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経済的な理由であったり、学習意欲の低下だったり、中退を考えている理由は人それぞれだったとしても、その後の生活で後悔するかよかったと思えるかは大学中退後の生活にかかっていることは間違いありません。
そこで今回の記事では、僕が大学中退してよかったと思っていることと後悔していることを紹介します。その上でこれから大学中退を検討している人が中退してよかったと思えるようなプランニングができるコツも合わせて紹介します。
もし、大学中退するかどうかで迷っているのであれば、この記事で紹介している内容が役に立つかもしれません。ぜひ最後まで読んでみてください!
大学中退してよかった4つの理由と後悔している2つのこと【実体験】

僕は結論として大学中退をしてよかったと思っています。
理由は色々とあるのですが、一言でまとめると「自分の人生を生きられるようになったから」です。
後悔はありません。強いて言うなら親がちょっと悲しんでいたくらいで、その分大卒の資格がなくても幸せに暮らせているところを見せて上げれば問題ありません。
大学中退してよかったこと
- 就職のためじゃなく、自分の価値観で人生を選べるようになった
- 早くからやりたいことを始められる
- 学歴に縛られず自由に生きられる
- ハードルが下がって気楽 など
大学中退して後悔していること
- 親に懺悔の気持ちが多少ある
- 就職するとするならちょっと嫌かもしれない など

大学中退から今までの生活をザックリお伝えします。
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就職のためじゃなく、自分の価値観で人生を選べるようになった
まず大学中退してよかったことは「就職のためじゃなく、自分の価値観で人生を選べるようになった」です。
大学中退とはいわばレールから外れることに等しいので、レールのない道を自分で作っていける楽しさがあります。
多分ですけど、周りの多くが大学進学を選択するからなんとなく進学した人や、親に大学までは出ておきなさいと言われたから進学した人がほとんどではないでしょうか。
もちろん大卒が役立つことも多いですが、実際に社会に出てから感じるのは、大卒よりも大切なことなんてくさるほどある点です。
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大学中退でも職に困らなかった理由|実力で評価される職場を選んだ話
大学中退してよかったと思っていることは、意外と職に困ったことは今までありません。就職できないとか、給料が低いとか聞いたりはしますけど、実際そんな事なかったです。
僕の場合は就職活動することなく、週3日のアルバイト、週2日の在宅ワーク、ブログで生活していますが、お金に困ったことはありません。
むしろ、同級生で正社員で働いている友達が残業もしているのに給料が低いと嘆いている話を聞いて、「じゃあやめればいいのに」と心の中で思ったり。。。

多様な働き方ができる時代なので、就職活動をしなくてはいけないと焦る必要はありません。大学中退してよかったと思える働き方を探してみませんか?
大卒条件の有無を見極める|中退しても受かる企業の探し方
ただ、どうしても就職したい企業がすでにある人は、事前に大卒じゃないと受け入れてもらえないかどうか確かめる必要があります。
実際に求人サイトに載っている情報を調べるだけでは不十分で、企業によっては直接コーポレートサイトから連絡をしたら、面接してくれるパターンも多いです。
もし、どうしても就職したい企業があるのであれば、ありとあらゆる方法を駆使してでもなんとか就職できる方法はないかどうかをリサーチしてから大学中退を決断しましょう。
万が一、大卒がいちばん簡単なのだとするならば、無理をしてでも大学中退せずに大卒をねらったほうがいいです。
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大学中退を後悔しそうなら「復学」という保険もある
大学中退することを前向きに今は考えられていると思いますが、どうしても不安は伴いますよね。しかし数年空いたからと言って大卒が逃げるわけではないので、通いたくなったらまた通えばいいだけ。
ただ、数年空くことでどんなリスクが有るのかについては事前に知っておいたほうがいいと思いますので紹介しておきます。
大学中退のリスク
- 新卒扱いは25歳までが一般的
- 人生設計ができないレッテルはキツい など

ただ、実際のところ一般的な考えでしかなくて、大学中退後の人生設計を明確に持っている人は何もリスクはありません。あるとするならば、就職したい企業があって、その企業が大卒の新卒採用のみしか受け入れていないときくらいだと思います。
大学中退してよかったと思える人の特徴

一方で僕のように大学中退してよかったと思える人もいます。
大学中退してよかったと思える人
別に復学もできるので、大卒がまた必要になったら再度入学し直せばいいだけです。
ただ、いまは通学できない原因があるのでまずはそこを解決に向けて一歩一歩進んでいれば全く問題ありません。

人生100年時代なので。1年や2年空白の期間があってもヘでもありません。
就職にとらわれていない人
大学に通っている理由が就職に囚われていない人に関しては、大学中退を決断してもよかったと思える人が多いです。
なぜなら、学習しようと思っていた内容が実際に入学してみてから全然学習できないことに気づいたり、人脈を広げようと思って入った大学よりも課外活動をしていた方が人脈が広がる事に気づいた人は大学の必要性がわからなくなりますよね。
僕も起業を考えていたので経営学を学ぼうと大学を選びましたが、周りに起業したい人は少なかったですし、教授の中に経営者がいないことから、理論だけ学んでも実践スキルは全く学べないことに気づいたため休学しました。
このように、就職したいから以外の理由で大学に通っている人は、今後のプランニングによっては大学中退してよかったと思えるはずです。
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安定よりも自由のために頑張れる人
安定した生活を手に入れるよりも、自由な生活やワクワクする生活を手に入れたいと考えているタイプの人は大学中退してよかったと思える傾向が高いです。
ただ大卒を手に入れるだけでは安定は手に入らないですし。むしろ安定よりも他に欲している人の方が人生を俯瞰的に考えて、一歩一歩進めるでしょう。
いい大学に入っていい企業に勤めることがあなたの幸せなんでしょうか?いいえ。あくまで仕事はお金を稼ぐ手段にすぎませんので、お金と時間をどう使うかを考えるかが大切。

もし、あなたが安定した人生よりも、あなたが自由のために頑張れるタイプだと感じているのであれば大学中退してもよかったと思えるはずです。
幸せって何か自分の意見が言える人
幸せの定義がしっかり自分の中にあって、他の人から何を言われても屈しないタイプの人は大学中退してもよかったと思えるでしょう。
幸せが人それぞれ違うのは当たり前のことなんですが、意外と自信を持てないのもまた事実。
他人からよく思われたいがために、インスタグラムにいろいろな投稿をしてみたり、周りからチヤホヤされたいがために無理に自分を取り繕ってみたり。
周りの評価なんてどうでも良くて、あなたにはあなたの人生があるんですから、あなたの中でだけ、幸せの定義がしっかりあって人生に満足できれば大学中退してもいいと思います。
大学中退後は就職以外にも選択肢があることを知っておこ
大学中退を考えているあなたへ|後悔しないため知っておきたい3つの視点

大学中退を検討中の人で後悔しないためにはどうしたらいいのでしょうか?経済的理由や精神的な理由で、どうしても通学が困難になってしまうケースもあると思います。
大学中退を予定している人が大学中退してから後悔しないためのコツを紹介すると以下の通り。
大学中退してよかったと思えるコツ
大学中退後のライフプランやキャリアプランを考える
まず一番大事なことは、大学中退後のライフプランやキャリアプランを考えておくこと。大学中退の理由が何であれ、今後は学生ではなく社会人となりますので、すべて自己責任だと思って生きていかなくてはなりません。
もちろん、すぐにやりたいことを見つけるのは難しいですし、スキルもない中で何から始めたらいいのかわからない人も多いと思います。
ただ、3年間でやりたいことを見つけると決めていろんなことに挑戦してみる事はできると思いますし、プランニングすること自体はできると思うので、なんとなく生きるのではなく、ちょっとでいいのであなたのこれからの人生と向き合ってみてください!
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親に反対されそうで不安な人へ|納得してもらう3つの準備ステップ
親に言わずに大学中退を検討している人がもしいるとするなら、後悔するので絶対に話した方がいいです。もし、親御さんに納得してもらえる自信がないのであれば感情ではなく「事実」と「将来設計」で話すことがカギです。
多くの親は「中退=将来が不安定になる」と心配して反対します。そこで、ただ「辞めたい」と言うのではなく、「なぜ辞めるのか」「その後どう生きていくのか」を整理して伝えると、理解されやすくなります。
親と話す前にやるべき3つの準備
- 辞めたい理由を明確に言語化
(例:適性に合っていない・学費の問題など) - 中退後のプランを具体化
(例:就職先・学び直し・副業計画) - 第三者の意見を添える
(キャリアアドバイザーや専門家などの声)
親の反対は「あなたの将来が心配だから」。だからこそ、中退=逃げではなく未来への投資だと伝えることが、対話の第一歩になります。
僕も、大学中退を告げるときは面倒くさいとか嫌だという感情はありましたが、成人した一人の大人がしっかり自分の人生について考えていたならば、親は最終的には応援してくれるはずです。
大学中退=人生終了じゃない|就職以外の進路も選べる時代です
大学中退を検討している人の中にはもしかしたら人生終了するんじゃないかと不安に思っている人もいるかもしれません。ただ安心してください。「大学中退=人生終了ではありません。」
むしる僕のように、大学中退したあとも就職活動をすることなく、自由な暮らしを手に入れることも可能です。今は正社員にこだわらず、自分に合った働き方で活躍している中退者も少なくありません。。
具体的には、大学中退したあと、インサイドセールスの会社でテレアポを主に行っていたのでその経験を活かして、今は在宅ワーク(自由出勤)をしています。
スキマ時間でブログを運営していて、最近はWEBサイト制作のしごとも請け負う様になってきました。

ここでは、「就職以外の進路」の可能性が伝わるように、具体的な3つの目指し方を紹介します。
関連記事:【選択肢としてアリ?】就職しないで稼ぐ!おすすめの働き方5選
副業・スキル習得で個人で稼ぐ力を身につける
大学中退後に、あなたが「スキルを活かして個人で稼ぐ力」を身につければ、会社に縛られない自由な働き方が可能です。
近年、Webライター・動画編集・プログラミングなど、学歴よりスキルで評価される分野が急増しています。例えばSNSやクラウドソーシングを通じて、未経験からでも実績を積める時代です。
副業ジャンル | 目安スキル | 学習方法例 |
---|---|---|
Webライター | 日本語力+構成力 | ブログ・クラウドワークスで実践 |
動画編集 | Premiere Pro操作 | YouTube教材+独学 |
SNS運用代行 | 発信力+分析力 | SNS講座・模倣投稿 |
スキルは学歴がなくても行動量でカバーできます。まずは月1万を目指して行動して、稼げる自信を得たときには「大学中退してよかった」と思えるようになります。
資格・専門スキルで手に職をつける
専門資格や実務スキルを身につけることで、学歴に頼らずとも一定の企業からの信頼は得られるでしょう。
そのため中退後の不安を乗り越えるに、資格取得するのは選択肢としてはお勧め。特に資格は就職・独立の両面で強い武器になります。履歴書に書ける実績があれば、面接でも説得力を持って語れます。
中退後に人気の資格3選とその活かし方
資格名 | 活かせる職場 | 難易度目安 |
---|---|---|
宅地建物取引士 | 不動産会社・営業 | 中 |
医療事務 | クリニック・病院 | 低〜中 |
ITパスポート | Web企業・IT営業 | 低 |
資格は「学歴不問で評価される入り口」です。特に国家資格や実務直結スキルを持てば、安定就職にも強くなります。
自分に合う働き方を知るには?
自分に合った働き方を見つけるには、自己分析が不可欠。特に大学中退という大きな決断の前には、“自分の軸”を持っておくことが重要です。
自分の価値観や強みを理解できていないまま働き方を選ぶと、結局またミスマッチで悩むことになります。逆に、自分を深く知れば、就職だけでなく副業・フリーランス・資格取得など、多様な選択肢が現実的になります。
プロに相談したほうがいい人
- 自分一人では向いている仕事がわからない
- 転職か独立か、判断がつかない
- 学歴がない自分に自信が持てない
自己理解を深める行為は「中退後の道」を明確にする最短ルート。自分ひとりでは難しい場合は、プロによるキャリアコーチングを受けてみるのも選択肢のひとつです。
キャリアコーチングとは?
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中退後に「どう生きるか」を考えたい人へ|人生設計のススメ
大学をこのまま継続してもお金を無駄にしてしまうだけ、中退を考えているけど「辞めた後、何をすればいいのかわからない...」そんな不安があるのは当然です。
大学中退=人生終了ではありませんが、「なんとなく中退」はやっぱり危険です。大事なのは、「どんな人生を送りたいか」を軸に、自分に合う道を見つけていくこと。
ここからは、大学中退という選択の“その先”を考えるために必要な3つの視点を紹介します。
仕事をつまらないものだと割り切るときのNG行為
- どんな人生を送りたいか?を逆算しよう
- キャリアプランを作るための自己分析の方法
- 方向性がわからない人はプ#c3ロに相談するのが吉

あなたが「中退してよかった」と思えるか、「やっぱりもう少し考えればよかった」と後悔するか。その分かれ道を、いま一緒に整理していきましょう。
どんな人生を送りたいか?を逆算しよう
中退を決める前に、「将来どう生きたいか?」から逆算することが、後悔しない選択につながります。
多くの人が「今がつらいから」という理由で中退を考えますが、辞めたあとに目指すべき方向がないと、結局また迷ってしまいます。将来の理想像を描いたうえで「今の延長線にあるのか?」を確認することが重要です。
ステップ | 具体的に考えること |
---|---|
Step1 | どんな暮らしをしたいか (場所・収入・自由度) |
Step2 | そのために必要な働き方やスキルは? |
Step3 | 今の大学に通う意味はあるか? |
「中退するかどうか」を考える上で「今だけ」を見て判断するのは若干危険。将来の「ありたい姿」から逆算することで、納得感のある選択ができます。
関連記事:キャリアプランよりもライフプランを先に考えるべき3つの理由!具体的な考え方も紹介!
キャリアプランを作るための自己分析の方法
方向性がわからない人はプロに相談するのも手
ひとりで悩み続けているなら、キャリアのプロに相談するのが近道です。
自分の価値観や強み、可能性は、実は「自分では見えにくい」もの。だからこそ、第三者の視点を借りることで、自分が気づいていなかった選択肢や適性が見えてきます。特に中退前のタイミングは、進路の棚卸しに最適な時期です。
相談の選択肢と特徴
相談先 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
キャリアコーチ | 自己理解・働き方設計 | 自分の軸を持ちたい人 |
就職エージェント | 中退後の就職支援 | すぐに働きたい人 |
地元ハローワーク | 基本的な職業相談 | まず情報が欲しい人 |
「まだ方向性が定まらない」という不安は、自分だけで抱え込まなくて大丈夫。悩んでいる今こそ、プロと一緒に進路を整理するタイミングです。
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大学中退後の就職活動はどう乗り越える?【学歴不問で勝つ戦略】
「大学中退した後って、仕事はどうしたらいいの?」
「就職できないんじゃないのか?」と不安になることもあるでしょう。
実際は、大学中退でも就職は十分可能です。ただし、何の準備もなく動くと「学歴がない=不利」と感じやすくなってしまいます。
大学中退者が就職活動を成功させるための3つの実践ポイントをご紹介します。履歴書の書き方、学歴不問企業の探し方、そして中退者が評価されやすい職種選びのコツまで網羅。

自信を持って就職活動に取り組むための「具体的な戦略」が見えてきます。
大学中退後の就職活動について
履歴書にはどう書く?中退理由の伝え方
大学中退を履歴書に書く際は、ポジティブな意図と将来への行動を添えて伝えるのが基本です。
採用担当者によっては「中退=マイナス」ではなく、「その後どう行動したか」を重視してくれる人もいます。しっかりと理由を伝えつつ、前向きな姿勢を示せば、評価が上がることもあるでしょう。
記入欄 | 書き方例 |
---|---|
学歴欄 | ○○大学 経済学部 入学(20XX年4月) ○○大学 経済学部 中途退学(20XX年3月) |
志望動機欄 | 「大学での専攻が自分の目指す方向性と異なり、早期に進路変更を決意。以後は○○業界に向けて学習・実践を重ねています」などが効果的。 |
中退理由を書くときは「辞めた理由」よりも「辞めた後の行動と成長」にフォーカスすることで、むしろ信頼感を高めることができます。
学歴不問の企業を見つけるには?
学歴不問の企業を見つけるには、媒体と視点を変えることが成功のカギです。
一般的な求人媒体(リクナビやマイナビ)では、暗に「大卒以上」が条件となっている場合も少なくありません。学歴不問で挑戦できる企業を探すには、「特化型の就職支援サービス」や「若年層向けエージェント」を活用するのが近道です。
大学中退者におすすめの求人サイト
中退者の採用に積極的な企業は意外と多く存在します。探し方さえ間違えなければ、あなたを必要とする会社に出会える可能性は十分あります。
中退でも評価される職種と企業の特徴
大学中退前に知っておきたいのが、学歴よりも人柄や成果を重視する業界・企業があることです。
中退=不利ではなく、選ぶ業界によっては「行動力」「自主性」「柔軟性」などがプラス評価されることも。スキルや経験を積み上げやすい職種を選ぶことで、むしろキャリアのスタートダッシュが可能です。
中退者が評価されやすい業界・職種例
業界/職種 | 特徴 |
---|---|
営業職(BtoB/無形) | 実績評価・学歴不問文化あり |
IT・Web業界 | スキル重視、職歴より実力重視 |
接客・販売職 | コミュニケーション能力重視 |
あなたの個性や努力がそのまま評価される職場は、確実に存在します。中退という経歴は、うまく活かせば「自分で動ける人材」の証明にもなります。
大学中退後に成功した人の事例を紹介します
いくら準備をしてもいざ、大学中退するとなると不安は残るものです。でも実際には、中退後に自分らしいキャリアを手に入れている人も多くいます。
中退をきっかけに「納得のいく道」を選び直せる人は強いです。ここからは、実際に大学や大学院を中退しながらも、就職・転職を成功させた3人の体験談を紹介します。
それぞれがどんな選択をし、どんなサポートを得て、どう乗り越えたのか?を知ることで、あなた自身も「中退しても大丈夫」と思えるはずです。
大学院中退を決心し就活を始めた23歳
フリーターで就活経験もなかったりすると、就活って気難しく考えてしまうけれども、思っている以上に担当者は頼りになるし気軽だった。 正社員になってどうしようなど0から考えて、色々な不安を膨らませないで済みました。「一人じゃない」「何かあった時は助けてくれる」っていう安心感が、意外と自分の中では大きかったです。
ハタラクティブ 「みんなの就職エピソード」
「就職できるか不安」だった自分を支えてくれたのは、想像以上に頼れる就職サポートの存在でした。
大学院を中退した時点で、職歴もスキルもゼロ。不安しかなかった23歳の彼が就職を成功させた背景には、担当者の丁寧なカウンセリングと孤独じゃない環境がありました。
プロに相談してよかったこと
- 「履歴書の書き方すらわからなかったけど、一緒に整理してくれた」
- 「面接練習を通じて“自分の強み”を見つけられた」
- 「就活の初期から内定後のフォローまで伴走してくれた」
自力では不安で進めない就活も、正しいサポートを受ければ中退後でも十分巻き返せる。就活は一人で抱え込まなくて大丈夫です。
音楽大学中退後、ITエンジニア就職した女性
音楽に熱中していた経験と有名ホテルでの結婚式のサービスマンの経験から、技術職で専門性を高めていく仕事で、かつ対人スキルも活かせるようなお仕事というところで、インフラエンジニア職を目指して行くことを決意
UZUZ 志半ばにして大学中退…高卒になった女性の内定獲得物語
音楽に熱中していた経験と有名ホテルでの結婚式のサービスマンの経験から、技術職で専門性を高めていく仕事で、かつ対人スキルも活かせるようなお仕事を希望。
最初は未経験で厳しいと思われていたIT業界でしたが、Tさんには体面の良さそうな話ではなく、Tさんの人柄・人間性・過去の経験が読み取れる話をしてくださいとお伝えしましたところ順調に面接を突破。
CCNAの資格勉強などの努力も相まって、無事に内定を頂くことが出来ました!とのこと。
大学中退からITエンジニアに転身したT.Kさん
普通の人より自立するまで随分遠回りをしてしまったかもしれません。でもひとつひとつが必要な経験で、今に至るまで道はすべて地続きだと思うので後悔はありません。初めて誰かにやらされているのではなく、自分で選択したこのネットワークエンジニアの道を本気で突き進んでいこうと思います。
UZUZ 大学中退からITエンジニアに転身!未経験でも就職成功できた理由
回り道をしても、自分の選んだ道を本気で突き進めば「納得のキャリア」に辿りつける。
大学中退後、フリーター生活を経てネットワークエンジニアへ。T.Kさんは遠回りこそが人生の糧と感じられるようになったと語ります。
- アルバイトで社会経験を積みながら、夜間にITスキルを独学
- 転職エージェントの紹介で未経験歓迎の求人に出会う
- 初めて「やらされる仕事」ではなく「自分で選んだ仕事」に就けた実感
大切なのは学歴ではなく意思と行動。中退しても、あなた次第でキャリアはちゃんと積み上げられます。
ネット上にある大学中退者の後悔は実際どうなの?

ネットで「大学中退 後悔」で検索をすると、過去に大学を中退した人がどんなことで後悔をしているのかが出てきますが、実際のところどうなのでしょうか?
実際、僕自身も大学中退者ですが周りにも大学中退している人が多いので、後悔している理由について同対策しておけばいいのかを考えてお伝えしておきます。
ネット上にある大学中退者の後悔
お金と時間の無駄を後悔する
お金と時間のムダを後悔している人は多いです。大卒という肩書が欲しくて進学をしたのはいいけど、中退すると高卒扱いになりますし、支払った学費は返ってきません。
ただ、僕のように大卒に頼らず仕事をしていると、早めに損切りができてよかったとプラスに考えることもできます。
そのため、大卒を活用して就職したい人からすればわからなくもないですが、就職以外の選択肢も考えられる柔軟な人間であれば、早めに損切りができてよかったと前向きに考えられるはずです。

支払ったお金や時間に関してはどう足掻いても返ってきませんので、これからの人生をどう生きるのか、改めて考えてあげることが大切です。
高卒だと第一志望の企業へ就職できず後悔する
第一志望の企業が大卒以外お断りの企業の場合、大学中退してしまったことを後悔してしまうケースがあります。
ただ、大卒以外は書類で落としてしまうような会社に本当に行きたいと思うのであれば、今からでも勉強を頑張るなり、一定期間バイトをして学費を稼いだりして本気を出せばまた復学して新卒採用も狙えます。
大学中退そのものが後悔するわけではなく、大学中退となってしまうまで原因に対策しなかったことに後悔をするのではないでしょうか?
そのため、大学中退を前向きに検討している時点で若干手遅れなので、これから大学中退してよかったと思えるために行動する方が大切です。
大卒よりも年収が低くて後悔する
大学を中退してから就職できたとしても高卒と大卒で初任給や給料が異なる企業だと、安月給に後悔をしてしまうケースもございます。
確かに同い年の後輩が大卒だと自分より昇進が早いとか給料が良いとなると学歴コンプレックスが発症してしまうかもしれません。
ただ裏を返せば、大卒には負けないぞと仕事に励み、副業等の他の収入形態を考えてあげることで対策はいくらでもできます。

最近では会社員がすべてではないので、フリーランスや副業など大卒よりも大きく稼ぐことを目標にして励んでみるのもおすすめです。
まだ間に合う大学中退しない方がいい人の特徴

大学中退を検討はしているものの、無理をすれば通学はできそうな人の場合、以下に当てはまったなら大学中退しない方が良いかも。
大学中退しないほうがいい人の特徴
就職して安定した暮らしを手に入れたいと考えている人
正社員になって安定した暮らしを手に入れたいと考えているのであれば、大卒を手に入れておいたほうが、経済的にも選択肢の多さを考えても大学中退はしないほうがいいです。
高卒で選べる就職先と、大卒で選べる就職先の選択肢は大きく変わりますし、年収に差があるのも事実データとして出ています。
求人数業界No.1のリクルート社が運営するリクナビNEXTによると、大卒以上の求人数が47415件ありました。すなわち、高卒の人が選べない求人が4万件もあるわけです。
ただ、今の世の中は正社員だろうが安定した暮らしは約束されていませんので、安定した暮らしを手に入れるには大卒以外に必要なことが多数あります。
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単位が取れなくて留年確定で中退する人
成績不振によって留年確定の人で中退する人は結構多いと思います。ただ留年するくらいなら中退すると決断してしまうのは時期尚早かもしれません。
そもそも学習したいと思う意欲がわかないのであれば、仕方ないのですが、ちょっと遊びすぎたかもしれないとか、バイトをしすぎたとか、原因が特定できているのであればもう一年通えばなんとかなります。

確かに、1年分の学費が上乗せされるのはイタいところですが、平均的な生涯年収が1億円を超えていることを考えると100万円くらい安いものだと割り切れる人もいるのではないでしょうか?
休学という奥義が残っている人
大学中退を決断する前に休学という必殺技が使えたりします。
中退をしようとしている理由が、何であれ中退後のライフプランやキャリアプランが明確になっていないのであれば、一旦休学でとどめておくのも一つの選択肢です。
僕は2年間休学した後に、中退を決断したのですが、2年間で社会人疑似体験みたいなことをしていたのでライフプランもキャリアプランもある程度見えた状態で中退できました。
もし、あなたが大学中退してからのことは大学中退してから考えようとか思っているのであれば、別に休学でもいいのではないでしょうか?
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大学中退後になにをするのか。就職する以外にも選択肢を持っておくとリスクヘッジにもなりますし後悔する可能性をけいげんできるのでおすすめです。
例えばどんな選択肢があるのかというと以下の通り。
大学中退後の就職以外の選択肢
- 他の大学への編入
- フリーター
- 職業訓練校
- 留学
- 起業
- 休息
- 資格取得 など
どれが正解とかは本当になくて、あなたが納得できる選択肢を選んであげればいいだけ。
僕が選んだのはたまたまフリーター×副業だったのと、資格取得に関しても多少お伝えできるので、下記記事でまとめてます。
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最初はフリーター×副業がオススメな理由
大学中退後にフリーターになると人生終了なんていわれていることがありますが、決して人生終了にはなりません。
ただ、後先考えずフリーターを続けていると、将来結婚したりするときには経済的に不安もあるかもしれませんので、副業と組み合わせるのがおすすめです。
フリーターは正社員よりも、残業も少なく時間やお休みにも融通が利きやすいので副業に時間を当てやすいメリットがあります。
大学中退後、特にやることが決まっていないのであれば、とりあえずフリーターとして生活費は稼ぎつつ、プラスの収入を得られる副業にチャレンジしてみてください。
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副業から始めて起業まで行くのも夢があります
大学中退後フリーターと副業から始めた上で、正社員よりも大きく稼げるようになった時には、会社を起こして数名に手伝ってもらう夢も描けます。
大学中退をしながらも、大きな会社を経営している有名な社長も多いです。
最初は副業で生活費を稼ぐくらいの感覚で始めたとしても、稼げる金額が増えてくるとどのくらい頑張ればいくら稼げるのかが見えてくるようになります。

一人でやることの限界を感じたときには、新たに手伝ってもらえるスタッフを募ったり、起業をして従業員を増やしてみてもいいので夢のある世界です。
とりあえず資格を取得して自信をつけるのもあり
「副業なんて自信がないです...」と自分に自信がなくなってしまっている人は、資格取得もあり。
資格は副業と違って、答えが本にまとめられているので、あなたの頑張り次第で取得できますし、資格取得が成功体験となって自信にもつながるからです。
比較的取得しやすく、得た知識が役立つ資格としておすすめしたいのは以下の資格。
大学中退者におすすめの資格3選
- FP
- 簿記(日商簿記検定)
- 宅地建物取引士(宅建)
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スキルを選ぶポイントと学び方(スクール/独学/実践)
就職が目的ならおすすめの就職サイト3選

大学中退がもう免れない人の中で、いち早く就職を選択したいならおすすめの就職支援サービスがあります。
大学中退者におすすめの就職サイト
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他の求人サイトを使うと、どうしても大卒以外の人はブラック企業を紹介されがちなのですが、UZUZではブラック企業を徹底排除して紹介してくれるので安心です。
まずは、どんな求人を紹介してもらえるのかを聞くために無料のカウンセリングを受けてみてください。
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UZUZ(ウズキャリ)の評判・口コミは?既卒・第二新卒の人は必見!
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大学中退を検討している人が良く抱える質問

親にバレずに大学中退はできますか?
親にはしっかり話して大学中退したほうが後悔しません。
状況によってはバレずに中退まではできるでしょうが、うしろめたさを残したまま正月やお盆に毎回親と顔を合わせるのは、生きた心地がしないでしょう。
そしていつの日か、告げる瞬間が来るか、バレる日がやってくるので、後悔するのも時間の問題です。一応バレる可能性がある項目だけ紹介しておきます。
ケース | 補足 |
---|---|
実家暮らし・親が郵便物を管理している | 大学からの退学通知でバレやすい |
親が学費を負担している | 授業料の未納通知が届く |
奨学金を親名義で借りている | 日本学生支援機構(JASSO)の返済開始通知で発覚 |
中退は「隠すべきこと」ではなく、「これからを変えるための選択」です。どうしてもバレたくない場合でも、あとで発覚するよりも、今の気持ちを正直に伝える方が信頼を築けます。
奨学金の返済はどうなるの?
中退時まで借り入れていた分の返済がスタートします。
たとえ途中で退学しても、貸与型奨学金(無利子・有利子ともに)は「借りた金額全額を返す」義務があるからです。しかも、中退の翌月から返済が始まるケースが多く、急な支払いに戸惑う人も少なくありません。
また、収入が安定しない間は「返還猶予」や「減額返還」の制度もあるので、不安な人は念のためチェックしておきましょう。
中退後の生活費はどうする?
生活費は、アルバイト・実家暮らし・公的制度の活用で乗り切る人が多いです。
中退直後はいきなりフルタイム週5日勤務をすると体調を壊しかねません。とはいえ収入源の確保が最優先課題になります。一人暮らしを続ける場合、最低でも月10万円前後の生活費が必要になるため、対策は早めに立てましょう。
方法 | 内容 |
---|---|
実家に戻る | 家賃・光熱費がかからない |
長期バイトを始める | 週5日勤務で月10万〜15万円確保 |
就職支援サービスを活用 | 未経験でも応募できる求人あり |
失業給付や公的制度を活用 | 条件を満たせば月数万円支給も |
んまぁ正直、大学の学費の支払いがなくなった分、1年単位で見たときの支出は減りますし、仕事に費やせる時間も増えるので、そんなに心配する必要ないと思います。
まとめ:大学中退してもよかったと思いたいならライフプランを!

大学中退してもよかったと思いたいなら、中退する前に中退後のプランニングをしっかりしておくことが大切です。
一見デメリットが多そうな大学中退ですが、ライフプランやキャリアプランが明確になっているのであれば、例え親であっても、だれにも文句を言われる筋合いもないですし、しっかりと悩んで出した結論なのでもうあとはやるだけです。
もし、ライフプランやキャリアプランが明確になっていないのにもかかわらず、大学中退を何となく決めてしまうのはとてもリスキーなので、大学中退を検討の方はより一層キャリアプランの明確化を考えてみてください。
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