員の給料は上がっているようには思えません。すなわち、「働き方を自由にしたんだから、あとは自分たちで何とかしてよね!」と国が言っているようにも見受けられます。
そこで今回の記事では、今の「日本の状況」を踏まえて「なぜ、正社員にこだわる必要はないのか」そして「じゃあどうしたらいいのか」についてまとめていきます。
以下の項目に一つでも当てはまっていたら、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容となっています。
- そもそも正社員の道しか知らない
- 「正社員 = 安定」が当たり前だと思っている
- 正社員の方がなんだかんだメリットが多いと感じている
この記事を読めば、「将来のキャリアの不安」が削減できます!
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正社員にこだわる必要はない!むしろ時代遅れな理由
正社員にこだわる必要はない理由は「正社員 = 安定」が崩壊しているからです。
もちろん、正社員にもメリットはたくさんあります。しかし一昔前ほどメリットを感じられなくなってきているのも事実。そのため「もっと広い視野を持って働き方を選択してもいいのではないか?」というのが主張です。
まずは、「正社員 = 安定」が崩壊してきているのがわかる日本の状況を紹介します。
日本の「正社員 = 安定」が崩壊している二大要因
- 終身雇用制度の崩壊
- 年功序列制度の崩壊
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終身雇用制度の崩壊
終身雇用制度とは、「一度入った会社で定年まで面倒を見てくれる制度」ですが、近年ではリストラや不景気で経営困難という観点から、終身雇用の継続は難しいとされています。
トヨタ自動車の豊田社長が「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言したことで有名になりました。すなわち、終身雇用に頼るのではなく、いつ解雇されても生きていけるような準備が必要だということです。
僕の周りにも新卒で入社した会社で定年まで働くつもりで入社した人は聞いたことがありません。
それでもまだ、正社員が一番良い!と頑なに信じている人が多いのも事実です。
年功序列制度の崩壊
年功序列制度とは、「入社してから長く働き続けている人のほうが給料が高くなる制度」です。
上記のグラフは、厚生労働省が出している「賃金構造基本統計調査」のデータをまとめたグラフですが、20代の賃金は過去より高いものの、35-49で圧倒的に賃金の伸びが減っています。
一番気になるのが、1992年と2004年のピークである45-49での賃金に、10年遅れの55-59で到達していない点です。30年前に40代で到達していた年収に、55歳を過ぎても到達できていないんです。
20代30代は気づきにくいですが、40代で給料が全然上がっていないことに気づき、気づいた時には一番活発な時期を過ぎてしまっているんです...。
確かに僕の両親も、給料が下がったなんて話をしていたのを聞いたことがあります...
昇給が見込めるかは就業規則で確認!
うちの会社ってどれくらい昇給が見込めるのかな?
と疑問に感じたときは就業規則をCheckしてみてください。あるいは、あなたの上司がどれくらい稼いでいるのか、どれくらいお金に余裕がありそうかを考えてみるのも一つの方法です。
万が一、理想的な暮らしをしている上司がいる会社なのであれば今の働き方を続けることがベストかもしれませんね!
理想の働き方への意識の変化
株式会社ジンジブが令和4年に高校新卒新社会人(18歳~20歳)へ理想の働き方を調査したところ、「プライベートや趣味の時間を大切にできる働き方」がダントツ1位でした。
すなわち、「お金」だけもらえても理想とは言えないという結果が現れているのです。
ワークライフバランスという言葉が注目を浴びているように、「お金」だけでなく「時間」も大切にしていく必要があります。
確かに、どれだけ給料が高くても、休みが1日もないんじゃ意味ないですよね...
【なぜ?】正社員にこだわるのか?調査してみた結果
正社員 = 安定 が崩壊しているとは言っても、まだ正社員のほうがメリットが大きいと感じている人が多いと思います。
しかし、日本では正社員以外の道を教えられることなく育てられるため、実情をあまり理解しないまま「大企業 = 成功」「正社員 = 安定」のイメージがあります。
僕が、SNSやインターネット上、周りの友達などから正社員にこだわる理由を聞いた結果が以下です。
- そもそも正社員以外を考えたことがない
- 正社員のほうが給料が高い
- 正社員には「ボーナス」と「退職金」がある
- 正社員のほうが「ローン」が組みやすい(社会的信用が高い)
大きく分けると「正社員以外の知識がない」「お金の問題」の二つです。それぞれを詳しく説明しますね。
理由①:正社員以外の道を知らない?
そもそも正社員になる以外の選択肢がなかった人も多いのではないでしょうか?確かに、日本の教育上できるだけいい高校に行き、いい大学へ行き、大企業へ就職するのがエリートなイメージがついています。
なんとなく「正社員が安定しているんでしょ?」と疑いもせずに、正社員になったという人も多いと思います。僕もレールから外れるまでは勉強を頑張っていました。
大多数の人が歩んでいる道なので、そっちの方が正しい気がしてしまうのもわかるのですが、実際は「働き方の多様化」によってあなたらしい働き方をより多くの選択肢の中から選べるようになっているのです。
別に、正社員以外が正しいと言っているわけではなく、「人によっては「正社員以外」のほうが向いている人もいます。」ってこと。
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理由②:正社員の方がお金の余裕が大きいから
確かに、国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、正社員の平均年収は508万円で非正社員の平均年収は198万円です。 平均年収に310万円の差があるとされています。
収入だけ見ると確かに、「派遣社員で働くよりは、正社員になろう!」と思う気持ちはわかります。
では、同一労働同一賃金という制度によって、お金の余裕が徐々に崩れてきているので「正社員」であるメリットが少なくなってきているのです。
むしろ正社員にこだわり続けている人が陥りそうなリスクについて触れておきます。
正社員にこだわるデメリット
- 年収アップ率が昔と比べて格段に低い
- 物価の上昇率は高いまま
- 正社員だけだと貧富の格差が広がっていく
一度あなたにとっての「理想の働き方」を考えてみよう!
理想の働き方研究室では、「心の余裕」「お金の余裕」「時間の余裕」の3つの余裕を満たせる働き方を理想の働き方であるとしているので正社員で3つの余裕を満たせるのか?について警鐘を鳴らしていきます。
理想の働き方とは?
- 「心」・「お金」・「時間」の3つの余裕を生む働き方
理想の働き方を見つけるためには、あなたの自己理解が必要不可欠です。詳しくは以下の記事で紹介しています
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正社員にこだわる必要はない!個人で稼ぐことにこだわるべき!
正社員にこだわるのが時代遅れだと主張してきましたが、「じゃあどうしたらいいんだ!」という人もいますよね。結論は「個人のスキルで稼ぐことにこだわる」のが必要です。
個人で稼げるようになると、「会社に縛られなくなる」からです。給料は低いけどやりがいのある会社に勤めているのであれば、副業でプラスの収入を得ることで現職は続けられますし、逆に会社は辞めたいけどお金が不安な人も個人で稼げることで心置きなく退職できますよね。
個人で稼ぐと聞くと難しい印象を受ける人も多いかもしれませんが、実は時代は「個人で稼ぐことに追い風が吹いている状態」です。詳しくは以下の記事でまとめているのでこの記事では個人で稼ぐスキルを身に付けるメリットをご紹介します。
>> 個人で稼ぐのは本当に難しい?会社員との違いでわかるメリットデメリット
個人で稼ぐことにこだわるメリット
- 時間的自由度が高くプライベートの時間を確保しやすい
- 頑張れば頑張るだけ収入が増える(天井がない)
- 正社員では身につかないスキルを身に付けられる
メリット①:時間的自由度が高い
個人で稼ぐ働き方は、正社員と比べて「時間的自由度が高くプライベートの時間を確保しやすい」ことです。
正社員のように「9時から18時」のように時間を定められているわけではなく、「成果報酬型」であることが多いため、時間的に自由であることがほとんど。
例えば、ブログ運営であれば、記事の執筆は24時間いつでも可能ですので、昼に起きて夜中まで作業するなんてこともできます。
夜型の僕にはとてもうれしいポイントです!!
メリット②:頑張れば頑張るだけ収入が増える(天井がない)
個人で稼ぐスキルを身に付けると、収入に天井がなくなります。「会社員をやめて、独立したら年収が10倍になった!」なんて話もよく聞いたりするように、収入も自分で選べるのはメリットでしかないですよね。
会社員をやっている限り、給料は上司(社長)が決めているので、あなたが社長の給料を超えることはなく、もっと言うなら、大体の天井が見えてしまいます。
就業規則を見ると、上司の給料がわかることもあります。業務内容を比較し「割に合わない」と感じて出世欲がなくなったりはありませんか?「個人で稼ぐスキル」はあなたのことを裏切ったりしません。
メリット③:正社員では身につかないスキルを身に付けられる
個人で稼ぐことにこだわると正社員では身につかないスキルを身に付けられます。
社会人の平均勉強時間は6分といわれているほどに、スキルを身に付けようとしていないことがわかります。正社員としての業務が大変すぎて他で努力する気力が沸かないって人も多いのかもしれません。
しかし非正規であれば、仕事も割と楽なので比較的疲れず、業務外の時間でスキルを身に付けることができます。あるいは、個人事業で経営的観点からのスキルアップも可能です。
終身雇用の崩壊で、今後は正社員でもスキルがない人たちはどんどんと淘汰されていくことが予想できますので、スキルアップができないようなら正社員として働くメリットはないでしょう。
個人で稼ぐことにこだわるならおすすめのスキル【3選】
個人で稼ぐことにこだわるなら、絶対に身に付けたいスキルは以下の3つです。
- マーケティングスキル
- デジタルスキル
- コミュニケーションスキル
正直、今正社員として働いている人で上記の3つのスキルが身につくのであれば、今の仕事を頑張ることが個人で稼ぐことにもつながるので少し安心です。
一方で、上記スキル以外でも個人で稼げるスキルはありますが、今の仕事を頑張ってもスキルが身につかないのであれば、業務外でスキルアップに励むか、スキルを磨ける職に転職を考えることをおすすめします。
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正社員に向いている人・向いていない人
ここまで読んでいただくと、「正社員になるべきか」「正社員以外を目指すべきか」悩む人も出てくると思うので、「正社員に向いている人の特徴」と「向いていない人の特徴」をまとめておきます。
正社員に向いている人の特徴
正社員に向いている人の特徴は以下の三つ。
- 一緒に働きたい人が会社にいる人
- 正社員としての給料が高いと感じている人
- 刺激的な道より安定している道を行きたい人 など
すなわち、「目標とする人」と「安定志向」です。
一緒に働きたいと思える人や憧れの人がいることはとても素晴らしいことなので、正社員に向いていると思います。
あとは、正社員としてもらえる給料で現状も将来へも不安がない人も正社員に向いているでしょう。
僕も、尊敬する人がいる会社委になら入りたいのですが、入る前にそれを見つけるのが難しかったりします。
正社員に向いてない人の特徴
逆に正社員に向いていない人の特徴を紹介します。
- 早起きや満員電車がイヤ
- ルールや習慣に縛られたくない
- 毎日同じ生活の繰り返しに耐えられない など
すなわち、「自由」とか「わがまま」に生きたい人ですね。
僕の場合は、幼少期から大学に入るまで「やりたいコト」が結構変わってきていたのと、一人で没頭できることが好きなので、会社員としてチームプレーをするより、自分のやりたいことをもくもくと勧められそうな個人事業を選んだってだけです。
お金の使い方も時間の使い方もたくさん考えて好きに使えるのでとても楽しいですよ!
個人で稼ぐことにこだわるならまずは副業から始めてみて!
いきなり、会社を辞めて個人で稼ぐことだけに集中するのは、リスクが大きくて選択できない人も多いと思います。しかし「副業」であればチャレンジしやすいのではないでしょうか?
例えば以下。
- 派遣社員をやりながらブログ(副業)で月1万円稼ぐ
- 正社員をやりながらクラウドソーシングで月5万円稼いでみる
- 今までのスキルを活かして業務委託で働いてみる(フリーランス)
個人事業と聞くと「難しそう」とか「私には無理」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、そんな難しく考えなくても大丈夫です。僕なんか初めて個人で稼いだのは雪かきでの2,000円でした。
例えば、メルカリで不用品を打ったことがある人なんかは個人で稼いだことがある人です。当記事では、雇われ以外で収入を得ることを個人事業と定義しています。
より具体的にイメージできるようにそれぞれ解説していきます。
派遣社員 × 個人事業
派遣社員と個人事業を組み合わせた働き方です。
例えば、派遣社員としてコールセンターで働きながら、お休みの日にブログを書いたり、ネットショップを運営したりしていくことです。
生活費は派遣で稼ぎつつ、夢のある個人事業へ挑戦する。もしもブログで月に20万円以上稼げたならば、派遣での仕事も不要になりますよね。
派遣社員の時間的自由を使って挑戦する働き方ですね。
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正社員 × 個人事業
副業OKの企業で正社員をしているのであれば、「正社員 × 個人事業」でもいいですよね。
中には、休日出勤もなく残業も少ない余力が残っている正社員の方もいると思いますので、正社員として生活費を稼ぎつつ、個人事業でさらなる高みを目指すのもおすすめです。
正直、副業がばれるのが怖いとかは、心配しなくてもいいです。大体バレるときって収入によって変動する住民税の金額を見てバレたりするんですが、「バレるくらい稼げている状態は正社員をやめても生活には困らない」のです。
すなわち、個人事業で稼げる状態を作ることで、正社員を続けるも辞めるもあなたが選べる状態を作れます。
個人事業 × 個人事業
個人事業と個人事業を組み合わせるのもおすすめです。
例えば、「ブログ × Webライター」や「ネットショップ × ブログ」など、相性の良い個人事業を組み合わせて、相乗効果を狙う働き方です。
Webライターやネットショップは未経験からでも即金性が高く、ブログは長期的な目線で資産を作っていくことができるので、とても相性がいいです。
他にも資産運用を取り入れてみたりすることで正社員にこだわる必要なく働くことができます。
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正社員にこだわっていた人が個人事業を始めるときの注意点
ここまで読んでみて「正社員以外の道もアリだな」と感じてくれた人向けに、「正社員以外の道を目指すときのマインドセット」をお伝えします。
- 自分との対話を大切にすること
- 自由 =楽 ではないこと
- コツコツとやり続けること
詳しく見ていきましょう。
自分との対話を大切にすること
僕が一番大事だと思っているのが「自分との対話を大切にすること」です。
あなたの人生はあなたのものであり、本当にやりたいコトを見つけてあげるのもあなたにしかできないのです。
もちろん、やりたいことを一緒に探してもらうサービスなどはありますが、結論を出すのはあくまでもあなたなので、今後の人生をどう生きたいかを考えるのはいつもあなた次第です。
自由 =楽 ではないこと
正社員以外の道は「自由度が高い」です。しかし「楽」な道ではありません。
正直、正社員のボーナスとか、退職金とか、家賃補助とか、いろいろとうらやましいことはたくさんあります。
それでも、僕の周りでは「楽しそうにしている正社員」よりも「楽しそうにしている正社員以外の人」のほうが多いなぁと感じています。
僕も正直めちゃめちゃ楽しいです。「人生を楽しむこと」を考えるのであれば、楽な道ではなく自由な道を選んでほしいです。
コツコツとやり続けること
個人事業を始めてから1日や1か月で成果が出るような簡単なみちっではありません。必ずコツコツとやり続けることは絶対に必要です。
正社員の人も、月曜日から金曜日しっかり出勤しているのと同じで、個人事業もコツコツと続けていかなければなりません。
派遣社員をやりながらでも、正社員をやりながらでも、個人で稼ぐことを目指すならどれだけ時間を作って、続けられるかです。
理想の働き方研究室では「正社員以外の道」を目指す人に向けて「コツコツ継続するコツ(ダジャレではありません)」などもお伝えしています。
一緒に頑張っていけたら僕もうれしいです。
まとめ:あなただけでも一歩踏み出してくれたら嬉しいです
今回は、「正社員にこだわる必要はない!」という主張をもとに、こだわっている人がなぜこだわっているのか、「それって本当に必要なこだわり?」という部分のお話をしていきました。
結論としては「あなたがどう生きたいか」であり、こだわる必要はありません。
多様な働き方が可能になった令和という時代なので、まずは「どう生きたいか」を考えてから、必要であれば「正社員」必要なければ「正社員以外」の道を歩んでみてはいかがでしょうか。