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残業をしている人の中でも、残業代を稼ぐために残業をすることを生活残業と呼んだりしますが、昨今では「生活残業」を悪とする人たちと、「生活残業の何が悪い!」と正当化する人たちの二極化が進んでいます。
今回の記事では、生活残業の何が悪いのか、世間の声と、生活残業を続けた人の末路について考えてみたいと思います。
この記事を読むことで、生活残業をしている人が生活残業をしないようにできる方法と、周りで生活残業をしている人に対して「自分は自分」と思えるようになります。

僕の結論としては、何のスキルも身につかず、根本の解決にならない生活残業は今すぐやめるべきだと思っています。
生活残業の何が悪い!生活残業をしてしまう人の主張

「生活残業の何が悪い!」と世の中で生活残業をしている人たちの主張をまとめてみました。
内容としては以下のとおり。
生活残業している人の特徴
- 生活残業しないと生活が苦しい!
- やることもあって残業代も欲しいんだから悪くないでしょ!
- 以前はもらえていた残業代がもらえなくなって苦しい
それぞれの主張に対して世間の意見と、僕の意見を踏まえて紹介していきます。
生活残業しないと生活が苦しい
やることもあって残業代も欲しいんだから悪くないでしょ!
生活残業ってそんなに悪い事なのでしょうか?
Yahoo!知恵袋
会社が黙認している状態
毎日している訳ではない
ノー残業デーなどのルールは遵守
他の社員に影響する業務は定時内に終わらせる
上司の指示や許可のもと実行
勿論 やる事が無くなったら即退勤
ここまで気を付けてなお「給料泥棒やぞ!」
などと不当に罵ってくる社員がいます….
綺麗事だの理想論?だの押し付けて来て何を悦に入ってるんだろう 気持ち悪いなぁ….って感じです。
生活残業をしている中には、許された範囲の中で残業をしてうまく残業代を稼いでいるんだから悪くないと主張する人もいます。確かに、必要な残業であると会社が認めているのであれば、悪いと断定はできませんよね。
給料泥棒と頭ごなしに言われる筋合いはないと思いますが、はたから見て、「もっと効率よくやれば早く終わるんじゃないか」と思われてしまうと、同じ仕事量で定時に帰っている人からすればねたまれるのも、致し方ないのかなぁと。
もしも、会社で残業をして生活費を稼いでいる人の中で、「給料泥棒」と思われたくないのであれば、一つの会社で給料をもらうのではなく、収入の柱を複数に増やすことを考えてみてはいかがでしょうか。
以前はもらえていた残業代がもらえなくなって苦しい
「コロナ禍以前は、月30時間程の残業をしていました。しかし、コロナ禍以降は会社制度が変わり、残業が強力に抑制される制度になり1/3程度になりました。月で3万円程度の減収です。残業が無くなって嬉しい反面、収入が減ったので厳しさを感じています。生活は出来ています。しかし、全く余裕はありません。」
Yahoo!知恵袋
生活残業をしている人の中には、やりたくてやっているわけではなく、「以前はもらえていた残業代がもらえなくなって苦しい」という意見もあります。
働き方改革などによって、残業がなかなかしづらくなった人もいます。遅かれ早かれ今生活残業をしている人も「残業しづらい時代」がやってくることは目に見えています。
生活残業の何が悪い!周りの意見は結構辛辣です

生活残業の何が悪い!と主張する人も多いようなのですが、実は周りの目は冷たかったりもします。
Yahoo!知恵袋やSNSを通じて、周りに生活残業をする人に対する「ネガティブな意見」をまとめてみました。
今回見つかった、辛辣な意見は以下のとおり。
生活残業に対しる世間の辛辣な意見
- やることないのにだらだら仕事しているのは迷惑!
- 短期で稼いでその場しのぎをしているだけで将来痛い目に合うだろう
- 残業しないといけないのはかわいそう
やることないのに、だらだら仕事するのは迷惑
ちゃんと仕事を業務時間内で終わらせることもできるのに、残業代欲しさにだらだらと仕事をして、わざと残業をしている人がいるようです。
残業代がないと生活が苦しくなるなど、理由はさておいて、会社のためにも自分のためにもならないので、今後は対策が必要。
正直、今は残業代を楽に稼げていてしめしめと思っているのかもしれないですけど、今後は人件費をどれだけ削れるかが会社の経営側の立ち位置として必要とされている項目なので、人件費の無駄遣いだと判断された人は淘汰されていくことでしょう。
短期で稼いでその場しのぎをしているだけで将来痛い目に合うだろう
生活残業をする人は、その場しのぎの生活費を稼ごうとする思考が強いです。ただ、注意が必要なのが、それでは根本の解決には至らないこと。
目先の利益だけを求めて、長期的な利益を顧みないのは、射幸心の強い人にありがちで、ギャンブル依存症の人や消費者金融でお金を借りてしまう人に多い特徴があります。
今は、何とか生活している人も、今後もしも残業ができなくなってしまった場合はギャンブル依存に陥ってしまったり、消費者金融での借金まみれに陥ってしまう可能性が高いとも言えます。
残業しないといけないのはかわいそう
残業しないで、定時でしっかり仕事を終わらせ帰る人たちもいる中で、上司や年上の人が残業をしているのを見るとかわいそうに感じる人もいるようです。
確かに、若いうちに収入をあげるための努力もせず、残業代に頼ってばかりいると、その生活からは抜け出すことはできないので、かわいそうだと思われてしまうことも多いかもしれません。
僕がもしも将来生活残業をしている父親にでもなろうものなら、恥ずかしくて恥ずかしくてたまらないので、絶対に生活残業をしなくても済むような対策を打ちます。
対策としては、「若いうちから収入アップのための努力をすること」がおすすめです。
生活残業が起こる原因と対策方法

Yahoo!知恵袋やSNSを調査したうえで見えて来た、生活残業をしている人の主な原因は以下のとおり。
- 基本給が低い
- 上司が仕事量を把握できていない
- 残業への考え方が昭和寄り
これらの原因への対策をしない限りは、生活残業をする人は減らないでしょう。
万が一この先、生活残業できなくなってしまうリスクに備えて、
基本給が低いため残業代を稼がないと生活できない
基本給が低いために、残業代で収入をアップさせないと生活できない人が多いようです。
確かに、基本給だけでは生活できないのであれば、プラスで稼ぐ必要はありますが、「若いときに努力をしてこなかったツケ」と「支出が収入に見合っていないだけ」なような気がしてなりません。
今後の時代は、残業代をどんどん出し続けて社員に働かせる時代ではなく、人件費をどれだけ削れるかを問われる時代であるため、残業代をあてにしているのはキケンすぎます。
基本給が低いのは今後も変わらないので、対策をするなら基本給をあげる対策か、別で収入を作る対策を考えましょう。
上司の管理不足
「経済的に厳しいとのことで元々5時間勤務で募集していたのを8時間勤務で雇ってもらったみたいで、それだけでも人員過多状態なのにやることがなくてもなかなか帰ってくれません。上司もそこまで頭が回っていないようです。」
Yahoo!知恵袋
上司があなたの仕事量を把握できていないために、残業していても何も言われない。むしろ上司も一緒に生活残業しているみたいな無法地帯もあるようです。
仕事をしている風にすれば残業できてしまうみたいな状態ってこと。もしくは上司があんまり意見できないタイプなのかも。今後は、残業に対してもっと強く取り締まりを受けるべき時代となっているため、不必要な残業はできなくなっていくでしょう。
そのため、早めの内から残業代をあてにしないための対策を打つべきです。
簡単に残業ができてしまう体制
「「生活残業」だと断定できる証拠は何かあるのでしょうか?
要領が悪い人はいますし、同じ仕事でも人によってかかる時間は変わります。
要領が悪い人にその仕事を任せてるのは上司です。」
Yahoo!知恵袋
生活残業だということを断定できるほどの証拠がないのも一つの原因です。それを可能にしているのが、残業を黙認していた李、残業をするのが簡単な体制である会社が多いのも要因の一つです。
例えば、残業をするのにいちいち申請が必要だったり、残業代を後から書面で申請したりする必要のある会社もあるのですが、タイムカードだけで管理している会社も少なくありません。
今後は、簡単に残業代を出せなくなることが予想されるので、遅かれ早かれ簡単に残業ができる時代は終わりが来ます。そうなってからスキルも実績もないのが一番のリスクなので、気づいた人から対策をし始めているのは間違いありません。
生活残業を続けた人の末路がひどい

生活残業を続けた人の末路を考えると、今後は対策が必要になってきます。
主な理由は以下のとおり。
年収が高い業界の特徴
- 今後いきなり残業ができなくなった時が怖い
- 経営者からすると生活残業なんて「クソくらえ」
- 無能社員は今後相手にされなくなる
経営者からすると生活残業なんて「冗談じゃない」やめてくれ
「綺麗事なしで経営者の立場から言わせてもらうと「冗談じゃないよね」。もちろん正当な対価は支払うけど。同じ現場の他の人は何と言ってるのかな。」
Yahoo!知恵袋
考えたらわかると思いますけど、会社を経営する人からすれば生活のための残業を良く思う経営者はいません。
今は、現場の上司だけが黙認していて何とかなっているのかもしれないですけど、経営者まで知られたら、生活残業をしている人の多くは、対応せざるを得なくなります。
もちろん、社員の生活を守りたいと思っている素晴らしい経営者もいますけど、仕事を頑張ってくれる社員だから生活を守りたいだけで、だらだら仕事もせず残業代をもらおうとしている社員はその限りではありません。
生活残業という言葉が有名になればなるほど、今後の残業への取り締まりが厳しくなることは予想しやすいと思います。

今のうちに、生活残業に縛られない生活を手に入れましょう!
今後いきなり残業ができなくなった時が怖い
働き方改革によって、生活残業ができなくなってきているために、今後いきなり残業ができなくなった時が怖いです。
上記で説明したように、会社のトップが生活残業を良しとしているわけがないからです。今黙認されているのは、トップまで情報が言っていないもしくはトップにも生活残業を取り締まるだけの余裕がないだけで、まず最初に淘汰されるのは人件費だと思っています。
特に何のスキルもない、仕事も遅い、生活残業だらだらする人材を必要とする経営者がいるはずもありません。あなたに残された道はスキルを磨いて必要とされる人材になるか、残業代をあてにしないくらい別で稼ぐかなど対策をとる道だけです。
だらだら生活残業をしている人は無能社員で相手にされなくなる
「あなたの仕事ぶりを見ている人は必ずいます。
Yahoo!知恵袋
定時内でキッチリ実績を出しているなら優秀なはず。
必ず評価されますから、無能社員を妬むのはやめて無視し、極力視界に入れないでください。」
だらだらと生活費を稼ぐために残業している人は、今後無能社員として相手にされなくなる日が必ず来ます。
給料泥棒であり、スキルも身につかないので、そんな甘い蜜を吸ってずっと生きていけるほど世の中は甘くありません。今は何とかなっているのかもしれないですけど、気づいたときにスキルのない、無能のままであればその時悔いてもあとの祭り。
特に、AIをはじめとしたIT技術の進歩が著しい昨今では、常にお金を吸い取っていく生活残業マンよりも、投資としてAIを導入した方が長い目で見たときにお得だとされたらあなたはおしまいです。

人口も減少している中で、なるべく人件費を抑えようものならば、最初につぶすべきは必要のない残業代ですよね。
そもそも残業しなくてもいい生活を送るには

そもそも、残業しなくても良い生活を送るために、「給料以外の収入を作る」ことが大切です。
残業代は麻薬のように、その場しのぎなだけで、少なからず命を削っているからです。
8時間を超えた時間に対して残業代が支払われるので、生活残業をしている人は、プライベートの時間(人生の大事な時間)を削って生活費を稼いでいるのです。
しかも、ただだらだら過ごしているだけなのであれば、スキルにもならず、日々の生活に消えていくためにお金すらも手元には残りません。以下のような対策が絶対に必要なんです。
- 年収アップを狙った転職活動を試す
- 個人で稼ぐスキルを身につける【副業・フリーランス】
年収アップを狙った転職活動を試す
生活残業に頼らないために、年収アップを狙った転職活動に挑戦してみるのもおすすめです。
結果的に、給料が多ければ残業もせずに帰れて、プライベートの時間も確保でき、人生を豊かにできることでしょう。
そのためには、年収アップに特化した転職活動を始めてみるのもおすすめです。当ブログでは「転職活動はノーリスクでできる!」と主張しており、以下がその理由。
転職活動がノーリスクでできる理由
- 転職サイトや転職エージェントなど無料で使えるサービスが多い
- 内定がもらえてから退職を伝えるでOK
年収アップできそうな会社があるかどうかを、「探してみるだけ」なら今から始めてみてもいいのではないでしょうか?
個人で稼ぐスキルを身につける【副業・フリーランス】
生活残業から抜け出すために、個人で稼ぐスキルを身につけて副業やフリーランスで生きていくのもおすすめです。
個人で稼ぐスキルを身につけることで、生活残業から抜け出せるだけでなく、会社にも縛られなくなるため、人間関係や、やりたくない仕事に対するストレスからも解放されます。
今後の時代では、「個のスキル」が当たり前に必要で、何のスキルもない人は、低賃金でカツカツの仕事しか残りません。
30代、40代になったときに何のスキルもない人間になるよりは、何か一つ自信が持てる「個のスキル」を身につけておきましょう。
まとめ:生活残業なんてしないで済むならしない方が良いに決まっている!

今回は、生活残業は悪なのか、致し方ないことなのかを世の中の主張とともに解説していきました。
僕の結論としては「生活残業をしないで済むならしない方が良いに決まっている」。そのために、今生活残業を致し方なくしてしまっている人も、少しずつ抜け出すための対策を始めていくのが重要です。
生活残業は一種の麻薬のようなもので、どんどん対策する余裕もなくなり、抜け出せなくなっていくことも多いので、抜け出せるうちに抜け出しておくことをおすすめします。
そのための、収入アップやスキルアップのための情報は、理想の働き方研究室でもたくさん発信しているので、このブログをブックマークに入れていただいたり、他の記事も読んで一緒に成長していきましょう。