
- 「今の会社で今後も仕事を続けていくのはつらいかも。でも派遣社員はもっと不安があるんだよね。派遣社員でも生きていけるのでしょうか?」
- 「就活をしているのだけど、なかなかやりたい仕事やいい会社が見つからなくて。正直もう就活もやめて派遣社員でいいかなと思ったりしています。」
こんな風に派遣社員として働くことに不安を抱いている方へ。心配はいりません、派遣でも充実した生活を送ることができます。
この記事では、派遣社員でも生きていけることを理解していただけるように、「理由」「不安要素の対策」「おすすめの派遣会社」についてご紹介します。
正社員にばかりこだわって、あなたに合った働き方がまだ見つかっていないようであれば、この記事を読んでいただき、「派遣社員もアリかも」と思っていただけるはずです。
選択肢を増やすという意味で、より充実した働き方選びをしていきましょう。
Contents ~好きなとこだけ読む!~
派遣でも生きていけるのか? ⇒ 結論、生きていけます!

そもそも派遣社員とは、ほかの雇用形態とどう違うのでしょうか?
わかりやすく以下の表にまとめておきます。
派遣社員 | 会社員(正社員) | 契約社員 | アルバイト・パート | |
---|---|---|---|---|
雇用主 | 派遣会社 | 勤務先 | 勤務先 | 勤務先 |
賞与 | △ | 〇 | △ | × |
昇給 | △ | 〇 | × | 〇 |
給与体系 | 時給 | 月給・年俸 | 月給・日給 | 時給 |
社会保険 | 〇(条件あり) | 〇 | 〇 | 〇(条件あり) |
派遣社員と他の雇用形態との大きな違いは、雇用主がどこの会社なのかです。
派遣社員は派遣会社と雇用契約を結び、その派遣会社から他の企業に派遣される形で働きます。
一方、会社員やアルバイトは直接その企業と雇用契約を結んで働きます。
以下で、派遣社員でも生きていける理由をまとめていきます。
理由①:派遣社員の時給は意外と高い
派遣社員は、アルバイトやパート、ときには会社員と比べても時給が高いです。
派遣の求人サイト、マイナビスタッフで募集されている求人を見てみると、地方でも時給が1400円や1500円、東京圏では2000円などと高い時給での勤務が可能です。
仮に1500円で、フルタイム22日勤務したとすると「8h × 22日 × 1500円 = 264,000円」社会保険や厚生年金を差し引いても手取りで20万は超えます。
普通の暮らしはできますよね。
理由②:派遣社員でも社会保険に入れる!
会社員と同様に派遣社員でも社会保険に加入することができます。
フリーランスやニートであれば、国民保険に加入するしかありませんが、派遣社員は正規雇用の会社員とまったく同様の社会保険に加入できます。
もちろん、労働時間などの条件はありますが、残業が全くない会社員と近いくらいの労働時間になるのであれば、問題ありません。
医療費の負担が少なくなったり、病気やケガ、失業などで収入がなくなりそうな時でも給付金や手当を受けられるのは安心ですね。

僕もFPの資格勉強をするまではあまり考えたことなかったけど、社会保険って結構知っておいたほうがいい情報ですよ。
理由③:無期雇用派遣や紹介予定派遣など新しい選択肢
最近では、無期雇用派遣や紹介予定派遣という新しい選択肢が増えました。
無期雇用派遣とは、派遣社員の特徴でもある「有期雇用」を払拭する雇用形態で、派遣会社に無期限で雇用される形態です。昇給や賞与があったりもして、会社員と変わらぬ待遇で働けます。
そのかわり、面接や選考があったり、職場を自分で選べないなどのデメリットもあるので、あなたが派遣社員のどんなところに不安を感じ、メリットを感じているかによって選択するようにしてください。
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派遣社員として生きていく上での不安要素とその対策

会社員と比べて、派遣社員で生きていくことに対する不安要素には以下があげられます。
- 収入に関する不安
- 福利厚生の格差に対する不安
- スキルやキャリアの成長に関する不安
それぞれの対策方法を紹介します。
収入の低さによる不安(賞与が出ない&昇給がない)
派遣社員のデメリットとして、収入の低さによる不安が挙げられます。たしかに、派遣社員では賞与が支給されないことや、昇給がないことから、収入が低くなることがあげられます。
派遣社員の時間が自由というメリットを捨ててもいいのであれば無期雇用派遣という選択肢もありますが、ここでは個人で稼ぐことで収入を増やすことをおすすめします。
例えば、生活できる範囲は派遣で稼ぎつつ、自分の趣味嗜好で使いたいお金は個人で稼ぐというルールを決めると俄然やる気が出ます。個人で稼ぐ方法は具体的に以下があります。
派遣社員 × 副業 で収入アップを目指す!おすすめの副業3選
- Webライター(ブログ)
- 動画編集
- プログラミング
会社員との福利厚生の格差
派遣社員は、派遣会社が用意してくれている福利厚生を受けることはできますが、派遣先企業の福利厚生は受けられません。
そのため、同じ職場にいる会社員は家賃補助を受けているのに、あなたには家賃補助が付いておらず、待遇の格差を感じるなんてことも。
ただし、最近では派遣会社によっては福利厚生が充実していて、交通費が全額支給されたり、寮を完備してくれて家賃が浮くなんて仕事もあるのでなかなか選択肢として捨てがたいです。
この記事でも紹介している派遣会社は福利厚生も手厚いのでおすすめです!
スキルやキャリアの成長に関する不安
派遣社員の不安には「スキルやキャリアの成長が見込めない不安」もあります。
確かに、派遣先に直雇用の会社員と派遣社員のあなたがいた場合、責任のある仕事を任せられるのは会社員であることがほとんどで、スキルやキャリアの成長につながる仕事をさせてもらえない可能性が高いです。
しかし、派遣で働くこと自体にスキルアップやキャリアアップを望んでいなければ問題ありません。
例えば、
- 派遣で働くのは次の仕事が見つかるまでの生活費を稼ぐためであり、一生働き続けるわけではない!
- 個人で稼ぐためにブログを頑張っていて、稼げるようになるまでは派遣で生活費だけ稼いでいる!
- もちろん、派遣で働いている時間外で、スキルアップやキャリアアップについて考えている!
このような場合は、不安を感じることなく、派遣社員としてしっかり働けるでしょう。
大事なのは、明確なキャリアプランがあるかどうかです。ぼんやりとしている人は、一度キャリアプランを練る時間を作ってみてください。
派遣でも生きていけるよう仕事を探すポイント ⇒ メリットを全面的に生かす

派遣でも幸せな生活を送れるようにするコツを紹介します。
結論として、派遣社員のメリットを全面的に生かした生活をしましょう。例えば以下。
- プライベートを充実させる(QOL爆上げ)
- 自分の成長のために時間を使ってあげる
- さまざまな業種や職種を体験する
それぞれ詳しく見ていきます。
プライベートな時間でQOLを上げる
派遣社員の大きなメリットである柔軟な働き方を生かしてプライベートをより充実させましょう。
残業がなく、決まった時間でのみ働けるためプライベートの時間を確保しやすいです。プライベートなスケジュールもしっかり立てて、QOLを上げる工夫が大切です。
例えば、8-17時の仕事をしているとしたら、アフターファイブをどれだけ充実させられるかを考えます。家に帰り趣味の料理を存分に楽しんだ後、おいしいごはんとともに、家族で団らん。1日1本映画を見て、レビューをブログで綴ったりしてみたり。なんて生活楽しそうじゃないですか?
ほかにも、語学の勉強をしつつ海外旅行の費用を貯めたり、趣味のスポーツやアートに没頭する時間の確保も容易です。

会社員で、残業が多いとなかなかプライベートな時間を充実させるのは難しいですよね。
自分の成長のために時間を使ってあげる
ほかにも、派遣社員の柔軟な働き方を生かすために、空いた時間をあなたの成長のために使ってあげることもおすすめ。
一生今の生活水準で問題ないのであれば成長する必要もないかもしれませんが、ときにプラスの収入が必要になったときに個人で稼ぐ方法を調べてみたり、急に海外に行ってみたくなったときや老後のために資産運用で預貯金を増やすための勉強をしてみたり、あなたの成長のために時間を使ってみて下さい。
大人になっても成長し続ける姿は、子どもに見せる背中としても立派ですし、なにより自分に自信を持てるようになります。
会社員で毎日残業し疲弊して、日々の業務をこなすだけで精一杯。なんて生活はしたくないのであれば「成長する」ことを心がけてみてください!
さまざまな業種や職種を体験する
派遣社員の有期雇用にはメリットの側面もあります。数か月単位で職場を変更することでさまざまな業種や職種を体験できるからです。
あなたが「やりたい職業や職種」が見つかっていないのであれば派遣でとりあえずやってみるのも面白いと思います。
派遣先の企業には、同じ業務以外にもいろんな業務をしている方々と知り合えるので、楽しそうな仕事や興味を持てそうな仕事が見つかる可能性が高いです。
逆に「絶対にやりたくない仕事」も見つかるので、もし今後のキャリアプランとして会社員も捨てきれていないのであればヒントを得られますよ!
派遣社員でも生きていけることがわかったら!知っておきたい派遣会社3選

では、ここまで読んでいただいて、「派遣社員もありかも」と思っていただいたのであれば、以下の派遣求人サイトからお仕事を探すのがおすすめです。
以下で紹介する派遣会社は、コールセンターやオフィスワークの求人が豊富な派遣会社、逆に体を動かす仕事がしたい人向けの派遣会社、無期雇用派遣対応の派遣会社、の三つを紹介します。
- STAFF FIRST
- はたらくヨロコビ.com
- マイナビキャリレーション
気になるサービスがあったら詳細もCheckしてみてくださいね!
STAFF FIRST
「STAFF FIRST」は、コールセンター派遣やオフィスワーク派遣の求人が豊富な派遣会社です。
「自由な出勤日の設定」や「職場環境」、「髪型・髪色自由」など希望をフルカスタマイズし、あなたのライフスタイルに合った働き方が可能なのがポイント!
特におすすめなのが、「1日体験入社制度」があり、実際に仕事内容を見て、聞いて、体験してから就業するかを選べるのは安心できるポイントです。
一番オーソドックスな派遣会社ですね!
はたらくヨロコビ.com
「はたらくヨロコビ.com」は株式会社アウトソーシングが運営している製造・工業系の求人サイトです。派遣社員はもちろん、ゆくゆくは正社員雇用も検討している人にも安心して利用できるサービスです。
住み込みで働きたい方や、久しぶりに職場復帰したい方、新しい業種に挑戦したい方など、あなたの「働き」を応援してくれます!
特に、製造業はチームではなく個人で作業することが多いため、1人で黙々と作業するのが好きな人が向いています。
机の前で座りっぱなしや、パソコンでの作業が嫌!という人ははたらくヨロコビ.comがおすすめ!
マイナビキャリレーション

「マイナビキャリレーション」は未経験から事務職に就業することができる無期雇用派遣サービスです。
マイナビキャリレーションと雇用契約をかわしながら、マイナビキャリレーションが厳選した企業で就業できます。
派遣社員としては新しい、「月給制」「昇給あり」「賞与あり」です。
派遣社員として働けない理由が「時給制なのが許せない」とか、「昇給やボーナスがない」「有期雇用で不安」という理由の人であればマイナビキャリレーションがぴったりですね!
一生派遣社員だけで生きていくのはおすすめしない

もしもあなたが、一生派遣社員でもいいと考えているのであれば、以下は読まなくてもいいです。
僕は、派遣社員だけで一生生きていくつもりはありません。会社員がやりたくなったらやればいいし、派遣社員がやりたくなったらやればいい、アルバイトでも同じ。
そんな働きたいときだけ働けるような生活ができるように、個人で稼ぐスキルが必要なのです。
個人で稼ぐスキルを身につけるために、「派遣社員」を選択するのはとても賢いと思います。
まとめ:転職以外の選択肢として派遣社員の選択も考えてみて!

今回は「派遣でも生きていけるのか?」について僕の見解をわかりやすくまとめました。
結論は、派遣社員でも問題なく生きていけます。なぜなら、派遣で働くことにはたくさんのメリットがあるからです。
なかでも自分の働く時間をコントロールできる点は魅力的です。
時間に融通が利く分、空いた時間でQOLをあげる工夫や、自分自身の成長、収入アップを目指した個人事業などに費やしてあげることで、より良いライフプランを実現できます。
会社員にこだわる必要はないと理解している方は、選択肢を広く見てみてくださいね!
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おすすめの派遣会社3選!
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- コールセンターやオフィスワーク満載!
- 高時給・服装髪型自由・希望のシフトで自由な働き方ができる!
- 1日体験入社であうあわないを確かめられる!
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