この記事で解決できる内容
※タップすると該当箇所までジャンプできます。
「MBTI診断って、全然当たらないんだけど…」MBTI診断を受けて、モヤモヤを感じたことはありませんか?
性格診断の中でも人気のあるMBTI。しかし、「当たらない」「結果が毎回違う」といった声も多く聞かれます。就活のタイミングや、転職を考えているタイミングで自己分析としてMBTI診断を利用したけど当たらないなら意味ないと不安に感じる人も多いかもしれませんね。
ただ実は、MBTIはあなたの“すべて”を言い当てたり、断定したりする診断ではなく、性格の“傾向”を知るためのヒントにすぎないのです。
この記事では、
- MBTI診断が「当たらない」と感じる理由
- 診断をうまく活用するための考え方
- 筆者が実際に診断を受けた結果とリアルな感想
を基に、MBTIを意味ある自己分析ツールに変えるためのヒントをお届けします。
ちなみに僕自身も、「こんな一面あったんだ!」と気づくきっかけになったので、まだ試したことがない人もぜひ一度受けてみてください。一度受けてみたことのある人も、この記事を読んでから再度結果を見てみると違った見方ができるかもしれません!!
信憑性の高い自己分析なら
合わせて読みたい
-
-
将来に不安を抱える社会人におすすめの自己分析ツール30 選!
続きを見る
MBTI診断って当たらないの?そう感じる理由とよくある声

MBTI診断をやってみたけど、「なんか違う…」「全然当たってない気がする」と感じたことはありませんか?
実際にSNSなどでも「毎回タイプが変わる」「友達と話しても自分だけ違って違和感がある」といった声は多く見られます。
ではなぜ、こういった“当たらない感覚”が生まれるのでしょうか?ここでは、MBTI診断が当たらないと感じる主な理由について、3つの視点から整理してみます。
MBTI診断が当たらないと言われている3つの理由
- 診断結果が毎回違うから
- 周囲の評価と合わないときの違和感
- 好きな人との相性が合わないと診断されたときに当たらないと信じたいから
理由①:MBTI診断の結果が毎回変わるから
MBTI診断を複数回試したときに、その日その日で診断結果が変わることがあり、「当たらない」と言われることがあります。
しかし、診断結果が毎回変わるのには、以下のような理由があるのです。
MBTI診断の結果が毎回変わる主な理由
- 7つの選択肢から直感で選択するため、全く同じ回答ができない
- 結果がギリギリの境界線上にある(例:内向51% vs 外向49%)
- 回答者自身がまだ「自分の特性」を掴みきれていない場合もある
たとえば僕自身、ある日は「討論者(ENTP)」、また別の日は「論理学者(INTP)」と出たことがありました。

51%で内向的と診断されていますが、7つの選択肢をちょっとの誤差で、外向的に変わると論理学者ではなく討論者になるわけです。
すなわち、パーセンテージが50%に近い値があるほど、診断結果は変わりやすくなります。
MBTIはあくまでも“傾向”を測るツールなので、こうした微妙な変化が結果に影響を与えるのは自然なことなんです。
合わせて読みたい
-
-
MBTI診断の結果が毎回変わるのはなぜ?変わる理由と活用方法を紹介
続きを見る
理由②:好きな人との相性診断が“悪い結果”だったとき信じたくないから
MBTIは恋愛や人間関係での相性診断にも使われることがありますよね。でも、「好きな人と相性最悪…」の結果を見たとき、「これは当たってない!」と信じたいのもよくあるパターンです。
このような心理は、診断結果そのものよりも“感情の影響が強いことを意味しています。誰だって、自分の好きな人との相性は良いと信じたいもの。
確かに、恋人や片思いしている人との相性が最悪だった場合、「当たらない!」と信じたくなる気持ちはわかります。ただの感情的な願いであり、論理的に当たらないという根拠はどこにもありません。
当たる当たらないで診断結果を楽しむのもいいのですが、相性が最悪と診断されたからと言って、絶対に報われないとは限らないと僕は思います。なぜなら、全然違った価値観を持ちよせて2倍の人生を楽しむことができるとも解釈できるからです!

「恋は盲目」誰しも自分の好きな人との相性は良いと信じたいものですよね!
理由③:MBTIが当たらないと感じるのは、自己認識とのズレがあるからかも?
もうひとつ、「当たらない」と感じる理由に、自分が思っている性格と診断結果がズレているというものがあります。
これは、MBTIが「自分の無意識の傾向」を問うのに対して、回答者は「こうありたい自分」や「理想のイメージ」で回答してしまっているケースがあるためです。
MBTIが間違っているというよりも、自己理解がまだ追いついていないだけの可能性もあります。
そもそもMBTI診断でわかること|誤解されやすいポイント

最近TikTokやTwitterなどで話題になっているMBTI診断ですが、単なる占い感覚で試している人もいれば、本気で就活や転職のために「自己分析」として活用したい人もいるでしょう。
これから、MBTI診断を受けようと思っている人や、一度受けてみたけど、あまり納得のいく結果が出なかった人ももう一度「MBTI診断」を活かせるようにまずは、MBTI診断でわかることをまとめておきます。
MBTI診断でわかることまとめ
- 16タイプからあなたの性格タイプを診断!
- 無料で調べられるにしては有能!
- 信憑性を高めたいなら、課金したり研究をする必要がある!
MBTI診断では16タイプからあなたの性格タイプがわかる

MBTI診断は、あなたの心理的な反応を測定するために設計された性格診断テストです。
MBTIはマイヤーズ・ブリックス・タイプ・診断の頭文字をとったもので、下記4つの二分法を掛け合わせた16タイプに分類されます。
- 外向型(E):社交的で色んなことに興味を持つ傾向がある
内向型(I):控えめで1つの興味を掘り下げる傾向がある - 感覚型(S):五感で感じられることをありのままに受け入れる傾向
直観型(N):物事の背後にある意味や全体像を捉えようとする傾向 - 思考型(T):人の意見に左右されず客観的価値観を持って結論を出す傾向
感情型(F):主観的な立場から人間関係に引きずられやすい傾向 - 判断型(J):計画を立てて計画通りに仕事を進める傾向
認知型(P):リラックスできるマイペースにコツコツ続ける傾向
16Personalitiesでは、無料で診断することができ、性格パターン、強み弱みから、恋愛、友情関係まで幅広くあなたの特徴を知ることができます。
\ ありたい姿を見つけて転職できる! /
※ 利用は完全無料です!!
日本MBTI協会によると、16Personalities性格診断テストは、MBTIとは全く別のもので、質問も結果の出し方も、正式なMBTIとは全く異なると注意が期しているので、あくまで無料診断であることを理解したうえでお試し程度に利用してください!
実際にMBTI診断を受けてみた!手順&結果

百聞は一見に如かず。実際に僕が診断した手順と結果をお見せします。
STEP①:MBTI診断(16Personalities)へアクセス

まずは、16Personalitiesへアクセスしましょう。
「テストを受ける」をクリックすれば診断開始です。
STEP②:質問に答えていく

テストを受けるを押すと質問に回答できるようになります。
- 12分以内で終わらせましょう。
- 正直に答えましょう(たとえ、その答えが気にいらなくても)。
- できるだけ中立の答えは避けてください。
直感で選ぶために12分以内で終わらせることを意識してください。1ページに6問、全部で10ページの質問があるので、1問20秒程度で答えれば大丈夫です。
僕は読むのが遅いので10分程度かかりましたが、早い人は6.7分くらいで終わるでしょう。
ぜひ試してみてください!
STEP③:診断結果を見て自己分析

60問の質問に回答すると16タイプの中から、あなたがどのタイプかの結果が表示されます。僕の場合は「論理学者」でしたが、画像を見てもらうとわかる通り、内向型が51%なので次に診断してみるともしかしたら、外向型に代わっているかもしれません。

その場合は、論理学者ではなく、討論者となるので、よく診断結果が変わるという人はこのような要因が考えられるわけですね!
MBTIだけではわからない?深い自己理解に必要な視点

MBTI診断を通じて「なんとなくしっくりこない」「あんまり当たってる気がしない」と感じることもあります。
でも実は、それってMBTIが間違ってるのではなく、MBTIだけではカバーできない“あなたの深い部分”があるからかもしれません。
MBTIでは見えてこない自己理解の視点と、さらに深く自分を知るための方法について紹介します。
MBTIだけではカバーできない理由
- MBTIでわかるのは“性格の傾向”であって断定するものではない
- 自分では気づけない“価値観”や“思考のクセ”もある
- 本当の自己理解には“対話”というプロセスがとても有効
MBTIでわかるのは“性格の傾向”であって断定するものではない

MBTI診断は、「あなたはこういう性格です」と断定するものではありません。そのため「当たらない」のではなく、思考や行動の“傾向”を知るためのツールです。
たとえば「内向型」だからといって、ずっと一人でいたいわけではないし、「感情型」だからといって、いつも感情に流されるわけでもありません。
MBTIは、状況や気分によっても変化しやすい要素をもとに診断しているため、“当たっていないように感じる”のもごく自然なことです。
大切なのは、MBTIを自分を決めつけるラベルとしてではなく、「自分って、こういう面もあるんだ」と気づくヒントとして受け取ることです。
自分では気づけない価値観や思考のクセもある

自己分析をしていると、「なんだか自分のことがよくわからなくなってきた…」という壁にぶつかることがあります。
その理由のひとつが、自分では気づきにくい“無意識の価値観や思考パターン”があるからです。
人はどうしても「こうありたい自分」や「周りに見せている自分像」に引っ張られがち。すると、本当の価値観や判断軸が見えにくくなってしまうんです。
たとえば・・・
- なぜその選択をしたのか?
- 何に怒りや不満を感じやすいのか?
- どういうときにやりがいを感じるのか?
こうした「深い問い」に向き合うことで、初めてあなたの中にある本質的な価値観に気づけるようになります。
本当の自己理解には対話というプロセスがとても有効
MBTIのようなツールは「きっかけ」にはなりますが、本当の意味で自己理解を深めるには、他者との“対話”が圧倒的に有効です。
対話を通して得られるもの
- 頭の中のモヤモヤを言語化できる
- 自分では見落としていた強みや思考パターンに気づける
- 他者視点から新たな選択肢や可能性をもらえる
とくに「仕事」「将来」「キャリア」に悩んでいる人にとっては、キャリアのプロと一緒に自分を深掘りできる“キャリアコーチングがおすすめです。
合わせて読みたい
-
-
キャリアコーチングとは?実際に受けた体験談からメリットを紹介!
続きを見る
自分の“本質”に出会うなら
合わせて読みたい
-
-
ポジウィルキャリアが怪しいといわれる理由を実際に受講した体験談を基に紹介!
続きを見る
MBTI診断以外で自己分析に役立つ診断ツール5選

MBTI診断を実際に受けてみて、自己分析は楽しいことが分かったと思います。
MBTI診断では性格特性がわかる診断でしたが、ほかにも行動特性を調べることができたり、心理学的にあなたのことを分析できるツールがたくさんあります。
ここからは、MBTI診断以外にも自己分析ができるような診断ツールを紹介しておきますね!
本物のMBTI診断を受ける(日本MBTI協会)

日本MBTI協会によると、「16Personalities性格診断テストは、MBTIとは全く別のもの」としており、本物のMBTIを受検されたい人には、身近にMBTI認定ユーザーという正式な資格を持っている人に相談するように注意喚起しています。
大学のキャリア相談室には、資格ユーザーが多くいることもあるので、相談してみるのもおすすめですし、日本MBTI協会が紹介しているこちらのサイトでMBTI体験セッション(有料)もおすすめです。
10,000円と料金はかかりますが、無料の診断と比べて、結果を診断して終わりというわけではなく、MBTIの専門家(MBTI認定ユーザー)にサポートしてもらいながら、ベストフィットタイプ(もっともしっくりくるタイプ)を見つけ出せるため、充実度が格段に向上します。
16personalitiesをはじめとした無料の診断で納得のいっていない人は特に利用をお勧めします。
ミイダスのコンピテンシー診断

ミイダスのコンピテンシー診断は、転職サービスであるミイダスが無料で提供している自己分析ツールです。
コンピテンシー(行動特性)を8つの領域に分類しており、それぞれの領域について自己評価を行い、自分の強みや改善点を把握することができます。
この診断を通じて、自分のスキルや能力、そして自分が何を大切にしているのか、適職を見つけることができるので、まだ試したことがなければ無料ですので是非試してみてください!

無料で利用できるのに202問と設問数もボリューミーで、あなたにぴったりの企業も知れるとっておきのサービスです!!
\ 無料であなたにぴったりの企業だけでも知っておく /
※ 利用は完全無料です!!
DISC診断

DISC診断は、外向性、影響力、安定性、徹底性の4つの因子を分析して、4つのパーソナリティタイプ(支配型、影響型、安定型、徹底型)を定義します。
ビジネスの現場でリーダーシップやコミュニケーションスタイルの分析に用いられることが多いです。
VONVONのサイトで簡易診断はできますが、MBTI診断やBig Five診断と比べると質問数が少なすぎるため、信ぴょう性は低く感じます。
ただ有料で本格的に調べることもできるため、本気で自己分析をしたい人は、有料で診断してみるのもよさげです。
ストレングスファインダー

ストレングスファインダーは、アメリカの心理学者マーティン・セリグマン博士によって開発されたツールで、個人の強みに注目して分析します。
34の強みの中から自分に当てはまるものを選択し、それぞれの強みについて深掘りすることで、自分の得意分野やキャリアの選択について考えることができます。
具体的には以下の本を購入することで、アクセスコードを取得してウェブテストを受けられます。
診断結果と、本での開設をもとにあなたの「才能」や「強み」を分析し、活用できるような内容になっています。
<別枠>個性心理学

僕が、ビジネス研修で面白かったのが動物占いで知られる個性心理学です。
動物占いといえば生年月日で決まる動物によって性格や特徴が変化すると言われていますが、実は個性心理学という学問でしっかり研究された結果導き出されている信憑性の上がるお話があります。
自己分析というよりは、コミュニケーションツールとして使っていますが、自分の動物や相性のいい動物を知っておくことでビジネスの場、プライベートの場でも役立ちます。
以下の本で勉強すると、ただの動物占いが、話の聞き方や、癖、特徴から自己分析ができるだけでなく、恋愛や営業活動にもかなり有効に使え、素晴らしいコミュニケーションツールに早変わりしますので、興味のある方はぜひ読んでみてください!
合わせて読みたい
-
-
動物占いは当たらない!と感じているあなたへ伝えたい3つのエピソード
続きを見る
まとめ:MBTI診断をもとにあなたのやりたいことを見つけましょう!

今回はMBTI診断を用いて、自己分析を進める方法について紹介しました。MBTI診断の結果を元にあなたの性格傾向を客観的に把握し、当たっていないと感じた部分は新たな自分との出会いの可能性を示唆しています。
また、MBTI診断の以外にも今回紹介した診断ツールや、キャリア相談サービス、転職エージェントサービスなど様々な自己分析ができるツールがありますので、もっとあなたのやりたいことを見つけたい人はいろいろ試してみてください。